はじめてシリーズでハァハァ みんな仲44はじめてスレ
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||【おにいちゃん5つの誓い】
||1.休みの日に限らず、積みゲーを差し置いてはじるす/いしゃ/ABCでハァハァすること
||2.仲間のおにいちゃんに出会ったら、己の萌えにかけて熱く語り合うこと
||3.もし地雷だったとしても泣かない、暴れないこと
||4.割れ物には手を出さず、製品を買ってハァハァすること
||5.好み_,.'⌒ uやコス;,.'⌒aくてもあきらめずに脳内補完で,⌒'.,ァすること (.,_
||__E[]ヨ'´ ヽ , '⌒⌒ヽ /^£゙⌒~£ヽ ,'´》《゙⌒》《゙i. , '⌒⌒ヽ ⌒ `ヽ
. ! 〈ノ )))) ノノノノ)))) 从 i(((ノ))))从 ん'ミ((ノ))));; ((((ハリノ)! .((((ハ )>.!
. ノ! l.゚ ヮ^人 从!゚ ヮ゚从 .从i|゚ ヮ゚从 ノ, ヾ!゚ ヮ゚ノ! ヽ 从゚ヮ ゚リ i 人゚ヮ ゚.!从
'(´ノ⊂)H!つヽ ⊂)个iつ ⊂)i.ーilつ (( (iつとi) )). .⊂i个(⊃ヽ, (.⊂!H(⊃) )
_____∧_____∧_____∧______∧_____∧______∧_
/荒らし、宣伝コピペを貼られないよう基本的に sage進行でお願いね、お兄ちゃん☆ \
| 関連スレ>>2-10のどこか、にあるからね♪、おにいちゃん! |
第1弾「はじるす」はつばいから12周年経過だよ!おにいちゃん♪
けれどきっと、宏(仮名)雅文(仮名)雅尚(仮名)和彦(仮名)は言うだろう。
何年経ったかが重要なのではない、
どれだけ深く強く双子ズを愛してきたか、その日々がどれほどに永く狂おしいほどに輝いているのかこそ自らに問え、と!
<<前スレ>>はじめてシリーズでハァハァ たの43いっぱい はじめてスレ
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1246706018/
Studio Ring OHP ・・・(2013年11月現在、停止中?(ノд`)・゚・。
ttp://www.studio-ring.co.jp/
ZERO OHP
ttp://zero.product.co.jp/
はじめてのおるすばん〜りにゅーある〜 OHP紹介ページ
ttp://zero.product.co.jp/products/rusu/
はじめてのおいしゃさん〜りにゅーある〜 OHP紹介ページ
ttp://zero.product.co.jp/products/isha/ >>201
なるほど。
どうすっかな、金額のことだけ言えば30万や50万はぶっ込めるんだが。
そうするとこれ成立した時に俺が出資?に応じてCD100枚とか200枚とかもらっちゃうのか。
売れってことかそれは。
うー・・・む。やっぱこういうのは皆で盛り上がらないと成立しにくいんだろうなあ。 そうでもないと思う>「皆で盛り上がらないと成立しにくい」
よほど火がつかない限り、この手のファン主導のクラファンて、
一部の超熱狂的支持者=少数の大口投資家に頼ったものになりやすい
そういう出資構成にしなかった主催者のミスだと思う。
でも今からでもまとめた大口出資者は喜ばれると思うし、
達成率7割くらいまで行くと小口出資はついてくるんじゃないかな
今みたいに望みが薄い状況だと、クラファン事業者に
2割持っていかれて何も残らず終わりだから
小口出資者も集まらない だめだったけどあきらめてないね
https://twitter.com/crazy_ouji
LINEスタンプはちょと欲しいな 10周年とき結局なんもできなかったから
年末に向けてSSでも書くかなあ、久々に。
しかしお題が…。 LINEスタンプは「元がアダルトゲームだから」という理由でダメらしい
でもまぁ活動をあきらめていないみたいだし、がんばってほしいものだ 11がつほす!(・∀・)スーグジュウニガーツダガガガ めりーくりすます!いゔ♪
めりーくりすますいゔ♪
しおりたんさおりたん
めりーくりすますいゔ♪
ゆうなたんまいなたん
めりーくりすますいゔ♪
ななみたんこのみたん
めりーくりすますいゔ♪
あゆかたんまゆかたんいつきたんゆうきたんひとはたんふたはたん♪
めりーくりすますいゔ! お兄ちゃんおにいちゃん(お姉ちゃんおねえちゃん)
あしたはめりーくりすますっ♪ .☆.
,个、 Merry Christmas!! 2016 in Hajimete-series thread
A * ミ
彡;;;;;†;;;;♪ヽ, めりーくりすます♪しおりたんさおりたん♪
○彡ノノ △ミミ,,, めりーくりすます♪ゆうなたんまいなたん♪
彡 彡gg〜田,,ミ, めりーくりすます♪ななみたんこのみたん♪
,,彡◎ノハjミミミヾ, めりーくりすます♪あゆかたんまゆかたん♪
⌒⌒i⌒i⌒⌒'゚゚ めりーくりすます♪いつきたんゆうきたん♪
| | めりーくりすます♪ひとはたんふたはたん♪
┣┳━┳┫
┣┻┳┻┫ めり〜! お兄ちゃんおにいちゃんお姉ちゃんおねえちゃん
┗━┻━┛ あなたが一緒に過ごすのはだぁれ? 祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!
祝! ななみとこのみの教えてABC 祝!
祝! 発売13周年 ! 祝!
祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!
おめでとー! ななみたん!おめでとー!
このみたん!おめでとー! 西村Twins!
おめでとー! for all fellows
13年っつったらあれですよ産まれた子がちうがくs・・・
るす・いしゃんときも同じこと言ってた気がするので言わないと。
クリスマスの次の日なのでななこのの二人には
街に繰り出してピーク過ぎて空いた豪華れすとらんでお食事でも! 祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!
since 2001 to 2016
とてとて! はじめてのおるすばん ぱたぱた!
えるぼっ! 祝!発売15周年! えとえと!
祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!
おめでとう!しおりたんさおりたん!15周年!
おめでとう!宏(仮名)たち、おにいちゃんお兄ちゃん&お姉ちゃんおねえちゃん!15周年!
おめでとう!中の人たち! 15周年!
おめでとう!当時のスタッフの人たち!15周年!
おめでとう!はじるす〜はじめてシリーズを支えたぜんぶの人たち!15周年!
おめでとう!あと10こくらいおめでとう!
とうとう15周年ですよ15周年!
しかーし!ここもまた双子ちゃんたちと俺たちの到達点ではなく!
続く続く童t…もとい道程の!巡り巡る果てしない明日の明日への!
輝かしい通過点の一つなのですよ!諸君!
とゆうことで、それぞれこの15年でも、はじめて双子に出会ったときのはじめてでも
思い思いに浸りながらこのめでたき日をお祝いしませう、かしこ。 ところで。
15周年記念で、SS投下していいかしら?
まだ書いてる途中だから、今日(28日〜)、明日、ヘタしたら明後日くらいまで
だらだら断続するかもだけど。
かなり長文になりそうなんだけれども。
10周年のときには結局何にもできなかったから。
明日の朝くらいまで待って、それまでに「だめ!」っていうレスなければ
投下してみます。 エロくないけど記念画像。
ttp://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=60600171
>>213
よろしいかと思います
どうやら、「SSなんていらない!書くな!」というお声はないようなので。次から投下します。
今現在、書き途中ですが、だいたい筆運びの方向が見えたので、
だらだら断続的に投下しつつ明日中(夜まで)には全部レス投下し終える予定。
ただ、好き勝手に書いてますので、先に「ちゅうい書き」をば。
下記見て、「こんなもん読みたくない」「趣味に合わない」という方はすみませんが
スルーするか、専ブラお使いの方は、あぼ〜んしてください。
(あぼ〜んしやすいよう、Name欄に、SS投下中のみ捨てコテハン名入れます)
・このSSは、所詮は一ファンでしかない俺が、勝手に妄想膨らませて書きますた。
・このSSは、「はじめてのおるすばん」の後日譚、今日このときにありそうな(あるいは俺がそうあって欲しいと願った)筋立て、設定で勝手に書いてます。
・エッチはあります。
・リョジョーク、グロ、NTRはありません。
・SSと言いながら、かなりの長文になりますので、分割して投下します。
・分割は、今のところだいたい、5章〜立て予定。
・各章「1/X、2/X/…X/X」と複数レスに分割。
かつてあった、トナメのときの、長文SS分割レスとほぼ同様の方法になります。
・こういう投下方法なので、投下中に間に割り込みがあってもこちらは全く気にしません。
皆さんのレスを邪魔する気は無いので、投下途中だろうとなんだろうと、ご自由にいつもどおりレスしてください。
・しばらく2ch(ぴんく)で、長文レスをしていません。
行数文字数制限、連投制限などの仕様変化についていってないので、途中で「あ、こいつ事故ってるな」に見えたら、生温かく見守ってください。
仕事場抜け出し遅めの昼飯食いながらカキコカキコ。 どんなときも、黙っていても、目が回るくらい忙しくても、月日は巡る。
この身が、しやわせいっぱいダダ漏れのときも、不幸のずんどこ出血サービス中のときも。
病める時も健やかなる時も、富める時も貧しき時も、変わることなく。
そうしてまた、年の瀬がやってくる。
どばたっんっ!!!
