番人(笑)

「──ひとつ、昔話をしましょう。
 ある国に、一人の王がいました。彼は戦乱に喘ぐ国を何とかしたくて、自ら進んで王となり、争いの元である全てと戦いました。国を平和にしたい。民に笑顔を取り戻して欲しい。その一心でひたすら戦いました。
 しかし王は国を守れず、戦うだけ戦って、国を滅ぼし、死にました。
 守る為に戦い、守りきれず、そして死にました。
 王には後悔だけが残りました。
 自分などが王になるべきではなかった。全ての期待を裏切り、国を滅ぼした。そんな後悔と罪の意識だけが、王には残りました」
 ガッシュは黙って聞いていた。
 セイバーは、王だった少女は、王を目指す子供に、問う。
「その王は間違っていた。その王は王になどなるべきではなかった。だから彼は死した後も罪の重さに苦しんでいる。
 ガッシュ・ベル。もし、貴方もこの王のように間違っていたら、貴方はどうしますか?」
「……一つ聞きたいのだ」
 ガッシュは正面からセイバーを見据え、逆に聞き返してきた。
 彼は本当に分からないという疑問の表情で尋ねた。
 はっきりと。


「その王様は間違っていたのか?」

>>616
プロでもない一SS作家さえ原作キャラを尊重してるのに、ぼくのかんがえたいすかんだるの方が
正しいんだー!とゴリ押しした糞淵の方がきのこより優れてるとでも?www
あ、糞淵様信者さんは年代的にガッシュ知らないよねwwwごめんなー