>>71
「うっ!……くくっ……」
明が両腕を彼女の背中に回し、力いっぱいに抱擁すると涼子はあまりの息苦しさに呻いた
裸の体同士、ひとつになるように密着させると、彼女の体の柔らかさと張り、肌の艷やかさをより感じることができ、明はその充実した抱き心地に歓喜した
セーラー服を身に纏い通り過ぎる姿を、憧れのまなざし……いや歪んだ欲望の対象として見つめていた少女が、いま腕の中にある!その想いが明の獣欲をさらに燃え上がらさせた
硬い男の体が突き込まれ始めた
「あっ!……もうやめて……あっ!……いやっ……」
繰り返される彼女の懇願に混じり、体が突き込まれる度に喘ぎが洩れる
傍らに散らされた涼子のセーラー服と下着に目をやりながら、官能を昂ぶらせていく明は、さらに腰の律動を烈しくし、やがて絶頂をむかえると彼女の体内に体液を放出していった
「ああ……」
体の中に熱さを感じ、絶望感に苛まれた涼子は哀しみの声を上げ、同時に気が遠くなっていくのを感じた