「どわっ!?」
部屋を揺るがす音に、ぼくは思わず飛び起きた。
「・・・な、なにごと?」
年末になり、世間が休暇に入ったこの日、ぼくも油断満開で朝寝を貪っていた。
寝ぼけ眼で広くもないベッドルームを見回したけど・・・なんにも無いね?
ばたんっ! と更に油断していたら、ドアが勢いよく開いて元気な小悪魔が飛び込んできた。
「あ・・・。もうっお兄ちゃんってば! 早く起きて!」
「・・・おはよう、さおりちゃん。今日も元気だね」
小柄でほっそりとした美少女の悪戯そうな目がくりくりと動いて、きゅっと釣り上がり気味にぼくを見つめる。
ほそい腰に手を当ててきゅきゅっとポーズを決めるさおりちゃん。
榛色したさらさらの豊かなロングヘアが、まるで妖精の燐光のようにふわりと広がった。
少し厚手だけど体にピッタリしたトレーナーが、さおりちゃんのスレンダーなボディラインをきれいに浮き立たせてる。
でもこの時期に超ミニのホットパンツは、寒いと思うぞ。小悪魔かわいいけど。
「うぅぅ、おにいちゃんお寝坊さんだよぅ」
部屋の入口をバーンと腰に手キメポーズで塞ぐさおりちゃんの脇に、そっくりの愛くるしい美少女の顔が、ぴょこっとのぞく。
「・・・しおりちゃんも、おはよう。ふぁ〜あ・・・」
ぼやけた視界の中で、さおりちゃんと同じしおりちゃんのロングヘアが、窓から差し込む陽射しにきらめいて光の滝のように流れ落ち、天使の輝きが踊った。
しおりちゃんは、さおりちゃんとお揃いのトレーナーを着てボトムはジーンズ地のミニスカート。あれ? しおりちゃんもミニなの?
ああ・・・きれいだな、二人とも。・・・ぼぉ〜〜〜。 と、この世の天国みたいな光景に見とれていたら、痺れを切らしたさおりちゃんの、お怒りの声が飛んできた。
「って、お兄ちゃん! いつまでそうしてる気よ! 起きてってばぁ!」
「いやあ起きるよ起きる。うん、起きるんだけどね…ふぁ〜あ」
寝すぎだろうか、それとも過労かな。なーんか体がだるい。
起きてはいるんだけど立ちあがるのを体が拒否ってるというか…。
「・・・はや?」
「うに?」
うだうだと大きなベッドの上でだらけたままのぼくの股間に、双子の視線が・・・いたい、刺さるぞ。
「・・・お兄ちゃんってば。おちんちん・・・きゃっ♪」
すかさず、さおりちゃんが瞳をきらきらさせながらにじり寄ってくる。
言われてぼくは自分のあそこに目を落とした。おうっ! 今日も元気だ。
「いやあのね、これは生理現象でってもうそんなこと言わなくても二人には分かって…ちょっとさおりちゃん!」
「えとえと・・・おにいちゃん、それ・・・」
しおりちゃんもほっぺたを桃色に染めて、嬉しそうな恥ずかしそうな笑みを浮かべながらとてとてと寄ってきた。
「う…、し、しおりちゃん」
これはあれだ、疲れマ○。体が思うように起きてくれないのは、多分まだ血が回ってないからだ。
体に回る前にこっちに回っちゃってるよ。
とかそんなバカなこと考えてるうちに、さおりちゃんがぼくの寝間着のズボンをずるずると下ろし始めていた。
「お兄ちゃんってば、昨日もあんなにいっぱいあたしたちとセックスしたのに。うふ♪」
「ひゃっ!」
大事なアレを刺激されて、ぼくは思わず情けない声を上げる。
と、もう、ぼくの股間に顔を寄せているさおりちゃんの目の前に、ギンギンに勃起したぼくのアレがビビンっと飛び出していた。 「うふ…お兄ちゃんの匂い」
人形のように整った顔立ちのさおりちゃんが、目をとろんとさせて形のいいお鼻の先を、ぼくの鈴口にすりすりと擦りつける。
「ん、んん、おにいちゃん」
さおりちゃんの淫気に当てられたように、しおりちゃんが逆側からぼくの亀頭に、白桃のようなほっぺたをすりすりしている。
「や、ちょっと! 二人とも! っう…」
ぼくの左側からさおりちゃんが、右側からしおりちゃんが、同時に小さなピンク色の舌でぼくの亀頭をチロチロと舐めはじめた。
きゃしゃで少女特有のすらりとした、全く同じ双つの肢体が、ぼくの左右の足元にしなだれて横たわる。
ほっそりとして小さな、それでいて芸術品のように整った四つの手と指が、いきり立ったぼくの男根にまとわりつく。
しおりちゃんの小さなお口が、ぼくの竿をねっとりと愛おしげに舐めあげる。
さおりちゃんは早くも息を荒くしながら、ぼくの根元の敏感な袋をねっぷりと含み込む。
「おにい…ひゃ、ん、ぺろぁふ」
「ほ兄ちゃ、ちゅぷ…んん〜にゅむ」
「あ、あ、しおりちゃ、さおりちゃんん、っく」
白い二人の手と、二人の愛が形になったようにまつわりつく双つのちっちゃな舌が、ぼくをあっという間に追い上げていく。
昂ぶりが、快感が、欲望が止まらない。
「ああっ!」
「んん〜! お兄ちゃ…! おいしい…お兄ちゃんのおちん…ちん」
「あンはふぅ…れろ…おひぃひゃ…んふぅおにい…んぐっちゃんのおちんちん…」
奪い合うように、二人で分け合うように、しおりちゃんとさおりちゃんがぼくの肉棒を貪っている。
双子の絶世の美少女の涎と唾液で、ぼくの張り詰めた肉棒はてらてらといやらしくテカりまくっていた。
二人の興奮とともに、ぼくの快楽もとめどなく登りつめていく。 全身に熱い血が巡り、触覚が臭覚が視覚が聴覚が味覚が、ぼくの双子の全てを捉えようと全開になる。
「っふむ」
「あむ」
!! まるで申し合わせたように、二人は左右からぼくの亀頭をその小さなお口に含んだ。
二人のお口がまるで真空の球のように、みっちりとぼくのモノに密着する。その中で、小さな柔らかい双つの舌が巻きつき擦りあげ包みこみ撫で続ける。
心臓がバクバクと脈打つ。痒いようでくすぐったいような遣る瀬無い快感が、ぼくの中でバクハツ寸前だ!
