皆に謝らなければならない。
俺は今まで
ヒロインというキャンバスの上に
間男が自慢の筆・マジカルペニ棒と白濁色の絵の具を使って絵を描けば
それだけで芸術になると思っていた。
しかし、そうじゃない。違うんだよ。
描いた絵はそれだけでは絵でしかない。
絵が至高の芸術として昇華するためには
張られたロープの外から絵を見つめるギャラリー
つまり
女が寝取られる様を見つめながら
遠くからシコ泣きする主人公がどうしても必要なんだ。
NTRという芸術は
シコ泣きする主人公と
主人公に感情移入しながら激しい怒りの衝動を利き手に込め
しこしこするアンチNTRの読者が完成させる。
どうして本質(そこ)に気付かなかったのか。
アンチの諸君。自信を持ってNTRを読んで欲しい。
君たちこそNTRの真の理解者であり、ファンである。
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