【根源の渦】
単に根源とも呼ばれる。万物の始まりにして終焉、この世の全てを記録し、この世の全てを作れる、
あらゆる出来事の発端とされる座標のこと。神秘学によると、この世界の外側の次元論の頂点に在るという“力”。
あらゆる魔術系統は根源の渦から分かれた流れであり、魔術師たちにとっての最終目標である
【起源】
作品世界にあるものは、全て根源の渦から流れ、派生して、今のカタチを保っているとされる。
その始まりの因で発生した物事の方向性、αという存在をαたらしめる、核となる絶対命令の事を起源と呼ぶ。
またある要素により後天的に起源が変わることがある
【固有結界】
空想具現化の亜種“異界創造”法の一種であり、自らの内面である心象世界をカタチにし、現実を侵食させて創り出す結界。
術者の心象世界の体現ゆえにカタチは常に一定で術者の意思では変えられないが、影響下のあらゆるものを固有結界の規律に従わせることができる
【直死の魔眼】
魔眼と呼称される異能の中でも最上級のもの。異能の中の異能、希少品の中の希少品。
無機、有機問わず、“活きている”ものの死の要因を読み取り、干渉可能な現象として視認する能力。
ここで言う死期とは生命活動の終焉ではなく、「存在の寿命」。
意味や存在が、その始まりの時から内包している「いつか来る終わり」のこと。
誕生という大元の原因から、死という最終結果を読み取っているとも表現される。