>>476
「この人の場合は本当に複数の並行が多いなって」
実は天城作品が先行事例ではないかと思うんですが、
(あと、館先生の『美母 童貞教育』)
牧村先生の場合は、この「複数母子並行姦」が
一つのジャンルとして確立していると思います。

以下、ちょっと語らせてください。
おそらく、長編官能小説は次の二種の要素で作品が構成されているかと。
それは
一人の女に複数回セックスをする 女体開発モノ
複数の女とセックスしていく   女体遍歴モノ

SM小説が「女体開発モノ」と相性がいいのは言うまでもありません。
そして、このSM系の流れからフランス書院の母子相姦作品が誕生します。
ところが、
女体開発モノ で母子相姦を描写すると、
意外な難点がでてきます。
それは、最初の母子相姦がもっとも禁忌度(=読者の興奮度)が高く、
あとは惰性になってしまうことです。
解決方法はふたつ考えられます
一つは母子相姦場面を終盤に持ってくる。
 ⇒ しかし、そこに至るまでが逆に退屈 
もう一つは初相姦後のプレイを過激化する
 ⇒ しかし、NTRなどを導入せざるを得なくなり、母子相姦味が薄れる
と、どちらも課題を残してしまいます。

この問題を解決し、母子相姦小説に一時代を築いたのが
牧村僚先生なのです!