もちろん元の家族を捨てさせるっていうのは、調教としてある種の頂上ではあるだろうけど
その頂上を踏んでしまったらあとは坂を転げ落ちるしかない
満司は満司なりにやっぱり唯子に執着は持ってて、そんな無価値な女にはしたくないんだろうと思う
だから自分を選ばせこそすれ、元の家族を捨てさせるっていうエンドゲームに進む気はないと

満司の子供を望んで産むってことに関してだって、なぜかそうなるなら離婚するものって考えてるひとがいるようだけど
俺はたぶん結婚したまま、名義上は暁年の子として満司の子を産んだんだろうなって思ってる
だってそれが可能な条件が揃ってるからな
暁年は自分から、自分が味わってる地獄に唯子を巻き込んで、一緒にいるって道を選んだ
あとはもう発狂するか唯子を手放すかの二択しかない
唯子がなにを望んでなにをするかの選択に関して暁年はなんら関与する権利を持ってなくて、すべて受け入れるしかない状況になってる

あと聖満IFエンドの言及があったからってあれが聖満の子だってのはやっぱ無理がある
あのリーフレットは、本編からはかけ離れたそれこそ「IF」でしかなくプロットしか存在しない聖満ルートじゃなくて、本編から連続したもしかしたらの世界の話
その場合に唯子が新しく妊娠を望む「夫ではない男性」ってのは満司でしかありえんと思うし、その子を心から愛情持って抱けるのも満司の子である場合しかないと思う