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関係者の証言からイジメの全貌を把握した「週刊文春」取材班は、仲良し5人組のメンバーだったBさんとCさんに話を聞いた。
Bさんは記者に電話で、こう答えた。
「事実と違います」
Cさんは、インターホン越しにこう話した。
「(イジメについては)事実と異なるということだけははっきりさせておきます。これ以上のお答えは差し控えさせていただきます」

だが取材班が内藤さんのもとを訪れると、当初は戸惑っていたが、徐々に重い口を開いた。

「KKさんやAさんからのイジメが原因で、学校を退学したことは、紛れもない事実です。
わたしは退学した後、2年間ほどひきこもりになりました。家から出るのも怖くなってしまって・・・・・・。
私は、KKさんに人生を狂わされたと思っています」
KKさんとAさんにも、事実関係の確認を求めたが、回答はなかった。

「人生を狂わされた」というイジメとはどんな内容だったのか。