マナ(mana)は、太平洋の島嶼で見られる原始的な宗教において、神秘的な力の源とされる概念である。
人や物などに付着して特別な力を与えるとされるが、それ自体は実体性を持たない[1]。元々は、メラネシア語で「力」という意味であり、漢字表記だと「瑪那」となる。

SFファンタジーの世界にマナの概念を取り入れたのは米国作家ラリイ・ニーヴンで、小説『魔法の国が消えていく』の短編「終末は遠くない」(Not Long Before the End)の刊行(1969年)が最初とされている