二階の便所の小さい窓を少し開ける、やはりこの位置なら見えるか?見える!だがそこにはもう軽はいなかった
なんだ…と軽く落胆する、しかも裏のコンビニとはいえやはり距離が少し遠いな…
閉めかける、が、視界の斜め下に軽の屋根が見えた、ち、近い、、
軽は駐車場端の高いフェンス越しの暗がりに移動していた
フロントガラスを上から見下げる格好だ
ジジィはまさか高いフェンスの向こうの便所窓は考慮に入れずその暗がりを選んだのだろう
さあ、あのジジイと孫のような2人はこの暗がりでなにをしているんだ、俺の心臓が高鳴る
窓の隙間に張り付くようにして下を見た