たしかに、クオルデンツェは、長年対シュピアゼイクで戦ってきてそのことは王国も応援しているので、
シュピアゼイク領を全部併呑しても、王国では、表立って文句をいわれることはないと思う。
しかし、今回ウィルクが戦う理由として掲げた「(圧政に虐げられる)隷祖解放」という文句は、
他の貴族(例えばアテラハン)が深読みすれば、今後、クオルデンツェが同じ文句を掲げて自領に侵攻してくるのでは?
という疑念を持つと思う。
秘かに対クオルデンツェ包囲網を作られても困るので、
他の貴族の疑念を緩和するため+ムカデ対策として、
敢えて完全併呑しないという方向もあるかなと・・・