>>16
戦争で使用された化学兵器の副作用として生殖能力に障害が出た時代の話
生殖能力を保有する人類を選別し人類存続を図ろうとする世界
16才になる少年少女がその親たちと妊活を始めるシステムが出来上がっていた
その親たちは子孫を残すことができた人類で生殖能力は保証されている
要は16才になる少年少女の振り分けであった
一年間、少年少女はその親たちと生殖パートナーとして過ごし結果を出さなければならない
しかし性に目覚めた少年達はそんなシビアな事には関心が無い
例え相手を妊娠させられなくても1年と言う長い期間を好みの女性と過ごす悦びが増していた
パートナーとなる母親は指名できるが競合の場合は母親に選択権がある
そんなある町の少年とその友人が自らの母親を交換する事を策略する
計画が成功し憧れの友人の母への思いを遂げた主人公は幸福の絶頂にいた
そんな幸せな生活を送って3カ月経った頃、町市場で偶然、遠くに友人を見つけた
その横には友人に寄り添い幸せそうに笑みを浮かべる母親の姿があった
それから少年の葛藤がはじまる

セレモニーに似せた小説を考えてるんだが興味あるか?