れいわ 9月8日 くもり

今更だけど君の名は。を観た。ここ7〜8年アニメ映画は観てなかったのに、最大の期待を込めて同居人を連れて。
なので元を取れたかという意味合いもこめて、かなり辛口になると思う。
そもそも、新海監督の作品は二つしか観てないし、ワタシ的にはこの二つは何も心にささらなかった。
むしろ、最後に既存の曲がどーんと流れ、前置きの長いPVを見せられてた事に、さらに醒めた。冷めた。どっちも好きな曲だっただけに。
思うに、曲名からインスパイアされて作ったとかいう映画が好きじゃないんだよね。
もともとアニメは昔から質で評価してたから、辛口なのはごめんなさい。

閑話休題。
前作はあれでも、今度こそ楽しめるかもと思い、こんだけ話題になるんだからと思ってプレミア席まで選んで座ったのよ。

で、結論から言うと、やっぱり新海監督らしかったな。何も変わらないという意味で。
終始抑揚無く見続けて、えっここでおわり?と言う感じだった。

終始劇中の二人に感情移入さえ出来ないのは何故だろうというのは前作からかわらず、
背景やモノはとても力が入っていて、見る人によってはスゴいと思うんだろうけど、そこまで凝っといて人物描写に味と言うか魅力がうすい。

それにお互いあんだけスマホいじってるんだったら、なぜ未来の世界に来てるのに気づかんのか、とか自分の町を調べるなり帰ろうとするなり考えないのか。
そんなのすっとばして東京に唐突に会いにいくとか言って三葉が出掛けるのも意味不明。そもそもお互いが好きになるのも何で?って思う。
黄昏時だけ会える、なんてのも教室で先生がちょっと説明した位で、あぁーそれでか!みたいな感動がない。手に書いた好きだには苦笑いしたワ。

しかも、前前前世って曲が主題歌ってのは知ってたから、前世で愛し合った二人が現世でまた出会って、というのを想像するじゃん。
その描写も特になかったのはびっくりした。なんでじゃぁこの歌つくろうと思ったんだよ、お前ら!みたいな。
色んな有名人も批評してるけど、決まって嫉妬だとか売れるもん作ってみろとかね笑
でも同居人いわく「面白かった」とのこと。むがー!お前もか〜。
と、そんな作品でした。ちゃんちゃん。