「っ! しおりちゃん! さおりちゃ…もう、もう!」
「「ん、んんんっん! ン! ん! ン!」」
「!!」
ぼくは、双子の小さなかわいい頭を左右の手でぎゅっと掴みながら、二人のお口の中で果てた。
「…あ…あぁ…しおりちゃん、さおりちゃん」
こ、くんっと、二人がぼくの吐き出した欲望を小さなお口で飲み干した。
「おにいちゃ、ん」
「お兄ちゃ〜…ん」
ぼくは、とろんとした眼差しで微笑む二人をやさしく抱き寄せ、とろとろの二人のお口にきつく強くキスをする。
微かにぼく自身の匂いが沸きあがるが気にならない。それは二人がぼくに尽くしてくれたご奉仕の徴。
ぼくは二人のお口の中の唾液をすすり上げ、かわるがわる味わって飲みつくした。
「はぁ〜…しおりちゃん、さおりちゃん」
「……あふ…うん」
「ぁはあ…はぁ、はぁ」
すっかり火照った体を、二人が摺り寄せてくる。 「ん…もう起きられる、わよねお兄ちゃん」
あ。
「!? あやや! 朝ごはん冷めちゃったよう! あっためなきゃ!」
お。
「おにいちゃん、さおりちゃん、すぐあっためなおすから食堂に来てね」
そう言うともそもそとベッドから降りたしおりちゃんは、とてとてと部屋から走り出していく。
「ほーらっ 起きてお兄ちゃん!」
さおりちゃんが上気したままの顔でニコニコとぼくの腕を引っ張った。
「う、うん。起きるよ起きるから」
さすがにあれだけ血の巡りが良くなると、ていうか良くしてもらうと、今度は体のほうが勝手に起きる。
うっすらと汗ばんだ体に、部屋の中でも冷えている冬の空気が染み入ってきた。
「お兄ちゃん、ごはんの前にシャワー浴びちゃったら?」
「うんそうだね」
さおりちゃんに言われるまま、ぼくは部屋から出る。
背後から、いつもと変わらないさおりちゃんの元気な声が追いかけてきた。
「早くしてね! ごはん食べたら今日はおおそうじよ! あ・な・た♪」
ああ思い出した。そうだったね、奥さん。ぼくの奥さんたち。
ぼくは足早に浴室に向かった。キッチンのほうから、もう一人の奥さんが温める朝食のいい匂いが漂ってきた。
ぼくたち三人夫婦の日常が、今日もはじまる。
(第1章 了/ つづく〜) そう。
ぼくたちは結婚した。ぼくと、しおりちゃんと、さおりちゃんの三人で。
まあ待って。聞いている人の言いたいことはよく解る。日本には一夫一婦制という、なんとも不自由な制度があるしね。
細かい話は省くけど、とにかくぼくたちは結婚した。もちろんいろいろあったけどね。
ぼくの親戚一同には心底あきれられたし、海外から文字通り飛んで帰って来た両親には諦められた。
友人(?)たちには、犯罪だ卑怯だお前だけなんで、とののしられて血の涙を流された。
でも、雅文さんと雅尚と和彦と、しおりちゃんさおりちゃんのお友達の双子ちゃんたちは全力で祝ってくれた。
そしてしおりちゃんとさおりちゃんのお母さん、観月のお母さんが本当に嬉しそうに祝福してくれたんだ。
なによりも、二人と一緒に結婚したいと告白した時の、しおりちゃんとさおりちゃんの笑顔が忘れられない。
ぼくにはどうしてもできなかった。どちらかだけを選ぶなんて。
だってあの日から、ぼくたちはずっと一緒、三人で一つになったんだから。
あの日、しおりちゃんとさおりちゃんがぼくのところへ帰ってきてくれた日から、結婚するまでには少し時間が空いた。
ぼく自身、海外留学から帰って、一度はなんとか企業に潜り込んで、サラリーマンというものをしたし、
その間に三人で生活する準備はまじめにしたんだ。まあそれも今は別の話。細かい話は省くけど。 とにかく今は、ぼくが旦那さんで、しおりちゃんとさおりちゃんは、ぼくの奥さん。
こんなに嬉しいことはない。
「…なぁにお兄ちゃん、ニヤニヤして?」
「うに? あのえと、ごはん、どこかおかしかったかな?」
食卓を囲んでいた、さおりちゃんとしおりちゃんが、ぼくの顔を覗き込んできた。
いかん。つい、しやわせな気分に浸って顔がニヤけていたみたい。
「ん、なんでもないよ、しおりちゃんさおりちゃん。それよりも、今日はぼくのこと、おにいちゃんって呼ぶの?」
「あ…」
「えとえと…」
二人の顔がポッと赤らむ。かわいい。
「だってお兄…アナタだってあたしたちのこと、しおりちゃんさおりちゃんって」
「そ、そうだよおにい…えと、アナタ、わたしたちのこともちゃんと、しおり、さおりって呼んでくれなきゃ」
「ごめんごめん。なんか今日は昔のこと思い出しちゃってさ」
結婚してからしばらく経つんだけれど、いつまでも初々しい二人の奥さんを眺めて、ぼくはまた、しやわせな気分に浸る。 「そういえば、ちょうどこんな日だったね」
ぼくは、もじもじしている二人を微笑ましく眺めながら、ふとキッチンの窓の外に目をやる。
冬晴れの透けるような冷たい陽射しの中、寒い寒い北風が、梢を揺らしている。
「……」
「……」
寒い寒い、冬の日。思い出す、あの日の二人。そして今、ぼくの目の前にいる二人。
「よし、じゃあ今日は、『おにいちゃん』『しおりちゃんさおりちゃん』の日にしようか! 恋人時代に戻ってさ!」
「こ、こいびと…ムニュムニュ」
「うふ♪」
ますます真っ赤に、そして隠す様子もなく嬉し恥ずかし微笑む二人。ああ、かわいい。
「そ、れ、じゃ、あ! はじめましょ! おおそうじ!」
さおりちゃんが、勢いよく椅子からぴょんっと立ち上がった。
「よし、やっちゃうか!」
「うん、えとまず食器から片付けちゃうね」
「あ、あたしも手伝う〜」
さあ! 大掃除だ! 「さあ! やっちゃうわよ!」
さおりちゃんが、ほっかむりも勇ましく宣言する。
さおりちゃん、意気込みはいいけどそのスカーフ、海賊被りになってるよ…。きれいな髪も出したままだし。ま、いっか。
「うん、じゃあリビングからだね、さおりちゃん、おにいちゃん」
しおりちゃんはちゃんと、あねさん被りにしたスカーフの中に長い髪をくるくるとまとめてお掃除スタイルだ。
足元には手際よくお掃除道具一式がちゃんと揃ってる。こういうとこは、しおりちゃんならでは、だなあ。
普段、ぼくたちの生活の中心になってるリビングは、まあ汚れてはいないけどいろんなものが雑多に散らばってるね。
ぼくたちは、誰が言うでもなく自然と役割分担して片付けにかかった。
重いものを動かしたり運んだりはもちろんぼくの役目。
しおりちゃんは、端からてきぱきと掃除機をかけたりハタキを叩いたり雑巾掛けをしていく。さすがしおりちゃん。
「おにいちゃん、ちょっとこれ動かしてくれる? こっちまとめて掃除機かけちゃいたいの」
「おっけー」
「んしょ、っしょっと。次はハタキを…あ、あれれ? お、おにいちゃん! と、とどかないよう!」
「……背伸びしても届かないでやがる。小さすぎたんだ。 って、はいはい大丈夫、ぼくがやるよそこ」
まあこんなこともあるけど。
で、さおりちゃんは、というと。
「ん〜、これとこれとこれはいらないわ。お兄ちゃん! これゴミ出し!」
「はいっ!」
「これはしおりちゃんのね。こっちにまとめて、と。これはあたしのだからそっち…。…あ。お兄ちゃん! お兄ちゃんってば! これ片付けてって言ったのにまだこんなとこに出しっぱなしで、もうっ!」
「サー! イェッサー!」
驚くべきことに、さおりちゃんは整理整頓に異常なまでの才能を発揮するのだ。ぼくはもう言われるまま。
結婚前は炊事洗濯お掃除など家事全般を、しおりちゃんに頼りっぱなしだったんだけどねえ。
今じゃちょっとずつだけど、しおりちゃんと分担したり手伝ったりでなんでもやるようになったし。
「だってあたしも奥さんだもの。でしょでしょお兄ちゃん♪」って言われた時は、なんか嬉しいやら感心するやらだったけど。
三人寄ればなんとやら、ではないけど、あっという間に片付いていく。 リビングの次はキッチン、その次は普段使わないけど客間、そして次は、しおりちゃんの部屋。
「じゃあ、しおりちゃんのお部屋ね」
さおりちゃん、はりきってるなあ。
「うん、あ、えとえと、でもわたしのお部屋は昨日お掃除したから」
まあ、しおりちゃんなら、確かに普段からお掃除してる気もする。
「そう? じゃ、大きな不用品とかあればそれだけでも出しちゃおうか?」
一応、しおりちゃんの手に余る作業があれば、ぼくがこの際だからやっておこう。
「うんそうだね、おねがいするよおにいちゃん」
三人で、しおりちゃんのお部屋に入る。さすがに個室は小さめだけど、日常、しおりちゃん自身がするお仕事や私物が置いてある。
入ったとたん、しおりちゃんの女の子の匂いと、これなんだろう、甘いエッセンスの香りが。
「さっすが、お料理の先生のお部屋ね、しおりちゃん」
「ふぇ…うに〜」
さおりちゃんが、まるで自分のことのように自慢げにいうと、しおりちゃんが横で照れまくる。
そう、しおりちゃんは、お料理教室に通っていた経験を活かして、今じゃ自分が教えるほう、「みづきお料理教室」のしおりせんせ、なのだ!
