>>353
いや、誤解されているだけ

>>352
>世界的には“狂った自爆行為”ととられている」と指摘。

たしかにそうした「一面的な」結論が吹聴されているが、ではなぜ自殺攻撃するまで日本が追い詰められたかが
この場合重要だよ
その理由は、当時の日本の多くの人々が「この大戦に負ければ日本は確実に白人の植民地にされる」
っていう恐怖心を共有していたからに他ならない

今日、左翼の馬鹿共は「そんなことにならなかったじゃないかw」と一笑に付そうとするけど
結果知ってる後世の人間が後知恵で当時の日本人の心理を顧みず一刀両断するこの姿勢は
まさに愚昧の極みだ

現実には、当時の日本では一般市民でもスイスを通じてアメリカが日系移民だけを収容所送りにしていた情報を
知ってて援助物資をスイス経由でアメリカに送ったりもしていた
日系人だけが収容所送りにされた現実を知ったとき、日本人が敗戦後自国がどういう運命たどるのか
悲観的になったのは当たり前なんだよ

その結果、神風特攻は俄然意味を持ち始めるわけ
つまり「この大戦では敗北はもう不可避だけれども、少なくとも我々は(植民地にされ塗炭の苦しみを味わっている
末裔に対して)やるだけのことはやった。これは戦争を始めた我々のせめてもの贖罪の意志だ」
っていう考え方も出来るわけですよ

こう見てくると、神風特攻の存在意義は「人種差別と植民地支配に抵抗する人々の怒りの意思表示」
とも見なせるわけ
これは人類普遍の価値観としてなんら恥じる所はないんだよね

こうしたことから理解できるように太平洋戦争は単なる日本の侵略ではなく、多義的な意味を持つ側面のあったことが
分かるんだよな