>>72
かなり昔この板にトー・クンスレがあって、そこでトー・クンの諸作は訳者の創作、そんな書き込みを読んだ憶えがある。
当時は与太話、真偽不明の噂ぐらいの認識だったけど、こう具体的な証言が出てくると俄然真実味が出てくるな。

そもそも翻訳といっても逐語訳するわけでもないし、訳者の創作センスによるところも大きいから訳者の作品といえないこともないけどさ。
それに実際、海外作品の版権を取って、翻訳・出版ってけっこうな手間仕事、作品選択、版権交渉のバイヤーにも人件費はかかるし、なんちゃって翻訳と考えた方が出版社の規模からしても合理的だ。

これまで書院の初期の翻訳作品が絶版になってるのは、単純に版権切れと思ってたけど、むしろ偽表示が問題化することを怖れて絶版扱いにした、そんな気がしてくる。

してみると、(似非?)翻訳ポルノハードカバーでスタートした「フランス書院」という出版社名もそれらしくみせようとしたネーミング?
意味深に思えてくるわ。