全てダメ、作り直せ、以上である。
 キャラクリにしても宿の料金にしても二週目の難易度選択にしても、ゲーム
内で「最初」にアドバイスが無い。
 モトネタがある本作なのだから購入者はモトネタを強く意識する。であるの
に、髪型のアドバイス、ジョブ特性やスキルの詳細(効果が発揮する範囲や威
力に直結するステータスの開示)、装備制限に関する注意と武器の差異、等々
細かい説明がまるっきり無い。
 しかも最悪な事に「作り直しが事実上不可能」、これはもう、ふざけんなよ
作者! とプレイヤーはなって当然。
 仕様だからいいだろ、ときっと作者は思っているのだろう。
 だからはっきり言ってやる「だったら説明しろ」と。リードミー? 誰も読
まねぇよ。ゲームなのだからゲーム内で伝えてなんぼ。
 この掲示版を作ったのも邪推するが、作者が負けず嫌いなタイプだからであ
ろう。
 離隔、臭い物には蓋、という短慮な考えだ。
 自己正当化しているからこそ「人の意見は十人十色」という単語で逃げ、自
身は一切返信しないというスタンスを取り逃げに徹底したわけ。
 これはグーの音もでない正論が来た場合、言い負けるからである。
 作者がそれっぽく自己を正当化しているので私も正当化してあげよう。
 世の中には「一列一体に不満に感じ、異口同音な意見」も実際あるのだよ。
 押し付けたいシーンやセリフが先にあり、ゲーム部分やプレイヤーの心理な
ど二の次な作者は、一度頭をリセットすることを勧める。
 スク○ニが頑なに魔法や召喚獣の演出にスキップ機能をつけないのも同様に
自分達の作ったオナニーを「見てみてどうよ! すごいっしょ俺ら」とひけら
かしているのが良い例だ。
 作者の自慰は極力スキップ可能にするべき、これが理解できない点で時代に
取り残されている古き証左、ゲームクリエイターとしては失格の烙印。
 関話休題、言帰正伝。
 本作がここまで酷い出来栄えであることを、私は全精力を持って流布しよう
と誓おう、これ以上可哀想な犠牲者を出さないためにだ。
 昨今増えた「プレイヤーのことを考えぬクリエイター」は一人でも撲滅して
ほしい。全てダメ、作り直せ、以上である。