タブーの軽重は納得できる理屈だ
そもそもNTRはタブーを含有するとは思うんだが、そうするとタブーの個人的許容/嗜好になるか
具体的にいえば、筋書き上、子を虐げるシチュの是非の判断基準はどこからくるのだろうか

月下香に置き換えれば、父子の関知しないところで唯子が牝奴隷化し、別離なく何食わぬ顔で牝奴隷/妻母の二重生活を送る、という筋があったとする
フィクションとはいえ裏で母が子を裏切っていたとしても、子が虐げられるのは好まない人は、この筋ならOKだろうか
仮の話を重ねるが、唯子が牝奴隷としてリョナ程でなくとも酷い目に遭っても、子を含め家族が虐げられれなければ構わないとも言い換えられるかもしれない
そうであるなら、やはりタブーの許容限度の話なんだろう

或いは筋でなく結末にあるとするなら、最終的に母が子のもとに帰るか否かの観点にあるんだろうか
これは月下香で唯子の心を取り戻せない結末に拒絶感を示すとも言い換えられる
緋色では悦子は子に娼婦と化した姿を暴露するものの、最終的に家族の下へ戻るが、これは許容範囲だろうか
こちらだとするなら軸は全体がハッピーエンドか否かという話になるんだろう