怪文書とはこう言うのを言う


エカチェリーナに声を掛けた。こんにちは。俺はアドリアン13歳といいます。

貴女があまりにもきれいなので思わず声を掛けてしまいました。

これを差し上げます。

ラドミラにやるつもりだった品物をエカチェリーナに渡した。エカチェリーナは

驚いていたが悪い気はしていないようだった。あらありがとう。うれしいわ。

貴方はどういう子供なの。子供扱いされて悔しかったが、両親の名前を云うと

良く知っているようだった。あらそれじゃあ遠い親戚にあたるわね。

また会うかも知れないわ。それまで元気にしていてね。また声を掛けてね。

アドリアンはすっかり惚れ込んでしまった。ラドミラ用に同じものを買った。

カラガンダまで皆でまた出掛けた。

★アドリアン13歳、ラドミラ時期不明

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