小ぎれいに整理されたお部屋には、びっしりとお料理の本やレシピ集が詰め込まれている。
部屋の真ん中のテーブルの上に、味の調合用だろうか、ちょっとした調理器具とコンロと、あと…ビーカーやら試験管やらすり鉢やら小瓶に入ったスパイス類やら…あれ? 化学実験室?
まじめなしおりちゃんらしく、本格的だなあ。
結局、しおりちゃんの指示で、古くなって使わない器具や壊れかけたものを数点、ゴミ袋に分別して運び出して終わった。
とても楽ちん。 しおりちゃんのお部屋の次は、さおりちゃんのお部屋。
「えと、次はさおりちゃんのお部屋だね」
しおりちゃんが、手にした掃除機をきゅっと握りなおし、意を決したようにドアノブに手をかける。
そりゃ、なあ、さおりちゃんのお部屋だからなあ。
「ええ、お願いするわぁ」
さおりちゃんは、まったくいつもどおりでぼくたちをお部屋に招きいれた。
ごくり…。…。……。あれ?
しおりちゃんのお部屋と間取りはほぼ一緒の、さおりちゃんのお部屋。
入ると、さおりちゃんの女の子の匂いがほのかに漂う。
壁には様々なデザインのアクセサリーの写真や有名デザイナーの絵。
そしてファッション誌やアクセサリーとファッションの専門書籍が、これまた綺麗に整理されて並んでいた。
「あれれ? さおりちゃんもお掃除、した?」
しおりちゃんが拍子抜けしたように聞いた。中は、予想に反してピッチリと整頓されていた。
「ほえ? 1週間くらい前にならしたけど?」
その割には片付いてる。
部屋の真ん中のテーブルには、作業中のようだけど細かなビーズやフェイク・ジュエリーのキラキラ光る細かいパーツや工作道具が、ちゃんと整頓して並べられている。
テーブルに固定された万力やミニ旋盤もよく手入れされているようで、つややかに光っていた。
「ほー。これ、新しいアクセ?」
ぼくは、ちょうどテーブルの作業スペースに置かれていた作りかけの、小さな天使と悪魔?を象ったペンダントヘッドを覗き込んだ。
「そうよ、お兄ちゃん。ほんとは年内に間に合わせたかったんだけど。お店の人にもできるだけ早くって言われてるの」
そう、さおりちゃんは、好きだったアクセサリーの知識を活かして、今や作るほう、アクセサリー・デザイナーの「MIZUKI」ブランドのさおりせんせ、なのだ!
結局、さおりちゃんの指示で、お部屋の隅にたまった埃や作業中に出たゴミをまとめて捨てて終わった。
あれ? 楽ちん? 「さあ! 次はお兄ちゃんのお部屋よ〜♪」
「うに…、おにいちゃん、ちゃんとお掃除、してる?」
「……」
ぼくの部屋の前に立った双子の奥さんに挟まれて、ぼくはとても肩身が狭い。
いや肩身でなく、部屋の入り口が…。
「あっけまぁ〜す!」
あ…。すかさず、さおりちゃんが部屋のドアを勢いよく開いた。
「はや?」
「?!」
カオス。まさにカオス。
室内には本と書類の束とDVDや様々な箱やケースが渾然となって積み上げられた石柱が乱立し、置かれているはずの椅子やテーブルは資料と鞄の山の地下深くに埋もれて見えない。
壁一面を貼り付けた切抜きと地図と怪しげな図面が幾重にも覆い隠し、床は…床は…、かつて床であったであろう三次元の面方向は腐海に呑まれて久しいと思える。
足の踏み場、否や、この混沌の異次元に踏み込むには、熟練の技と研ぎ澄まされた天性の勘が不可欠。そう一目見たものをその場で納得させるだけの圧倒的な完成度、
世界観とも言うべきものが、目の前の不思議空間には満ち満ちていた。
わかりやすく説明すると、いわゆる「汚部屋」。
「…お! 兄! ちゃ! んっ! どーゆうことよこれは!」
「はは…」
「あやや…」
いやあ、なんと申しましょうか。
ぼくの使っている部屋も間取りは、しおりちゃんさおりちゃんのお部屋と変わらない。
ぼくの、仕事に使う資料置き場というか。
ぼくは、学校を出てから働きに出た。二人とちゃんと結婚して、三人でちゃんと生活できるように。
会社に勤めて、安月給だったけどちゃんとお給料ももらって、貯金もして。
でもやっぱりダメだった。だんだん忙しくなると、ぼくは、二人と過ごせる時間がどんどん無くなっていくのを感じた。
ぼくが前に、教授のつてで海外に留学した時と同じだ。
二人を幸せにしたい、二人と幸せな時を過ごしたい、二人に小さくても幸せな時をあげ続けたい、
二人の、幸せそうな笑顔だけを見ていたい。 でも結局、ぼくと一緒の時間が少なくなる分だけ、やっぱり二人は寂しそうだった。理屈じゃない、本当の気持ち。
だから、二人とも相談して、ぼくはライターになった。自宅ででもできること、二人とできる限り一緒にいる時間を増やせること、それが大事だった。
そのころになると、しおりちゃんさおりちゃんも、お仕事をしたいと言い出して、「お料理教室」と「アクセサリーデザイナー」をはじめた。
もちろんお仕事にかかる時間で、少しは別々に動くことになったけれど、それでもぼくたちがそれぞれ勤めに出るのとは段違いに
「一緒にいられる時間」を作ることができた。最初は、大変だったけれどね。
ぼくが会社で働いてた時の貯金と、雅文さんや雅尚や和彦や、両親たちが協力してくれて、中古で売りに出ていたこの家を購入できた。
まあ地方都市だし、それなりのお値段はしたけれどなんとかなった。
無理してでも家を買ったのは、しおりちゃんさおりちゃんと、ぼくの仕事場としても使えるようにするためだった。
仕事中も、昼も、夜も、いつでも一緒にいられるように。そして今、なんとかここまでやってきた。
なによりも、こうして一つの家で三人一緒に暮らすこと、三人がお互いの顔を毎日ちゃんと見ていられること、
ぼくはどうしてもそうしなきゃいけない気がしたんだ。
だから…
「だーかーらー! お兄ちゃん、どーしてこーなっちゃうのよー!」
「は、はひ、まことにすいましぇん」
「おにいちゃん…だからわたしがお掃除するよっていつもいってるのに」
「は、は、おっしゃるとほりで」
う…双子の視線とことばが痛い。
ま、この見た目では仕方ないか。
「いやだからねこれはそう必要にして充分というかお仕事の関係で資料とDVDの融合がねどうしてもタワーマンションと今度の新刊が…」
「んっ!」
「うに〜」
男の言い訳が二人の奥さんに通用するわけも無く、お説教食らった後、結局お掃除に入った。
しかしこれ動かしちゃうと後で探すのが…。はぁ…。 「っんしょ、と。おにいちゃん、このご本そっちでいいの?」
「あ、しおりちゃん、重いからいいよぼくが…」
「あ…」
しおりちゃんが抱えている本の束を受け取ろうとして、おもわず手と手が触れる。思わず固まるしおりちゃん。かわいいなあ。
ぼくたちもう夫婦だし、毎日のようにエッチしてるんだよ。ま、こういうところが、しおりちゃんらしいんだけどさ。
「ほら〜、早くやっちゃってお兄ちゃん!」
「はいはいやるよやるよ、さおりちゃん」
すかさず、さおりちゃんからお催促の声が飛ぶ。あれ? もしかしてぼくが、しおりちゃんに構ってるから嫉妬したのかな、さおりちゃん? かわいいなあ。
ぼくたち夫婦なんだし、いつも三人一緒なのに。ま、拗ねてみせるさおりちゃんもとってもかわいいんだけどさ。
「あら? …お兄ちゃん、これ?」
「ん? ああ、それか。今やってる奴」
片付けの途中、さおりちゃんが、ぼくの書きかけの原稿の一つを取り上げた。
「これ……、小説?」
「うん。書きかけだけどね。依頼があったんだ」
「小説? おにいちゃんすごいよ!」
「あは、あははは」
そう、ぼくはこれまで契約ライターみたいな立場で、商品紹介や紀行文やコラムなどいろんな文章を書いてきた。
がんばったのはもちろんだけど、いろんな人の縁ももらえて、そこそこの仕事を回して貰えるようになってて、なんとかぼくたち三人がぼくだけの稼ぎでも食べていけるだけは稼げるようになった。
