当たり前の話だが、3Dだけでなく、動画形式など色々な方法が黎明期にはエロゲ業界にあった。
だがライターや原画家の影響力が強すぎた。それが技術革新を阻害した。
なぜエロゲ業界は、同人でいうならぷにゅぷり、睡魔2、あるいはニコニコならMMDのような3Dを採用できなかったか

ライターが、原画家の意向が強ければ、強いほど
シナリオは長くなっていき、原画、グラフィッカーの意見が強くなっていく。
対してプログラマーの意見は弱くなっていく。
リソースはシナリオや絵に割かれていき、残りがプログラムに当てはめられていく。
シナリオはどんどん長くなっていき、絵もどんどん追加されていく。
購入層はシナリオと絵目当てに買っていき、購入層が期待するものも絵やシナリオになっていく。

そしてライターや原画家の地位は向上する代わりに、技術者の意見は2の次になる。

シャープのテレビ部門もまた、似たような現象が起きたに違いない。
テレビ部門の影響力が強ければ強いほど、それを統括する上司の意向はますます強まっていく
対して、他部署の意見は2の次になっていく
「どうして他の商品を売る必要があるか。それよりもテレビを作る工場をもっと作れ」
こうしてシャープは凋落した。