>>309
唯子が満司の元に再び戻ってしまった後の事。何かの法要で再び一族が集まった時、出席したアキトシと
アキトの前に喪服姿の唯子と卍が現れる。
(満司も唯子も以前は親類、縁者だったのだからあり得る。親戚一同に顔向けできないなんてことは気にしない男だ。)

「唯子!」 一年以上ぶりに見た妻の姿に思わず駆け寄るアキトシ。手を伸ばし抱きしめようとして唯子の胸に抱かれた
赤ん坊に気付く。

「こ、これは・・・この子は?」 唯子は辛そうに眼を逸らし小さく 「御免なさい・・・」 と呟く。

そこへ満司の大きなガタイがヌゥッと割り込み 「俺の自慢の恋女房と可愛い子供だ。意味もなく遊びで近づくのは遠慮してくれ。」

と言われただ呆然とするアキトシ・・・・



以前書き込んだものに今さっき届いたリーフレットの内容を加味した妄想だがアフター
で唯子が満司の子を産むとしたら夫と息子が唯子が出産したことを知らないまま過ごす
展開は無いだろう。どこかでその事実を眼にする筈だ。

本編の終わり方から考えると今後の展開で唯子の出産は必要な要素だろう。
作者は秋月家に一切の救いを与えない算段らしいからそうなる可能性は高い。
耐え難いほど胸糞悪い展開だが今までのような宙ぶらりんの救いがあるのかないのか
分からないエンドで終わるよりましかも。

それで初めてアキトシもアキトも絶望の底から前へ進める気がする。
出来ればその時に彼らにいくばくかの救いか希望のような物があればいいと思う。