好奇心だけは旺盛だし、言いたくは無いけど移り気なぼくには、性にあってたのかもしれない。あ、もちろん移り気っていうのは仕事のこと。愛してる人は、生涯しおりちゃんとさおりちゃんだけ〜。
あちこちでやたらと書いてたせいか、この前知り合いの編集から、物語も書いてみたらどうかと言ってもらえてね。現在執筆中。 「すごーい! じゃあお兄ちゃん、センセイじゃない! すごいわあ!」
「いやまだだって」
「うん、がんばってね、おにいちゃん」
「ああ、二人のためにもね」
うれしいけど、もうに先生になってる、しおりちゃんとさおりちゃんに言われるとなんか気恥ずかしい。
ぼくは、さおりちゃんの見ていた原稿をそっと手に取り、片付き始めたテーブルの真ん中にきちんと揃えて置いた。
そんなこんなで、双子の奥さんの厳しい容赦ない監視と指令の元で、ぼくの部屋は着々と本来あるべき姿を取り戻していった。
ああ〜、あの混沌感が良かったんだけどな〜。
ぼくの部屋を一緒に片付けた、しおりちゃんとさおりちゃんは、勢いが付いてしまったのか、その後も猛然とお掃除を続けていく。
玄関、廊下、おトイレ、そしてぼくたち三人のベッドルーム、お風呂。
途中、お掃除した後の玄関の飾り付けにナニを置くかで、しおりちゃんとさおりちゃんが、正面衝突したり、
お風呂掃除で三人とも泡泡になっちゃってもう少しでエッチなことになっちゃいそうだったりしたが。
ベッドルームは、普段から三人で使ってるからそれほどお掃除の必要もなく、というか、ここ、お部屋も広くないからほとんどベッドだけで部屋がいっぱいなんだよね。
この家に移ってきたとき、二人が絶対に三人で寝る!と強行に主張して、それはいいんだけど、三人が一緒に寝るベッドを探すのが意外と大変だったんだ。
三人で、って言っても、しおりちゃんもさおりちゃんも、とてもスマートでちっちゃいから、普通のダブルベッドでも入らないことないんだよね。
でも、まあ、その、三人で、エッチなことするにはやっぱり少し狭くて。トリプルベッドみたいのがすぐに見つからなくて、結局特注することにしたんだけど、
こういうのは日本じゃあまりなくて外人さん用のになっちゃったんだ。
それが、デカイの何のって。ぼくは、さすがに大きすぎるって言ったんだけど、さおりちゃんが
「あら? でもあたしとしおりちゃんに、赤ちゃんが出来たらみんなで寝るんだからこれくらい必要だわ」
って言われて押し切られた。
まあそれで、ぼくたちのベッドルームは文字通りベッドだけのルームになってるんだよね、今。 「ふう〜、終わった終わった」
「う〜ん疲れたわ〜」
さおりちゃんが、珍しく伸びをする。
「ふぃ〜、でもキレイにしたから気持ちいいよ〜」
しおりちゃんも、ぺたんと座り込んでいる。
お疲れ様、しおりちゃん、さおりちゃん。
ぼくは、そっとキッチンに回ってお茶の準備を始めた。
「…ほえ? お兄ちゃん何してるの?」
「え? ああ今、お茶入れるからさ」
「あやや! わた、わたしがするよおにいちゃん!」
「いいからいいから。しおりちゃんもさおりちゃんも、座ってて」
そう、がんばったぼくの奥さんたちに、せめてものぼくからの労い。
わたわたする、しおりちゃんとさおりちゃんをリビングのソファーに押し込んでいるうちに、お湯が沸き、お茶の準備ができる。
「おつかれさまでした! さあどうぞ、ぼくの大事な奥さんたち」
「えへ♪」
「うふ♪」
しおりちゃんが、昨日作り置いていたクッキーを出してきて、三人のゆっくりとした時間が流れていく。
外は寒い寒い冬。でもここは、ぼくたちのリビングは、きっと世界で一番あったかい。
(第3章 了/ つづく〜) 第3セグメント、分割をとちりましたスマソ。
次は、明日の午後か夜になるます。 大掃除、三人で力をあわせてなんとか終わらせた。うーん、掃除を済ませた部屋は気持ちがいいねえ。
午後ももう遅くなっている。冬の短い日は、そろそろ夕方の色合いを帯びてきていた。しおりちゃんもさおりちゃんも、大掃除をやりとげて少しほっとした表情だ。
しかし…
「しおりちゃんさおりちゃん、部屋はきれいになったけどぼくたちは汚れちゃったから、お風呂、入ろっか?」
「お、おふろ? おにいちゃんと、その、い、いっしょに?」
ぽてっとソファーに座っていたしおりちゃんが、おずおずと聞き返す。
「もちろん! みんなでさ洗いっこしt」
「だめよ!」
へ?! あ、あの、さおりちゃんさま?
「せっかくお掃除したのに! また汚れちゃうじゃない!」
言ってることは分かるが言ってることがよくわかんないよ、さおりちゃん。
「一日くらいお風呂はいらなくたってだいじょうぶよ! でしょでしょお兄ちゃん」
まあそうとも言えるけど。てゆうか、さおりちゃんがめんどくさがってるだけなんじゃ?
「でもでもわたし、汗かいちゃったし…その…ムニュムニュ」
しおりちゃんは、汗臭くなってるって気にしてるね。別にしおりちゃんとさおりちゃんなら、ぼくはぜんぜん気にしないけどね。
むしろその匂いを胸いっぱい嗅いでたいくらい。
とはいえ。あれだけお掃除したからみんな汚れてるのは確かだし。あ、そうだ。
「じゃあさ、久しぶりに行ってみる?」
「イク?」
「どこへ?」
ぼくは、きょとんとしてる二人を促して、近所まででかける支度をした。 冬の夕暮れの街。空はオレンジ色と藍色に染まり、星がちらちらと白く光っている。頬をなでる風が、きっぱりと冷たい。
「うう、寒いね、おにいちゃん」
しおりちゃんが、もこもこと巻いたマフラーの中からにこにこしながら囁いた。
普段着にしている淡い水色のウールコートと、踝まであるあったかそうな生成りのコーデュロイスカート、そしてさおりちゃんとお揃いの毛糸のマフラーと手袋で防寒カンペキ。
「でもほんと久しぶりだわぁ、みんなで銭湯にいくなんて」
さおりちゃんは、厚着をものともせず嬉しそうに跳ねている。
しおりちゃんとお揃いで色違いの薄桃色のコートに、さおりちゃんはケミカルウォッシュのジーンズを合わせている。毛糸のマフラーと手袋はお揃い。
ぼくは、三人分のお風呂セットを脇に抱えながら、着古した厚手のPコートのポケットに手を突っ込んで、両側を歩く双子の奥さんを代わる代わる見やった。
と、お風呂屋さんの前まで来た時。ん? なんか人がいっぱい。混んでるのかな今日は。
「あら?」
「ふぇ?」
異口同音に声が上がる。
「ありゃ? 雅尚じゃないか、久しぶり。ななみちゃんとこのみちゃんも一緒か」
「先輩もお久しぶりですね。今僕らも雅文さんと合流したとこで」
「よっ! 元気そうでなにより」
「お世話になってます」
「あー! ななみちゃんこのみちゃん、元気してた?」
「ゆうなちゃんまいなちゃん、このまえはわたしとさおりちゃんのお薬ありがとうだよ」
「あら! しおりちゃんさおりちゃん! あゆかちゃんたちも今きたのよ」
「先輩たち、相変わらずですね」
「和彦こそ、いつもにぎやかだなあ」
「「「「「「こんにちはぁ! いつも『カフェ☆ツインズ』ご利用ありがとうございま〜す!」」」」」」
うわ、六重唱だ(笑) あれ、このパターンは…。
「雅文さん、もしかしてお風呂の窯が爆は…」
「いやそんなことはないよ!(きっぱり)」
「た、たまたまですよ先輩」
そうかなぁ? しかし和彦のとこも、あゆかちゃんまゆかちゃんだけでなく、いつきちゃんゆうきちゃん、ひとはちゃんふたはちゃんも一緒とは。
「せっかくだから、みんなで入りましょうよ」
み、みんなで? 和彦、ここは普通の銭湯でだな。
「そうだね。こうしてても寒いから中に入ろう」
雅尚、おまえまで。
「「「「「「「「「「「「わあい! みんなでお風呂だぁ〜!」」」」」」」」」」」」
十二重唱キタコレ。ここまでくるとちょっとした女性(少女)合唱団だなあ。
しかし…前はたまたま貸し切り状態だったけど、ここ普通の銭湯だぞ? この前みたいに「みんなで一緒に」は無理なんじゃ?
