おはよう
やたらイジメられる藤和工場はどういった音声を作ってるのか気になったので買ってみた
https://i.imgur.com/QmcpOsg.png

■仕様
mp3 320kbps、台本、差分、画像同梱、本編は3トラック 23:30+32:30+12:30の一時間ちょい
心地よい春っぽい環境音の中、そこらじゅうで色んな人がやたらセックスしてる空間に迷い込んだ話、春の野原っぽい音にアンアンあえぎ声が混じったりする
自家醸造であると思しき効果音環境音は普通に良い、ノイズも丁寧に取ってあるのか、聞こえない
ただトラック分けにやや難点があり、やはり導入部分とプレイ部分は分けた方が良い

■演技
藤和工場いわく偽京都弁らしいが、おっとりうっとりと雰囲気を作ってしゃべるのでなかなか良い、関西生まれとしてはだいたい合ってると思う
耳舐めは平均的な上手さ、演技も平均的に+な演技
あんまり特徴はない、初心者声優を自称しているが、これだけできりゃ十分なレベルに達していると思う
悪いところはない 耳に息のかかる感じも良い、これからも頑張ってくださいと言いたくなるけっこういい声質

23分のトラック1で3266文字と文字数がそこまで多くもないが、トラックが長いのはおっとりと読まれる偽京都弁のせいだろう

■台本
何をされるのかよくわからないタイトル、野点という言葉が茶道やってない限りあまり聞き慣れず、一般的でないのでフォローが欲しかった

それ以外は本当に特徴がなく、変な空間で出会い→耳舐め手コキ→パイズリ→本番とするだけ
舞台設定はエロに都合がよく面白いと思うが、あまり活かしきれていない、その「庭」というオープン密会空間の描写も少しはあったほうが没入感が得られたに違いない
基本的な音声文法はすべて押さえている感じで、ん?と思う点が無く、さらりと聞けるのはいいがやっぱりプレイにもあまり特徴がない
強いてあげれば御所車というマニアックな体位が出るところか

あと、ノじゃなくて乃としたほうがタイトルはよりよくなる気がする

■総評
少なくともクソではない、かといって佳作でもない
制作においてこだわった点や売りである点をもっと強調したほうが良いかと
藤和イジメについてはやや不当な印象を受ける