>>687
他作家の多くの漫画でも、離婚、別離しない限りにおいては、旦那や家族が弱み握られていたり
借金していたり、寝取られ性癖を持っていたり、旦那家族バレしなかったり等々と
何某かの理由付けして物語の整合性を保っている。
卍は基本性犯罪者。 そんな卍に対して暁年が妥協せねばならぬ理由が見当たらないんだよ。
他作家のヒロインのように、妻(唯子)が間男(卍)に靡いている一点のみでは
唯々諾々と言いなりになる理由がものすごく弱すぎるんだよね。

真っ当な人格を持った暁年が「愛しているから」という理由で唯子と共にあろうとするなら
まず卍から唯子を取り返す行動を起こすのが順当なのだが、その描写が全くと言っていいほどない。(一発殴っただけ)
そして、何故か自分の妻が間男にステージに立たされて好きにされるという、最悪の状況を唯々諾々と受け入れている。
断然優位にあるはずの暁年が、一体卍とどんな条件を交わせば、そんな狂気の沙汰としか思えない状況に納得できるのか?
秘密倶楽部の管理人の「関係者全員が納得した結果」、卍が優子に語った「ソイツが条件だったろ?」って言葉。
(ステージでの痴態を暁年に見せつけるという条件で、唯子は何を手に入れようとしたのか皆目不明・・・卍に抱いてもらうことなのか?)
それの指す内容がすっぽりと闇の中にあり、それを受け入れるに至った状況が不明すぎて納得できない状況に陥っている。
それが自分的には最大の「謎」ということになってるかな。 唯子も暁年もその心情が理解できないんだよね。
暁人も暁人で、彼も事件の関係者のはず。 彼は自分を抜きにして卍に母を差し出されたことに抵抗はなかったのかね?
どうしてあんなにもあっさりと母の所業を黙認するのだろうか?
秋月家にあって、卍との関係を受け入れるに等しい行為至った理由に疑問は尽きない。