がららっ…
中に入ると、ほんの数人だったが別の客がいた。
雅文さんが念のためにと、番台にちょこんっと構えているお婆さんに、みんなで一緒に入れるかと聞いてはみたがさすがに無理そうだった。
そりゃそうだよね。ぼくにしたって、しおりちゃんとさおりちゃんの、あの芸術ともいえるまっぱだかのかわいい裸体を他の野郎になんか見せたくない。
婆さん曰く、あらかじめ言ってくれれば貸し切りにすることもできないわけではないとか。
「ま、上村先生に言われても知ったこっちゃないけどね。ゆうなちゃんまいなちゃんに頼まれちゃったら三日前から誰も入れないよあたしゃ! ふぇっふぇっふぇ」
なんだそりゃ。聞いたらここの婆さんも、上村医院の常連さんだとか。雅文さん、人望ないのか。
結局、普通に男湯女湯に入ることになった。双子たちはちょっと残念そうだったが。
これだけのお友達と一緒に大きなお風呂に入ることはめったにないので、それはそれで楽しいのだろう。
きゃいきゃい騒ぎながら、とてとてぱたぱたと女湯に向かっていった。
こっちは残された旦那衆同士で、おとなしく入ることにしますかね。 かっぽーん…
風呂場に入ると、壁の向こうの女湯から、もうきゃっきゃと楽しげな声が響いていた。
「なつかしい〜」
「このみちゃん覚えてる?」
「んとねんとね…」
「わー広〜い!」
「まゆかちゃんたちは来たことないの?」
「いくわよ、まいなちゃん! とうっ!」
「とうっ!」
ばしゃ〜ん…
こっちでは、他の数人の男客とともに枯れた旦那衆4人が、にやにや顔でそれを聞いてる。うーむ美しくない。
「いやあいいなあ」
「なんか前にもそんなセリフ聞いた覚えがありますよ」
とりあえずざっと体を流し、ぼくらも湯船につかる。
壁の向こうからは早くも「びりびり〜」とか「あわ、あわがぁ〜あわあわ〜」とか可愛らしい声が上がっていた。
猛烈に見たいけど仕方ない。ま、こっちはこっちでゆっくりするか。
ううう…熱い湯が体にしみる。ふぅ〜。周りでは雅文さん、雅尚、和彦が思い思いにくつろいでいる。
「しかしたまには男同士ってのも」
「ふふっ 宏(仮)君はソレもありかい?」
「え゛? い、いや!?」
そんなやりとりも、なぜか懐かしい。
寒い寒い冬の日。懐かしい顔と過ごすこんな時間も、胸の中をあったかくしてくれる。
かっぽーん…
(第4章 了/つづく〜) 銭湯を出て、ぼくたちはそれぞれの家路に着いた。
せっかくだからみんなで食事でも、カフェ☆ツインズに行こうかって話も出たんだけど、残念なことに今日はお店はお休みで材料が足りないらしい。
年が明けたらまた、ということで、ぼくたちは帰り道に見つけたちいさな定食屋さんで簡単に夕食も済ませた。
家に帰ってくると、お風呂でリラックスしたからだろうか、ふわふわした疲れが出てきた。
ふと見ると、しおりちゃんもさおりちゃんも、ふにゃっとした顔つきでリビングのソファーにおとなしくしている。
家の中は程よくエアコンの暖房がきいていて、心地よい眠気がぼくたちを包んでいた。
床に敷き詰めた、毛足の長い乳白色のラグのおかげで、足もともほんのり暖かい。
と、さおりちゃんが、思い出したようにふにゃふにゃと立ちあがってキッチンでなにかもぞもぞやり始めた。
「おつかれさまアナタ♪ たまにはお酒でも飲む?」
眠気で半分上気した顔つきで、さおりちゃんが、ぼくとしおりちゃんにワインのボトルをかざして見せる。
しおりちゃんもさおりちゃんも、お酒は強くないんだけどなあ。でもせっかくだから。
ぼくはソファーに腰掛けて、栓抜きの長いスクリューを柔らかなコルク栓にキュッキュッとねじ込み、ゆっくりと上下させながら栓を抜いた。
たちまち芳醇な葡萄とアルコールの香りが広がる。
バカラのワイングラスに注ごうとしたら、グラスが一つしか置いてない。
「あれ? グラス…」
「ね、お兄ちゃん飲ませて」
僕が言い終わらないうちに、さおりちゃんが、悪戯っぽくウィンクしてぼくの右側からぺったりと抱きついてきた。
「……」
応えるように、しおりちゃんも、はにかんだ微笑みを浮かべてぼくの左側にぴたりと寄りそう。
ぼくは鋭い煌きを放つ一つだけのグラスに注いだ、深い暗紫色のワインを口いっぱいに含む。 しおりちゃんとさおりちゃんの、淡いピンク色のお口にそっとぼくの口を近づけ……
そしてやにわに、しおりちゃんの唇を貪るように奪ってワインを流し込み、さおりちゃんと絡みつくようなディープキッスを交わしてワインを吸わせた。
二人はこくんっこくんっとちっちゃなのどを鳴らしながら、血のようなワインを飲み干す。
「あん…おにいちゃんの匂いがするよ」
「ん…もっとちょうだい、お兄ちゃん」
うるんだ瞳で微笑む二人のお口の端から、つっと暗く紅い色の汁がこぼれ滴る。
ぼくは、何度も何度もワインを口に含み、自分の唾液と混ぜ合わせ、しおりちゃんとさおりちゃんの、小さな愛らしいお口に、双つの聖杯に注ぎ入れた。
そして何度も、二人のお口の中に深く強く舌を刺し入れてお口中を舐めまわし、ワインとともに残る二人の唾液をちゅるちゅると啜りあげた。
しおりちゃんの匂いがする。聖なるネクタル。さおりちゃんの匂いがする。天上のアンブロシア。
ほどなく、陶然とした表情の二人は、淫らにその小さな体をくねらせて服を脱ぎ捨てた。
真っ白なパンツを脱ぐと、ぷりんっとゴムまりのような子供っぽい二人のおしりが飛び出す。
ぼくは、二人を促してずるりと床のラグに、小さな双つの裸体を横たえた。
白の中の白、輝きの中の光、淫猥と背徳と聖愛の化身。
出会ったころと同じ、ほとんど起伏のないきれいなお胸で、ピンクに色付いた乳首がてらてらと輝いている。
ほっそりしたお腹で、形のいいおへそがひきつる。
子供のおしりがわずかに押しつぶされ、つるつるの二人の大事な秘裂は隠すものもなくぼくの目の前に晒されている。
すっとやわらかな縦すじを見せるあそこは、わずかに花開き、早くも愛の蜜をじゅんっと滲みださせ、ぬらりといやらしく光っていた。
ワインの香りに馬酔木のねっとりと甘い匂いが混じり合って、ぼくの鼻孔を満たす。
ぼくは自分の服を脱ぎながら、双子の卑猥で愛らしくて劣情をもよおさせる全裸の輝かしい肢体を、ねぶるように心行くまで眺めまわした。
しおりちゃんとさおりちゃんが、うるうると切なそうな瞳でぼくを求めている。 ぼくは、二人の長い長い髪にそっと手を這わせ、桃のような頬を、うぶ毛に光る頤を、つるりとした肩を、うすく肋の浮く脇腹を、何度もやさしく執拗に愛撫し続けた。
代わる代わる二人にキスをし、瞼を、貝のような耳たぶを、形のいいお鼻を、鎖骨のある胸元を、秘めやかな乳首を、整ったおへそを、舐め、吸い上げ、食んで転がす。
二人は、ぼくの手が、舌が、二人の肌に触れるたびに、可愛らしく淫らな声でさえずった。
しおりちゃんとさおりちゃんの、肌の舌触りと脇の下や胸元の汗を味わい、二人の甘やかな女の子の匂いを胸いっぱい吸い込むと、もう抑えが効かなかった。
しおりちゃんの上にさおりちゃんを跨らせ、ぼくはしおりちゃんの淫裂に浅くしかししっかりとぼくのペニスを刺し入れる。
「あン! おにいちゃんの、おに゛いちゃん゛お、おちん゛ちんがぁはい゛ってくるよ゛ぉ」
呻くしおりちゃんのお口を、さおりちゃんがキスでふさぎ、れろれろと互いのお口をむしゃぶり合うのが聞こえる。
そのままぼくは、さおりちゃんの腰を持ち上げて、しおりちゃんの中で浅く細かく動きながら、目の前にぱっくりとピンクの淫肉を晒すさおりちゃんのあそこをべろべろと舐めあげた。
しおりちゃんは夢見心地になりながら、さおりちゃんのお胸に自分の乳首を擦りつけている。
ぼくがしおりちゃんとさおりちゃんを、さおりちゃんがしおりちゃんを、しおりちゃんがさおりちゃんを、快感の高みに押し上げていくのがわかる。
!!!
