・・有権者の関心の高い事、それが福祉や、あるいは消費税の事にあるのは、これは当然のことだと。普段の生活の自分たちの中で、自分にいったい、どういうメリット、デメリットがあるのか? それほどに有権者の皆さんの関心が高くなれば、当然じゃないですか。

 しかし、国民の関心が一番高いことと、国会議員になろうとする人間が、国家の優先順位として今語らなければならないことは、一緒じゃないんですよ。
 国会議員になろうとする人間が、50年後、あるいは100年後の我々の子や孫の時代を考えて、有権者の能力と見識を信じて真剣に向き合わないで、いったい誰が未来を語るんですか?

 メディアは、未来は語らないんです。メディアは商売主義の中で我々が関心の高いことだけを、商売としていろいろなニュースソースを持ってきて話をするだけなんです。国会議員の仕事は決して、国会の中で法律をつくるだけが仕事じゃないんですよ。

 国会議員の一番しなければならない仕事は、自分の経験と、見識と、そして信念に基づいて、有権者、そして、国民に何を今考えなければならないのかを訴え、活動をすることが国会議員の一番の仕事なんです、そうじゃないですか?

 今、有権者の中で、外交であるとか、あるいは国防であるとか、あるいは教育であるとか、こういうことを語る者が少ない。この事にまず、私は危機感を覚えているのです。社会福祉に手厚い国家、それも確かにいいでしょう。

しかし、私は勉強は足りないかもしれないですけど、私が勉強してきた範疇の中で、社会福祉を強めた、社会福祉に力を注ぎ過ぎた国家で、国家の繁栄を誇った国を見たことがない。強過ぎる福祉は、必ず国を滅ぼすんです。

 国会議員は、国民の「受け」だけを狙って、福祉だけを語ってはならない。社会福祉に手厚い国家を想像してみてください。
自分に対して、どのようなメリットがあるかではなくて、子どもたちや孫たちの世代に、いったいどういう負の負担を残すのか、あるいはプラスを残すのか、そういう判断基準で国政選挙は選ばなきゃいけないんですっッ!!


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【福島みずほ涙目w】宇都隆史(自民党)【参議院 国会中継 予算委員会】2016年3月18日 - YouTube http://m.youtube.com/watch?index=3&;list=PLIxV01vNjD8Ipzep_zWo4xWE4Q-2XPyp0&v=uBk3-SQ6pUY (1日前)