再読してちょっと気になった処をいくつか
佳奈・香山では舞台になる組織のイニシャルにSとMが多用されるのはお約束
「銀行女秘書・ダブル牝奴隷」では珍しくA銀行
発表時の1999年は都銀の合併・再編期の真っ最中
Sだと住友、さくら、三和が連想されるから使えなかったのか?
しかしAではあさひ銀行が引っ掛かるのでは?
むしろMで連想される三菱は当時既に東京と合併して東京三菱になっていたから使えたのでは?
三井は既に合併、行名変更でさくらになっていた

それにしても総会屋がネタをちらつかせて銀行役員付き秘書を差し出させる構造には、「昭和かよ」のツッコミしか浮かんでこない
官能小説を書くにはいい時代だったんだなぁ