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○───< 総評と自由発言 >───────────────――─――─―─―─――─○
地元のとらが閉店したこともあって昨年の購入冊数はかなり減った。
それでも多くのいい本に出会えたのはラッキーだった。
この数年はNTR・陵辱に偏っていた自分の好みに変化を感じた一年だった。
従来マイナーだったこの手の趣味が一般化したせいか出版される本は増えたけど「こういうのが売れるんでしょ?」
という意図が見え見えなテンプレ作品が多くて琴線に触れるモノは少なかった。
やっぱりかわいい女の子はいいよね…
そういうわけで今回の選考基準は『かわいくて抜ける』

選外佳作について
ビフィダス『交わりの宿』
この人の高湿度の空気感は本当によい。
派手さはないけどねっとりしたセックスがエロいんだよね。
えーすけ『DOLLS』
5冊に入れるかかなり迷った。
ネトラセからのNTRというありがち展開なんだけど80pというたっぷりした尺でヒロインの心情を丁寧にじっくり表現
してるので凡百のNTR作品とは一線を画すモノになっている。
utu『くちどけピース!』
1冊を通してのクオリティの高さ。さすがベテランと言うべき。
これも「買って損のない」一冊だった。
orico『貪る女』
おっぱい
フルカラー本はセリフ付きのイラスト集みたいなのが多い(ほとんど)なのだけどこの人は短編ながらちゃんと抜ける
作品に仕上げているのが素晴らしい。
今後電書化が進んだ場合掲載誌のページ数制限もなくなるのだろうか。
この人の長編(といっても20pくらいでいいんですが)を読んでみたいと思う。