三人の体が同時にびくんっと引きつり、体温が跳ねあがった。
そしてぼくは、しおりちゃんの中にどくどくと雄液を流し込む。
二人の女の子の花園が、噴出した淫蜜でべちゃべちゃになっていく。 くっ、と、しおりちゃんの体から力が抜けるのを感じたぼくは、まだ脈打っているぼく自身をしおりちゃんから引き抜いた。
そのままの勢いで、さおりちゃんの裸身を右に転がして股を大きく割り開き、手脚を押さえつけて圧し掛かった。
鈴口からだらだらと白濁液を滴らせ続けているぼく自身を、いやらしく開いたさおりちゃんの大事なあそこに深く強くねじ込む。
「ああっ! お兄ちゃん! お、お兄ちゃんのおちんちん! おちんちんがあたしのあたしの!」
涎を垂らしながらさおりちゃんが、いやいやをするように首を振って歓喜の嬌声を上げた。
ずんっずんっと、ぼくが肉棒をさおりちゃんの中に打ち込み擦りあげるたびに、さおりちゃんが随喜の悲鳴をあげる。
その声に引き寄せられるように、朦朧としたままのしおりちゃんがずるずると這い寄って、さおりちゃんに覆いかぶさり、ぺちゃぺちゃとお口を舐め合いはじめた。
ぼくは左手でとろとろに濡れそぼっている、しおりちゃんのおマメさんとおしりの穴をにゅるにゅる刺激し、右手の爪で、さおりちゃんのプツっと勃起した乳首をカリカリ引っ掻く。
熱に浮かされたように、ぼくたち三人はお互いの体と快感を貪ってぐにぐにと艶めかしく動き続ける。
寄せては返す波が、とうとう最高潮に高まって限界を超えるように、絶頂感がぼくたち三人を飲み込んだ。
!!!!!!
しおりちゃんが小さな体をきゅうううっと強張らせて、さおりちゃんに抱きつく。
さおりちゃんが細い体をよじって、膣内のぼく自身をちぎれるほどに締め上げる。
ぼくが痺れるような快感の中で、しおりちゃんのおしりと膣に指を突き込み、さおりちゃんの膣に絞りあげられて子宮にぼくの種付け汁をびゅるびゅると吐き出した。
快感は引かず、大きな渦のようにぼくたち三人を引きこんだまま回り続ける…いつまでも…。
ぼくたちの肌から匂い立つ卑猥でいやらしい体臭と、低くうなるエアコンの音が、室内をみっしりと満たしていった。 ぼくは、まだぐったりとしている二人の体を、ティッシュとお湯で温めたタオルでざっと清めてあげた。
それから、三人で裸のままふらふらとベッドルームに転がり込んだ。
はんぶん目を閉じかけている、しおりちゃんとさおりちゃんを、なんとかベッドに押し込む。
ぼく自身、足元がおぼつかないが、部屋の外にでてぐるっと家じゅうを回り、とにかく戸締りと火の元だけ確かめた。
ベッドルームに戻り、ぼくも裸のままベッドにもぐりこむ。裸のしおりちゃんとさおりちゃんの体温で、ほのかに暖かい。
すると、ぼくの両脇からもぞもぞと、しおりちゃんとさおりちゃんが、ぼくに抱きついてきた。
「あ、あれ? 寝てなかったの二人とも」
「ん…」
「んに…」
目を閉じたまま、二人はおだやかな微笑みを口元に浮かべ、きゅっとぼくにしがみつく。
しおりちゃんが、ぼくの左肩にちっちゃな頭を乗せ、さおりちゃんが、右肩にさらさらの髪の毛を乗せる。
ぼくはそれぞれの腕で、しおりちゃんとさおりちゃんをそっと抱き、二人の肌の温もりと、二人の甘い匂いを堪能した。
あれれ? また元気になってきちゃったよ。懲りないな、ぼく。
「もう、お兄ちゃんったらほんとにあたしたちのこと好きね♪」
さおりちゃんが囁く。
「えとえと、もう一回、する? おにいちゃん」
しおりちゃんが、耳元で甘えた声で言う。
「ううん、二人と一緒にこうしてるだけで、ぼくは幸せだから」
そういうと、左右から二人のちっちゃな柔らかい手が、ぼくの元気になったペニスをそっと握りしめて、更に肌を寄せてきた。
まるで、このまま三人が一つに溶け合っていけるように。 「ねね、お兄ちゃん覚えてる?」
「ん? なんだい、さおりちゃん」
「あたしたちの結婚式のこと」
忘れるわけがない。いや、いろんな意味で。
ぼくたちの式は知り合いのつてをたどって教会であげたんだけどね。
しおりちゃんもさおりちゃんも、二人がぼくのところに戻ってきてくれたときに来てたドレスを着て挙式したい、
大好きなおばあちゃんがわたしたちのために作ってくれたものだから、って言ったから。
あのときは、いざ式を始めようとしたら神父さんが「新婦が二人とは何事だ」とか言いだしちゃって。
結局、さおりちゃんの「だってあたしもしおりちゃんも結婚したいしたいしたい!」の押し攻撃と、
しおりちゃんのうるうる涙目攻撃で、堅物神父さんもあえなく陥落して式は挙げたんだけどさ。 「もちろん覚えてるよ、しおりちゃんさおりちゃん」
するとさおりちゃんが悪戯っぽく微笑みながら、あのときと変わらない可愛らしい鈴のような声で唱え始めた。
「健やかなるときも、病めるときも」
しおりちゃんの、愛くるしいやわらかな声が応える。
「喜びのときも、悲しみのときも」
ぼくが柄にもなく真摯に応じる。
「富めるときも、貧しいときも」
さおりちゃんが静かに続ける。
「これを愛し、これを敬い」
しおりちゃんが夢見るように交わす。
「これを慰め、これを助け」
ぼくは、二人の気持ちに応えるように言葉を紡いだ。
「その命ある限り・・・この命が尽き果てて、いつかぼくがしおりちゃんやさおりちゃんと死に別れたとしても、
魂ってものがあるならこの魂の限り永遠に、天国にいっても来世でもその先もずっとずっと、
しおりちゃんとさおりちゃんを、しおりちゃんとさおりちゃんだけを
真心かけて、尽くし愛し続けることを誓います」
「おにいちゃん・・・」「お兄ちゃん大好き」
ぼくたちは固く抱き合いお互いの匂いを、鼓動の音を、吐息を、肌の感触を、温もりを感じ合いながら
おだやかにひそやかに、何物にも代えがたい喜びの中で眠りに落ちる。
やがて目覚めれば、ぼくたちの、三人の、新しい一日がまた始まる。
おやすみ、しおりちゃん、おやすみ、さおりちゃん。
(全 了) 長々と、すんません。全文投入しますた。
内容や設定がお気に召さない人もいると思いますが、
その場合は「あるかもしれない可能性の一つ」くらいに読み流してくださいまし。
それでわ。
しおりたんと、さおりたんと、全てのおにいちゃんお兄ちゃん&お姉ちゃんおねえちゃんに
しやわせいっぱいありますように。
>>235
すいませんが、スルーするか専ブラでこちらのレスを全てあぼ〜してください。 ゆく るす
くる いしゃ
ありがとう2016年 ABC
大晦日はやっぱりお手伝い!
4年後のオ○○○oクなんて知りません
今年を来年を 今日を明日を
かわいい双子たちとふにふにいっしょけんめい暮らすだけ
それでも新しくめぐる年が 双子たちと双子を愛する人たちにとって
今年よりすこしでも良い年になりますように
さあ除夜の鐘聞いて煩悩を払え〜 しんねんおるすばん
あけましておいしゃさん
とりさん年にふさわしいようにABC
旧年に倍しましてみんなでお手伝い!
酉年の干支にちなんで
最愛の双子たちとはじめてしりーずとこのスレに(?)
今年は素晴らしい飛躍がありますように やたっ! 大吉だ!
いいことあるぞ 双子たち!
しかし双子たちへのお年玉は…51円(;∀;)ユルーセ 久々に来たらSSが!
ほのぼのかつHですばらしかったです 今日はふたごの日ですね〜
ちなみに双子の日は12月13日だそうです 祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!
since 2002 Spring to 2017
ねこねこ! はじめてのおいしゃさん うさうさ!
んにんに 祝!発売15周年! んとんと
祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!
おーめーでーとーう! ゆうなたん♪まいなたん♪
とうとう15周年。はじいしゃも15周年。
すべての関係者におめでとう!
