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「ほうら、きれいなお尻が真っ赤になったぞ!」
明は嬉しそうに言うと、焔のともったままの蝋燭を手にする
「もう一度だ!」
ヒリヒリ痛む鞭による擦過痕に熱い蝋涙が落ち、涼子を先ほどよりずっと激しい熱さが襲った
「きゃあっ!熱いっ!……」
「真っ赤になったお尻をまた白くしてやるぞ」
「ああっ!……熱いっ!……もうやめてくださいっ!……ああっ!……」
涼子の必死に上げる悲鳴と哀願の声は、せつないほどの悲壮感に溢れ、明には尊さすら感じられた
それゆえに明の嗜虐の炎はさらに燃え上った
「それ!背中もだ!」
明は彼女の背中に張り付く黒髪を横にはらうと、白く輝く背中にも熱蝋を垂らした
「ああっ!……熱いっ!……やめてくださいっ!……」
明は熱蝋の責めを続けながらベルトを手にし、蝋涙で穢された涼子の臀部に振り降ろしていく
「ああっ!……」
縛り合わされた両腕と両脚は痺れ切っている
剥き身にされた盲目の白い隷奴の涼子は、暗闇の中、男の限りのない欲望にさいなまれていくのだった