ロミオはいろんな後期作でそのツケを支払わされてきてるのが現状だと思うけどな
犬と魔法のファンタジーなんてもっと評価されてなきゃおかしい
栄誉があろうとなかろうと孤立は孤立だし挫折は挫折だと
主人公の起こしてきたアクションよりも主人公の通ってきたルートを重視してる
コンプレックスの解消は栄誉じゃ上書きできないという痛烈な結論と
それを再確認することで生まれる新たな可能性に希望を感じさせる形で締めてる
もちろん今アニメやってるリライトもそれなんだけど
やり過ぎてエロゲギャルゲとしての禁忌に両足で飛び込んでいく形になってしまった
要はエロゲの選択肢(アクション)なんて主人公における人生の一部分を切り取り歪めただけの存在に過ぎず
本来その選択には過去の主人公の生き方すべてがダイナミックに反映されていなければ意味がない
だがそれを選ぶプレイヤーはどこまでも傍観者でありポッと出の存在なんだよな
そのギャップを埋めるべく、どこかで選択肢の意味をデフォルメし矮小化させないといけないのがジャンルとしての掟
リライトはそこに真正面から向かい合った
傍観者がタダ乗り出来るほど「人生」はあまっちょろくないぞと