一世一代の大芝居

作者は一種の悲恋のつもりで書いてるのかもしれないけどヒロインの話を書けば書くほど悪くいえばチョロイン、良くいえばストックホルム症候群にしか見えない
普通なら相手が真の愛情を向けて自分を大切にしてこようが心底憎らしい相手ならその愛情に基づく行為全てがただただ疎ましいとか気持ち悪いとかの憎悪の燃料にしかならないだろうに
「出会いが違っていれば」とかほだされるのはヒロインがそんなクソの真()の愛情でも良いぐらいにドアマットな人生送ってきたせいもあるかもだけどそれにしてもなあ
ご丁寧に作者が描写した過去の惨劇の一番の加害者に心を寄せる、更にもしその加害者が本当に改心していたらワンチャンあったとかをちらつかすとかないわ
クソヒーローのその後の話やその感想への返信とかからそうじゃないかなと思ってたけど作者このクソヒーローがお気に入りなんだろな
安直なハッピーは与えないけど犯した罪に相応しい惨めな末路も与えないし、この子はあのクソっぷりから改心して苦しみながら生きていくんです!えらいでしょ!って思ってるのが見える
指切断して贖罪のつもりで生きていくとかぬるいって指摘されても必死に擁護してたしな
だからヒロインにも徹底的に嫌わせるのではなくもしもを考えさせるんだろう
最初の短編の時から昔から良識派だったわけでなくヒーローと同様のクソだった友人がヒーローの変化を喜ぶとかの妙な描写があるなとは思ってはいたけどこの分だと友人編もヒーローに甘い見解を垂れ流すんだろうな