BSSの難しいところは相思相愛でもう後は告白するだけってところまで主人公と寝取られヒロインの関係性を描ききってお膳立てをすると必然的に一般ラブコメにおけるトゥルーエンド直前まで到達しちゃうってこと
その過程が綿密克明であるほどいざ他人棒にブチ抜かれた時の喪失感がすごい、いわゆる名作と言われる作品になる

ただこれを連作でやって期待を持たせるようにヒロインの心情をぼかすとエロ目的で集まったはずの読者の頭をラブコメ脳へと進化させる諸刃の剣でもある
ヒロインは実はこう思ってるはずとか主人公は次こういう行動を取るべきとかいやいや寝取り男イイやつじゃんなど
次回に向けて各人の信じるハッピーエンドを期待して論争を繰り広げる

そうなるとエロ漫画なのにラブコメ的に納得の行く結末を求めるファンの声で炎上しまくる
ただのエロ漫画では済まなくなるんだなぁ
エロのみを求める読者の声は果たして反映されるかどうか