>>783
瑕疵ない善人が悪人に簒奪される一方で、そのまま悲劇寄りの結末を迎えたことに拒否反応の原因を見ている訳だね
語弊はあるが暁年、唯子に感情移入する場合、被虐的な結末は肯定し難いということ
そして、逆なら見解も異なるだろう、つまり卍に感情移入したサディスティックなストーリーは有り、との推測も
感情移入先が迎える結末が幸福なら肯定的、そうでなくば否定的、と

実に面白い
寝取られとはカタルシスをも性的嗜好とするもの、愛情と喪失感のパラドックスだと思っていた
その意味では、愛する妻の喪失などその頂点に位置するもの
基本的に悲劇を志向するものだろうと考えていた

が、作品の拒否反応に関しては逆の関係になり得る訳だ
つまり愛する妻が簒奪される様に性的興奮を覚える一方、悪人が利を得たままの結末には否定的、と

勿論個人差はあるとしても(この差の振幅が真逆までに振れるのも面白い)、実に興味深い意見をありがとう
NTRといってもそのジャンル内にマゾヒスティック、サディスティック双方を含む可能性があると気付けたよ