>>385
結局話は我執がどういう奴だったかに戻ると
落ちぶれた自分を認めてほしかっただけだ、我執の罪が数えきれない悲劇を生んだ、これに尽きると思う。
我執にとって許せないのは自分が認められない、期待されない、失望される、自分に向けられると思っていた賞賛や好意が他人に向くことで、我執がやらかしたことの背景にはいつもこれがあったと考えると納得できる。
トラウに愛を感じたのは落ちぶれた自分をそのまま「善い人間」と認めてくれたから。
仮定の話になるけど最初にシスマに我執が上陸した時、従者をつれていなくて我執一人だったとしたらそこで話は終わってたと思う。
研究ほっぽりだして死ぬまでトラウと暮らしましたおしまいと。
それを考えると正気を失った我執がそれでも呟いている「君さえいればそれで良かった」はトラウに対する最大レベルの言い訳に感じる。