不憫ヒーローが好きなので、あらすじでちょっと期待し過ぎてしまった
あらすじに克明な描写は無いと書いてはあるけど、克明な描写の前後はあると思ってたら
ヒーローが初めて男に犯された時や女を抱かされた時、それが日常になってからの心情は無く
そういう過去がありましたよーって程度にしか触れられてなくてガッカリ
ヒーローは同時期に生かされた赤目の人間でさえあれば別にヒロインで無くても
何なら男であっても同じように執着して愛したんだろうなとは思うけど
ヒロインとの約束を守る(&自分の為に泣いて貰う)為なら自分の目を失う事も厭わない程の
強い想いっていいよね
そしてヘタレw(描写は少ないけどヤることはヤりまくってる)
ヒーローの執着心はもっと前面に押し出して欲しかったし、過去の虐待や性行為関連もだし
せっかく不憫なのに全体的にヒーローの心理描写が物足りなくて残念だった
でもでも、ヒーローにサプライズなお膳立てで場を調えて貰ったうえではあるものの
ヒロインが自分の力で結構激しめに復讐を成し遂げたのは好印象(※グロ注意)
サブタイトルの※的に復讐完遂後のエロは無しか…と思ってたけど、復讐の過激さで吹っ飛んだわw
過激なのに雑なもいいw
それでも2人への仕打ちと比べると全っ然生温いけど、あそこまでやるヒロインって中々居ないよね
※作中の「王侯貴族」は王族と高位貴族を指してるっぽい
子爵は王侯貴族じゃないような事を言ってて混乱した