すべてのお兄ちゃんおにいちゃん(お姉ちゃんおねえちゃん)におめでとう!
あと13こくらい おめでとう!
15年という時間がどれだけの意味を持つのかなんて解らないけど
それでも朝倉家の双子の笑顔は永遠です!
時の流れがこの世界を変えて行こうとも、刻の中で色褪せず輝く双子との生活を
これからもずっとずっと・・・・・・
貴方に、貴女に。
んじゃ、次は20周年な!(早い) しかし
仕様変更だレイアウト変更だ規制変更だと
2ちゃ…bbs Pinkというか葱も住み難くなりましたないつの間にか。
では、この記念の日が貴女貴方にとって善き一日でありますように。 非エロは別のところで描いたので
こちらは全裸を。
ttps://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=62589502
>>262
わーはははははは(壊れ気味)
GJ!
としか言いようが無い!
おめでとん! ゆうなたんまいなたん >>262
GJ!
しかし、「ば」の人は15年描いてるのに絵が安定してるな。 Happy Happy Day! Happy Happy Day〜♪
Happy BirthDay Today! Happy and Holy Day!
5月17日は ゆうなたんまいなたんの日!
というわけで
ゆうなたん まいなたん お誕生日 おめでとーぅ!
ゆうなたん まいなたん 世界中から おめでとーぅ!
GW終わってもうすぐ梅雨でちょっと毎日どうしよっかなーなこの時期に
朝倉ツインズのおたんじょうびをお祝いできる喜びを堪能せよ〜。
日付変わってすぐは無理だったけど
出張から直帰しますた!(`д´)ゝ なんとかその日のうちにレスしたぞ! ぜんぜん記念日っぽくないけど記念画像です
ttps://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=62934474 うわ、気づかずに終わってた orz
5月生まれの運勢が良いことを願って、遅まきながらおめでとう! 自分も一日遅れという失態を orz
二人合わせて永遠の18歳のお誕生日おめでとうゆうなたんまいなたん
愛してます
>>266ことぱさんもいつもお疲れ様です。ありがたや
久しぶりに恋のしょほうせん聞いて頭ふにゃふにゃとろけてました
色々制約あるんだろうけど、はじめてシリーズの名曲たちがこのまま埋もれるのは惜しいなあ Today is Happy Day! It's so Holy Day! And so Eternal Day!
はっぴばすでー!しおりたん〜♪
はっぴばすでー!さおりたん〜♪
♪♪Happy Happy BirthDay ♪ Happy Happy BirthDay♪♪
しおりたんさおりたん おたんじょうび おめ〜でーとーぅ!
今年も6月9日
毎年来る6月9日
カレンダーの中でいつも輝いている6月9日
その日付を見れば 双子の笑顔がはじけて溢れる
しおりたんとさおりたんの日
今年もこの日を心からみんなでお祝い わっほい!
今夜はなんでもすぺっしゃるなフルムーンで「ストロベリー・ムーン」の夜だとか?
まあほんのり赤っぽく染まって見える満月のお月様ってことだけど。
年に一度きりの6月の満月で紅くイチゴのように色づくお月様だけをこう呼ぶらしく。
そういやイチゴといえばしおりたんの大好物・・・
素晴らしいじゃないか!
今年の双子のおたんじょうびに天からのすぺっしゃるな贈り物!
伝承ではストロベリームーンを見た人はしやわせになれるとか、好きな人と結ばれるとかとか。
今夜はしおりたんさおりたんと一緒にストロベリームーンを見れるかな? ttps://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=63286912
ふたごたちはいくら描いても飽きない喃 Happy!BirthDay!To!Twins!Happy!BirthDay!!
おたんじょうびおめでとう〜ななみたん〜♪
はっぴはっぴディ〜 このみたん〜♪
はっぴばーすでー! Dear Our Twin〜♪
ことしもい〜っぱい おいわいしましょー♪
なんてったって ななこのおたんじょうび♪
西村家はいつも Super Mid-Summer♪
おめーでーとーぅ!!ぱちぱちぱちぱち!
Happy!BirthDay!To!Twins!Happy!BirthDay!!
ななみたんこのみたんのお誕生日!! おめでとー!
今年はなんか天候不順というか荒れ気味だが
なんと台風までもななこのお誕生日をお祝いすべく接近チュ!?
いや困るヒトもいるから遠くからお祝いしてくれればそれでいいんだが・・・
なにはともあれ、真夏の到来を告げる、ななみたんこのみたんのお誕生日!
このしやわせな日を、今年もお祝いしませう。 ttps://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=64067231
ぜんぜん誕生日と関係ないけどー
暑い中で描いてるとどうしてもこういうのになるんすよー
>>278
おほっ・・・
GJ!
夏コミ近づく中でもしっかり上げてくる、ばの中の人おそるべし。 またやってんの?>クラウドファンディング
それはそうとぴんくchは仕様変更無しで済んでんのか? めりーくりすます いゔ♪
しおりたんさおりたんゆうなたんまいなたんななみたんこのみたん
めりーくりすます いゔ♪
めりーくりすます は明日らしいので明日までおあずけー。
双子と過ごす静かで心暖まる冬の夜 めりーくりすます いゔ!
あゆかたんまゆかたんゆうきたんいつきたんひとはたんふたはたん
めーりーぃーくりーすーますー いゔ!
しかしクリスマスイヴゆえカフェツインズは大忙し!(だろう多分…)
なのでやっぱゆっくりできるのは明日までおあずけー か? めりーくりすます!
しおりたんさおりたんゆうなたんまいなたんななみたんこのみたん
めりーくりすます!
あゆかたんまゆかたんゆうきたにつきたんひとはたんふたはたん
めりーめりーじょいふるほーりーないと
聖なる夜の鐘の音を聞きながら
双子と見る夢はなにいろ? 祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!
祝! ななみとこのみの教えてABC 祝!
祝! 発売14周年 ! 祝!
祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!
ななみたん!このみたん!
おーめーでーとー!
ABCもいよいよ14周年。
来年は15周年!
長かったような、もうそんなかいというような・・・。
いつまでも双子たちはみんなのすぐ隣にいるけれど
いつの日か双子たちの新しい笑顔も見てみたい
そんな年の瀬近づく12月26日。
カキコが日付変わってすぐじゃなくて、
ちょっと遅れちゃったのは・・・なかった事に(めんごめんご) めでたいおいわいめでたいおいわいめでたいおいわいめでたいおいわい
とてとて! はじめてのおるすばん ぱたぱた!
えるぼっ! 祝!発売16周年! えとえと!
めでたいおいわいめでたいおいわいめでたいおいわいめでたいおいわい
おめでとう!発売16周年記念!
おめでとう!しおりたんさおりたん!
2001年のこの日のコミケと被ってた日の
完売御礼売切続出難民発生阿鼻叫喚のときを思い出す
ソレ乗り越えての観月家双子ちゃんとのしやわせの日々は一入
そして今年もしおさおと一緒の一年のしやわせを振り返る。
さーて年末はまたどらまCD聴いて過ごしますかね。 ゆくるす くるいしゃ 2017年もつつがなくABC
おおみそかはやっぱりみんなでおてつだい!
今年も残すところあと2時間半余り。
そろそろ、みんなで銭湯でも聞きますかね。
よいお年を。 あけるす おめいしゃ ことしもABC
2018年もみんなでおてつだい!
さあて今年の運勢は・・・っと。 やたっ!大吉大吉!
ようし今年も双子たちを愛するおにいちゃんおねえちゃんがいっぱいで
双子たちにしやわせいっぱいありまうように!
お年玉は少ないので個人的に足して渡してあげますかね。
(財布が財布が財布が財布が財布が財布が財布が財布が財布が財布が財布が財布が) あけましておめでとうございます
今年も双子ズと皆様に幸あらんことを
今年も近所のふたご神社に初詣に行って来ました
こういうのも運命的なところがあるのかなぁと 祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!
祝! 祝!
since 2002 Spring to 2018
ねこねこ! はじめてのおいしゃさん うさうさ!
ゆうゆう 祝!発売16周年! まいまい
祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!祝!
おめでとう!はじいしゃ!
おめでとう!ゆうなたん♪まいなたん♪
16周年めの今年はいつもより少しだけ春が早くていつもより少しだけ騒がしい気がするけど
4.26の記念日はいつもと少しも変わらない朝倉ツインズと出会えた記念の日
今も変わらずゆうなたんまいなたんを愛でている人たちに
今も変わらずゆうなたんまいなたんを覚えている人たちと
おめでとう!
そういやあ来年の今日はまだ平成?だけど再来年は違うんだよねぇ… ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています