エロゲのストーリーを教えてもらうスレpart29 [無断転載禁止] [無断転載禁止]©bbspink.com
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とにかくいろんな諸事情により知りたいエロゲのストーリーを教えてもらうスレです。
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#新作ネタ
………をつけてください。
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またリクエストの際は、正確なタイトルとメーカー・ブランド名を附記してもらえると助かります。
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■エロゲのストーリーを教えてもらうスレ規制用
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前スレ
■エロゲのストーリーを教えてもらうスレpart28
https://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1514517608/ キリエルート
爆発シーン満載の映画製作を愛する少女キリエをマークすることにしたシュウ。
爆弾を作れる数少ない一人である以上、彼女は有力な容疑者だ。
すると今回はいつものタイムリープとは違い、この街で来た直後のように頭に不思議なメッセージが浮かぶ。
「あなたはこれから大切な人と生き延びる道を探します。そう、決して定められた運命に抗うことなく」
シュウはキリエについてよく知るためにいつもは断っていた彼女の映画の主演を務めることにした。
これにより文化祭で発表される演目は間に合わせ企画の戦隊ものではなく
本来の予定であったタイムリープ映画「アメイジング・グレイス」へと変更される。
映画の内容は主人公のシュウが何度も失敗を繰り返しながらも時間を巻き戻し、最後にヒロインと結ばれる「時を巡るアンナ」をモーチフにした作品。
映画撮影は順調に進んでいたが女優として天才的な能力を持つキリエに愛の告白の演技指導を受けたことでシュウは彼女に惚れてしまう。
個人的に好意を抱いたことでシュウは過去のループ以上の熱意を持ってキリエのことを知っていく。
キリエは時々姿を消すことがあったが、それは街を封鎖しているオーロラを超えて外の世界を見るための脱出トンネルを掘るためだった。
トンネルの存在はクリスマスの惨劇で最大の懸念事項であった安全地帯の確保に繋がるかもしれない。
そう考えたシュウはキリエの脱出計画の共犯者となった。
だがトンネル計画は予想外の展開を迎える。地下を掘り進めるうちに人工的な下水道施設を発見したのだ。
下水道はオーロラ側にも続いていたが準備もなしにオローラを超えるのは危険と判断し街の方角へと進む。
そこで二人は巨大なコントロールルームを見つける。 さらに後日、今度はオーロラ側も探索し地上への脱出口を発見した。
実際に脱出できるか扉を開いてみようとするシュウだがその瞬間ここがタイムリープの分岐点だと直感が訴えてくる。
もしもこの先へ進めば二度とタイムリープすることはできない。それでも進むべきなのか。
運命を受け入れた場合、シュウたちはクリスマスの惨劇で脱出トンネルへと人々を誘導し外の世界を目指す。
(タイトル画面に戻り実際に脱出に成功したかは明らかにならない)
運命を受け入れなかった場合、より確実な方法で全ての人を救う道を探すため再びタイムリープを行う。
サクヤルート
洋服のデザイナーを目指す後輩サクヤをマークすることにしたシュウ。
いつもは調査のため文化祭の展示を必要最低限の写真撮影で済ませていたが
今回はサクヤの希望もあり人形を製作することになる。
その人形の形がどことなくコロボックルに似ていると気がついた時、頭の中でピンと来るものがあった。
かつて日本と呼ばれていたというこの街は日本語で会話が成立している一方で不可思議な名称のものが多い。
そして安定した積雪、ここは北海道でオンネトーなどの地名はアイヌの言葉ではないか?
連想によって記憶を取り戻すコツを掴んだシュウは次に自分が最初に発見されたオンネトーで現場検証を行い
自分が街と外界を繋ぐ唯一の道として噂になっているオーロラの逆鱗を破り
凍結した湖の上を渡って侵入したのではないかと考える。
もしもこの推理が正しければオンネトー周辺に脱出できるルートがあるはずだ。
その推理は正しくオンネトーを渡った先にはハリボテで隠された通路が存在した。
二人は店長の協力してもらい湖を渡る船を製作しクリスマスに備えた。
そして爆破が始まった。自分が一度侵入に成功している以上オーロラの先の安全は確保されていると考えていい。
人々の命を救うという目標はこれで達成できるはずだ。
しかし救えたのはあくまで人だけ、仲間たちの故郷は今回も炎に包まれた。
シュウは悩んだ末に黒幕を突き止め街を守るため再びタイムリープを選択する。 コトハルート
ギドウと並んで学院で最高の芸術家として有名な先輩コトハをマークすることにしたシュウ。
今回のループでは最初からサクヤの行動が変化していることに違和感を感じるが
あくまで目標はコノハだと頭を切り替え彼女のデッサンモデルをしながら関係を深めていく。
その結果、シュウは過去のループでは得られなかった情報を手に入れる。
リンカが失踪したのは去年のクリスマスであること。
失踪直前にミューズと呼ばれるドラッグを使用していたこと。
ミューズには記憶喪失になる副作用が存在すること。
リンカがこの街の不自然さに気がつき、1917年以後に誕生した創作技法を編み出す天才だったことを知り
シュウは自分の記憶喪失もミューズの副作用によるものではないかと考えるようになる。
クリスマス直前、シュウはコノハに25日に訪れる世界の終わりについて話す。
普通に考えれば荒唐無稽な話だがコノハはそれを信じてくれる。
実は失踪前にリンカがクリスマスに世界の終わりが訪れる可能性を伝えていたというのだ。
この街で101年前に起きたアポカリプスを再現しようとしている人間がいる、破壊の美学に気をつけろと。
リンカはそれを秘密の小部屋で知ったらしい。 その秘密の小部屋とはキリエルートの際に見つけたコントロールルームではないか?
そう考えたシュウは侵入を試みるが前回と同じ方法では侵入できないようになっていた。
そう、敵もまたタイムリープを行っているのだ。
過去のループで成功した方法も次のループでは対策されてしまう。
そこで今回のシュウは黒幕の「破壊の美学」を利用するという過去にない作戦を実行する。
もし単純に街を焼き人を殺すだけならば、より効率的な方法がいくらでもある。
だが過去の事件は全てクリスマスの夜、7回目のラッパを合図にして起こされてきた。
ではもしもラッパが消えればどうなるのか?
シュウや仲間たちと協力して楽団のラッパを盗み出して隠すが、黒幕はあっさりとそれを取り戻し計画は失敗する。
しかし収穫もあった。黒幕はわざわざレコーダーとボイスチェンジャーを使いシュウにメッセージを残していたのだ。
黒幕は今までにない見事な着眼点だったとタイムリーパーであることを示唆する台詞でシュウを褒め
今回もアポカリプスは正しく訪れるが生き残りたければ地下に逃げろと告げる。
地上の楽園が滅びることは予言によって確定しているが地下はその限りではない。
もしも信じるのならば21時44分に開かれる開かずの扉を使うといい。
開かずの扉、美術回廊の開閉状況は過去に何度か確認しているが多くは爆発が起きる22時以降のことだった。
罠かもしれないが確かめみる価値はある、2人は仲間を連れて美術回廊へと向かう。
(タイトル画面に戻り成功したかどうかは不明のまま終わる) 真ルート
黒幕の正体も分からないままで終わることに納得せずタイムリープを選んだ場合に分岐。
再びユネの待つ異空間へと戻ってきたシュウだが、力を使いすぎた反動かユネの体調が悪くなっているように見える。
だがユネ自身にはそういう自覚はないようだ。
あらためて作戦会議を始めるが既に11回のループで黒幕の可能性が高そうな身近な人物はあらかた調査してしまった。
もう打つ手はないのだろうか?
そんな時、何気なく話題にした二人の出会いの記憶の違いがシュウに閃きを与えた。
シュウはユネに自分を12月2日ではなくそれよりも以前、自分がこの街に最初にやってきた時まで飛ばして欲しいと頼む。
そして時は遡る。
傷だらけの状態でオンネトーで目覚めたシュウはともすれば倒れてしまいそうになる意識を繋ぎ止め
不意をついてミューズで自分の記憶を消そうと迫っていた「黒幕」、サクヤの腕を掴んだ。
黒幕は自分と同じタイムリーパー、だから自分の行動をある程度まで妨害できるのは分かる。
だがいくら何でも黒幕の動きはシュウの行動を上回りすぎている。
同じタイムリーパーという条件でありながらここまでの差がつくものなのか?
ではもしも条件が対等でなかったとしたら?
ユネが感じていたタイムリープ時の重みの違和感が人数だけでなく過去に飛ばす距離も関係していたとしたら?
そう、黒幕は常にシュウよりも過去に戻ることで有利なポジションを確保していたのだ。
ユネとシュウの記憶の違い、それは凍結したオンネトーの湖面に浮かぶフロストフラワー。
この現象は気温が下がる1月以降にしか起きない。
シュウが最初にこの街に来たのは11月ではなく1月だったのだ。
(オープニングで出会ったと思っていたユネはサクヤの変装) 過去に何度か脳裏に浮かんだ「シュウ先生」は幻覚でなく過去に最低1度はあった現実。
おそらく何事もなければ自分は2018年の1月に教師としてこの街に赴任するはずだったのだ。
それを毎回サクヤがミューズで記憶を消し、10ヶ月のブランクを作った上で
2018年11月28日に「発見」され教師ではなく生徒として聖アレイア学院に転入するよう仕組んでいた。
サクヤはシュウの推理を肯定し自分は2017年12月2日からタイムリープを繰り返す存在だと告げる。
シュウはなぜこんな真似をしているのかサクヤに問う。
彼女が悪意からこんな行為を行い街を焼いているとは考えられない。
過去のループでもアポカリプスを防いだり街の秘密を暴く行為は妨害してきたが
その一方で人々が生き残るための脱出経路を潰す真似はしていない。
しかしサクヤはその質問に答えることなくシュウの意識を奪う。
シュウが再び目覚めた時そこは2018年11月28日のユネの部屋だった。
幸いなことに10ヶ月前のサクヤとの記憶は残っていたが
自分が何者でなぜ外からこの街に来たのかはミューズによって消されていた。
おそらくはこの記憶こそが全ての謎に迫る鍵であり、サクヤが暗躍する目的なのだろう。
シュウは今度こそサクヤに話を聞こうと考えるがユネによるとサクヤは1週間前に失踪してしまったらしい。
シュウは仲間たちと手分けしてサクヤを探すがどこにも見つからない。
そんな時、過去のループで街の秘密を知っていることが判明している謎のラジオDJリラが
世間話を装ってラジオでシュウに「何度やっても見つからないなら向こうから出てくるのを待てばいい」と
アドバイスめいたメッセージを伝えてくる。 単純に信じる訳にはいかないが自分より情報量の多いタイムリーパーを能動的に見つけるのが困難なのも事実。
そこでシュウは視点を変えて連続壁画事件を調査することになる。
1年前から各地に出現する謎の落書き、すぐにシスターリリィが消してしまうので実物を見たことはなかったのだ。
だが人々が「壁画」と呼ぶものの正体にシュウは愕然とする。
「12月25日アポカリプスきたる。街が破滅する。みんな逃げて。世界の中央を開けろ」
それは「壁画」でも「絵」でもなく、日本語で書かれたアポカリプスに対する警告文だったのだ。
この時はじめてシュウはこの街に来てから一度も文字を見かけたことがないことに気がつく。
これは重要な手がかりになる。少しずつ街の謎に迫る手応えを掴み始めたシュウは次にコントロールルームへと向かう。
だが今回も初回だけは成功した侵入方法は使えなかった。
するとスピーカーから「もう裏道は使えませんよ先輩」とサクヤの声。
シュウは対話を求めるがサクヤはそれを拒否し「今回はもう何もしないから先輩の好きにしてください」と連絡を絶つ。
形としては拒絶されたがシュウにはそれが本心からの行動とは思えなかった。
何とかサクヤともう一度会って話がしたい。
そのためにシュウはこれまで余計な誤解を避けるため可能な限り隠していたタイムリープの情報まで仲間たちに伝える。
それが良い意味で作用したのか、12周目にしてはじめてユネが異空間での記憶をこちら側で取り戻す。
ユネはサクヤが自分たちと同じ方法でタイムリーパーとなったなら、もう一人リンゴを食べた人間がいるはずだと指摘する。
第四のタイムリーパー、その正体はいったい誰なのだろうか?
シュウは次に落書き事件の犯人特定に乗り出す。
既に過去のループで落書きが起きる日と場所は把握済みだ。
張り込みの結果それが店長の仕業であることが分かる。
だが店長自身は自分が書いている文字の意味を理解していなかった。
これは失踪直前のリンカに定期的に書き残すよう頼まれたものだという。
メッセージがリンカのものだと判明したことで、シュウはリンカの親友であるコノハに暗号を解いてもらい
チャペルの隠し通路から一度はサクヤに侵入を阻まれたコントロールルームへと辿り着く。 コントロールルームには巨大のモニターとは別に様々な資料が残されていた。
「グランドツアー計画」それこそがこの街で行われていた実験の名前。
その詳細を調べようとした瞬間、背後から声がかけられる。
シスターリリィ、部下を率いて現れた実験管理者である彼女は
それ以上あなた達が知る必要はないとミューズでシュウたちの記憶を消そうとする。
絶体絶命のピンチ、それを救ったのは失踪していたはずのリンカだった。
初対面の先輩に礼を述べるシュウにリンカは呆れた顔でアンチミューズを使いシュウの記憶を復元させる。
かくしてシュウは外での記憶を取り戻した。
だが既にシュウたちが街の謎に迫りつつことがあることはシスターリリィにバレている。
いつ追手がかかっても不思議ではない。
しかし翌日になってもシスターリリィがシュウを拘束する気配はなかった。
上層部から干渉する必要はない、どうせクリスマスに全ては終わると指示が出たらしい。
心配事が一つ減ったが代わりに別の問題が浮上する。
異空間にいた頃から少しずつ悪化していたユネの体調が深刻なものとなり遂には声が出なくなってしまったのだ。
タイムリープはやはりノーリスクで世界を巻き戻せるほど都合の良いものではなかった。
この力は対価として相手が最も大切にしているものを奪うのだ。
そして歌唱を極めようとするユネにとってそれは自分の声だった。
ユネの変化を感じながら何でもないと言い訳する彼女の優しさに甘えてループを繰り返してきたシュウは自分の愚かさに苦しむ。
だがここで自暴自棄に陥ることは許されない、まだアポカリプスは終わっていないのだから。
ここでしくじれば何のためにタイムリープを繰り返したきたのか分からない、贖罪について考えるのは街を救った後だ。 そしてクリスマスが訪れる。
だが過去のループと違い今回は爆弾が炸裂し街を炎で包むことはなかった。
呆然とする「真犯人」男子寮長ギドウにキリエは勝ち誇った笑みを見せる。
シュウが容疑者である仲間たちの誰をマークしても必ず発生してきた大火災。
全ての可能性を潰したことで仲間犯人説は崩れたかに思えたが
タイムリーパーであるサクヤが何らかの理由で犯行に協力していたと考えれば容疑は復活する。
それゆえシュウは天才的な演技力と爆弾の知識を持つキリエに協力を頼み
犯人がすり替えられた偽の爆弾をセットするように誘導していたのだ。
しかし犯行が暴かれてなおギドウは不敵に笑う。
外から実験を操る悪意の蛇、学長の渡良瀬惣一に唆されたギドウに止まるという選択肢はなかった。
なぜならギドウは、この街の人間は物心ついた時から「そうあるように」文字や科学すら奪われ教育されてきたのだから。
ギドウは仲間たちへの友情や生まれ育った街への愛着は何ら変わっていないと語り
その上で街1つをキャンパスにした大破壊が芸術であるならば、芸術家は全てを犠牲にしてそれを為すべきであると宣言する。
そして爆発シーンを愛するキリエに同類として同じ道を歩もうと誘う。 同時刻、シュウはユネと共に手紙でチャペルへと呼び出したシスターリリィと対面し頭を下げる。
それに対してシスターリリィは自分もシュウを見殺しにしようとしたのだから同罪だと言い
二人に「最後の授業」グランドツアー計画の全貌について話し始める。
グランドツアー計画は1941年イタリアのクローザで始まった日独伊三国による極秘プロジェクトだった。
その目的は能動的に古典芸術を生み出すこと。
1917年、芸術家マルセル・デュシャンが衝撃的な作品を発表する。
泉と名付けられたそれはただのトイレにサインが書かれただけの代物だった。
デュシャンは作品を通じて人々に「芸術とは美しいものとは限らない」とメッセージを発信したのだ。
現代アートの始まりである。
だがその意欲的な試みは芸術と芸術でないものの境界線を破壊する行為でもあった。
グランドツアー計画の推進者たちはそれを古典芸術の終焉、アポカリプスと呼び美しくない芸術を憎悪した。
それゆえに彼らは作り上げたのだ。
デュシャンによって境界線が破壊されてしまう前の「美しい芸術」のみを糧とし
近代芸術に汚染されることなく創作に生涯を捧げる芸術家たちの街を。
この街で文字がなかったのも古典芸術の愛好者たちが理想とするルネサンス期の傑作は
識字率が低かったからこそ誕生したという考え方があるからだ。
街1つを人工的に管理するため莫大な費用が必要となったが
それらは街に集められた天才たちが作り出す至高の芸術品を売却することで解決した。 説明を聞いていたユネはここで疑問を覚える。
それではなぜこの街は破滅を、アポカリプスを迎えなければいけないのか。
それは現在のグランドツアー計画の責任者である渡良瀬惣一が難病にかかったことが原因だった。
絶対に治療不可能な病気というわけではないが延命を図るには莫大な資金が必要となる。
そこで渡良瀬惣一は最初の実験地であるクローザの崩壊の様子を描いた
「クローザの失楽園」が天文学的な金額で売買されたことを思い出す。
クローザの失楽園は事故がきっかけで誕生した偶然の産物だった。
だが閉鎖環境で育った天才が「世界の終わり」を描けば奇跡のような傑作が作り出される可能性は高い。
シスターリリィを中心とするスタッフの多くはこの方針に反対だったが最高責任者には逆らえない。
そして渡良瀬惣一は学院最高の芸術家として知られるギドウに外の世界の作品を見せ
破壊の美学に取り憑かれるよう誘導した、これがアポカリプス計画の全貌だった。
シュウは湧き上がる憎悪を押し隠し、もう1つだけ質問をする。
ギドウに世界を滅ぼすよう唆した渡良瀬惣一は現在何をしているのか。
シスターリリィは痛ましいものを見る目で「渡良瀬修」に答えた。
聖アレイア学院の学長、そしてあなたの父親である渡良瀬惣一はアポカリプスをその目で見ることなく病死した、と。 物語は再びギドウとキリエへと視点を移す。
ギドウは沈黙を続けるキリエにもう一度、破壊を愛し爆発を愛するお前ならば俺の心が分かるはずだと声をかける。
だがキリエは笑いながら「そんなもんはまったく分からねぇ」と予想外の答えを返す。
「理解は出来るが友人たちを犠牲には出来ない」ではなく「まったく分からない」
その答えにはギドウの脳裏には末恐ろしい想像が頭に浮かぶ。
キリエと近くに隠れていたコトハはその推測を肯定する。
そう天才的な演技力の持ち主であるキリエは爆破になど元から興味はなかった。
ただ親友のリンカから「破壊の美学に気をつけろ」と言伝を受け取ったコトハの頼みを聞いて
同じ思想の持ち主に犯人が共感と協力を求めてくるその日まで
2年間毎日「破壊をこよなく愛する映画監督志望の少女」を演じていただけだったのだ。
コトハはギドウになぜ渡良瀬惣一の誘惑に乗ったとたずねる。
ギドウと同じく渡良瀬惣一の面談に合格したリンカは誘惑に乗らなかったというのに。
ギドウはそのリンカこそが自分がアポカリプスへと突き進んだ理由だと告げる。
「美しい芸術」を至高のものとするこの街においてギドウとコトハは比類なき天才だ。
しかし才能のある人間であれば古典芸術のみを学ぶことを強制された閉鎖環境で
たった一人独力で現代アートの境地に辿り着いてしまうリンカこそが真の天才と呼ぶに相応しいと分かる。
そしてギドウは自分の幼馴染の桁違いの実力を理解してしまう優れた感性の持ち主だった。
負けず嫌いの嫉妬深い人間が、芸術のみが価値を持つこの街で絶対に勝てない才能と毎日向き合ってどうして正気でいられよう。
だから俺は渡良瀬惣一という毒を受け入れ、究極の破壊芸術アポカリプスでリンカを超えると宣言する。 そんなギドウをコトハは君はそんな男ではないと喝破する。
既成概念を打ち壊すリンカの才能は確かに素晴らしい。
だがそれは優れた古典芸術を作り出すギドウの無意味を意味しない。
大体それほどリンカの才能を評価している人間が
「街を滅ぼす程度」のことでリンカを超えられると本気で信じられる訳がない。
そして本当に自分が無価値だと思っているならば、あれほど全身全霊で作品作りに打ち込める訳がないだろう!!
3年間ライバルとして競い合ってきた同級生の説得に心が折れたギドウはアポカリプスを諦める。
しかし未遂に終わったとはいえ仲間たちを裏切った自分にもはや居場所はないと
予備として隠し持っていた爆弾で自爆しようとする。
その決意は固く今度こそ説得は不可能なように思えた。
だが突然の来訪者がギドウの動きを止める。
「やめてください兄さん」
それはこの日まで姿を消していたギドウの妹、サクヤだった。
さらにそこへシュウが駆けつけ役者が揃う。 自暴自棄になっているギドウに俺たちにそれは許されないとシュウは語る。
なぜならギドウこそ2年前に赤リンゴを食べた第四の無自覚なタイムリーパーだからだ。
リンゴを食べた人間がクリスマスにやり直しを願えばそれは現実となる。
だが発端となるループの原因が分からない。
クリスマスの奇跡はやり直したい願いがなければ起きないのだ。
これまでに18回のループを経験しているサクヤはシュウこそがループの発端なのだと語る。
サクヤたちにとって最初の歴史、誰も運命に干渉していない世界線において
当初の予定通りにこの街の音楽教師として赴任したシュウは父親の野望を挫きギドウのアポカリプス計画を阻止してしまうのだ。
これによりアポカリプスの成功を望むギドウの祈りがタイムリープを引き起こす。
そして兄弟は試行錯誤を繰り返し7回目のループにおいてシュウの教師赴任自体を阻止することでアポカリプスを成功させた。
これで破壊を望むギドウと仲間たちだけは助けるサクヤの願いは叶いタイムリープは終わるはずだった。
だがタイムリープは終わらなかった、シュウが生徒として転入したことで歴史は大きく変化し
シュウとユネが2組目のタイムリーパーとなり時間を巻き戻してしまったからだ。
それに気づいたサクヤはこの世界が強力な円環構造となっていることを理解する。
ギドウの願いが完全な形で達成されてしまえばその結末を認めないシュウたちが必ず時間を巻き戻す。
だがシュウたちの願いが叶えば今度は必ずギドウがそれをタイムリープで覆す。
そのためサクヤは2組のタイムリーパーが同時に希望を叶える妥協点にたどり着けるよう調整を行っていたのだ。
アポカリプス自体は防ぐことが出来ないが、脱出自体は常に可能になっていたのもそのためだ。
妹たちから全ての真相を聞いたギドウは安易な死ではなく残りの人生を贖罪に使うよう説得され自爆を諦める。 これで一件落着かと思いきやシスターリリィがユネが突然姿を消したと言いシュウに携帯電話を手渡す。
電話の相手は謎のDJリラ。
彼女の正体は2番目に建設されたグランドツアー計画のイタリア校で青のリンゴを食べていた時を巡るアンナだった。
リラはそれまで青のリンゴを食べたシュウやサクヤが知らなかったタイムリープの代償について伝えてくる。
赤のリンゴは生命のリンゴ、タイムリープを行うたびに使用者の生命力は削られていく。
今回のループでユネが始めてこちらの世界に出てきたのは成功などではなく
もはや異空間に留まる力すら失っていたからだったのだ。
仲間たちの前から黙って消えようとするユネにシュウはこれからは俺がお前の声になると必死に伝えるが
ユネは最後の力を振り絞りシュウにメリークリスマスと伝えて消えてしまう。
そんなユネにシュウは街が無事でクリスマスを超えられたとしても
お前のいない世界に意味なんてないと最後にもう一度奇跡を起こした。
そして時間はクリスマスイヴへと遡る。
突如として1日時間が巻き戻ったことに驚き、何が起きたのかと驚く仲間たちにシュウは
前夜祭のテーブルに並べられたアップルパイを指差す。
そうこれまでのループと違い今回のループは12月2日以前、シュウとユネがリンゴを食べる前にスタートしている。
1週目の世界ではその場でシュウが食べた青リンゴを今回はみんなで食べるアップルパイに混ぜておき
シュウ自身は時を戻す赤リンゴを食べておいたのだ。
役割を交換したことでユネは弓としての役割から解放され声を取り戻す。
これにてハッピーエンド、みんなは2度目のクリスマスを心から楽しみ
シュウは直前の選択肢で選んだユネとサクヤどちらかの女の子と付き合う結末を迎える。 以上です。
本作の正式名称は「アメイジング・グレイス -What color is your attribute?-」ですが
名前欄の文字数制限に引っかかってしまうのでサブタイトルは省略しました。
Wiki掲載時にどうするかはその時の編集者さんのご判断に任せます。 主人公ジェダルは幼い頃から貧困の中で育ち、天才的な戦闘の才能を頼りに傭兵として生きてきた青年。
ある時無能な指揮官の失態で負け戦につき敗残兵となってしまったジェダルは迎撃都市グラセスタに奴隷として売られてしまう。
グラセスタは地下迷宮から湧き出る魔物を迎撃するために大量に奴隷を購入し迎撃の駒としていた。
本来であれば一度奴隷に落ちた人間はそう簡単に自由を取り戻すことはできないが
グラセスタでは戦士たちの士気を高めるために実力次第で自由民への昇格、はては王となることさえ可能な実力主義制度を取っていた。
身分と場所が変わっても自分に出来ることは戦うことだけ。
逆境に慣れているジェダルは気持ちを切り替え最下層の奴隷から成り上がることを目指すが
奴隷戦士として戦い始めて早々に迎撃作戦に失敗した貴族が責任問題を回避するための捨て駒として吊るし上げられあわや処刑という危機に見舞われる。
そんなジェダルを救ったのはリリカという名の貴族令嬢だった。
リリカは命を救った恩を着せるでもなく、自分の絶対的な味方としてグラゼスタ最深部の探索を手伝って欲しいと告げる。
リリカはかつて両親と共にグラゼスタの地下に広がる黒の杭を探索中、謎の怪物に襲われ
満月の夜を除き魂を人形に移さなければ生きられない身体へと変貌させられてしまっていた。
そのためリリカは本来の肉体を取り戻すため自分と共に困難な状況でも諦めず最深部への探索に同行してくれる勇敢な戦士を探していたのだ。
リリカに協力することは先の戦いで魔神フルーレテイに不可思議な異物を埋め込まれた自分を変貌の危険から守ることにも繋がると考えたジェダルは協力を受諾。
二人はグラセスタで傭兵として生きる曲者ぞろいの仲間を雇い、また誰も到達したことがない最深部探索に向けた冒険を開始する。 調査を進めるため下層へと進むうち、ジェダルたちは不命体と呼ばれる存在に遭遇する。
不明体は死者とも生者とも言えない半端な姿と驚異的な耐久力を有し、本来は両立不可能なはずの光と闇の属性を同時に操る生き物だった。
黒の杭を探索する傭兵や騎士団を取り込み、それ以前の記憶や意思を持ちながらも地上への帰還を拒む不命体。
その扱いを巡ってグラセスタは即時処刑を主張する強硬派の迎撃王サロと詳細な調査と研究を主張する穏健派の迎撃匠合長レギとの間で対立が起こる。
サロから不命体の調査を命じられたジェダルとリリカは真実を知るために更に下層へと進みそこであまりに残酷な真実を知る。
地下で不命体を作り出していたのは、死んだと思われていたリリカの両親たちだったのだ。
二人は不命体はグラセスタで極秘裏に研究されていたプロジェクトであり人類が進むべき新たなステップだと語る。
リリカは必死に説得を試みるが自身もまた不命体へと変貌し精神を蝕まれていた両親たちにその声は届かず戦闘となる。
激戦の後、崩れ落ちていく肉体と共に理性を取り戻した二人は過去の真実を語る。
病弱な娘を救うために研究に参加したこと、しかし本当に正しいことなのか疑問を捨てきれなかったこと。
その迷いを黒幕に見抜かれ無理矢理に不命体に変貌させられたこと。
リリカが生き残ったのは不命体の弱点である月女神リューシオンへの信仰心の強さであったこと。
黒幕がリリカをあえて生かしておいたのは彼女を利用してリューシオンへの対抗策を研究するためだったこと。
そして最後に計画の黒幕が過酷な環境で死んでいく人々の儚さに絶望した迎撃匠合の長レギであることを告げた。
ジェダルたちはサロと共闘してレギをあと一歩のところまで追い詰める。
しかし実はそれこそがレギの真の狙いだった。
あえて重傷を負った状態でリューシオンの効果を受けた不命体と融合することでレギは念願だったリューシオンへの耐性を獲得し逃亡する。
かくしてレギのグラセスタの人間その全てを不命体へと変える救済クーデターは間一髪のところで防がれた。
しかし都市に平和が訪れることはなく新たな問題が巻き起こる。
元々弱肉強食を是とする迎撃王サロは都市の良心であり穏健派のリーダーであったレギを一掃したことで極端な恐怖政治を開始したのだ。 先のクーデターで無理矢理に不命体に変化させられた民衆まで処刑すると知ったリリカは
研究者や自らの意思で変化したものは加害者として罰するとしても
善良な被害者まで処刑するのはやりすぎだと考え処刑中止のために動き出す。
そしてリリカの家に保管されていた両親の研究資料によりジェダルたちはサロの正体を知る。
実はサロもまたレギによって作り出された不命体だった。
通常の不命体は魔王リュクシマとレギの因子によって作られた種を埋め込まれると精神を汚染され
それ以前がどんな人間であれ「全ての人間は不命体となるべきだ」というレギの思想の信奉者になってしまう。
サロはジェダルと同様にこの精神汚染から逃れることができた数少ない例外だった。
奴隷出身のサロは人の意思を奪う精神汚染を激しく嫌悪していた。
それゆえに自分を王にして強硬論を主張させ、自身は穏健派として人気を得ながらグラセスタを支配していたレギと袂を分かち
意思を捨てた不命体を皆殺しにする道を選んだのだ。
真実を知り城へと乗り込んできたジェダルたちと対面したサロはグラセスタは実力が全ての都市だと語り
自分を止めたいのであれば王の座を賭けた決闘に勝利してみせろと告げる。
ジェダルはサロとの決闘に応じ大観衆の前で見事にサロを倒し新たな迎撃王となる。
勝利によって不命体の処刑を止めたジェダルはリリカの両親たちが残した研究データを利用して一部の不命体をレギの精神支配から開放する。
そして彼らの力を借りることで黒の杭の最深部へと到達し完全な生命体となる前にレギを倒す。
こうしてグラセスタを震撼させたレギの野望は潰えた。
しかし黒の杭に潜み地上侵攻を企む魔族との戦いが終わった訳ではない。
戴冠式を行い正式に国王となったジェダルは次期王妃となるリリカや仲間と共にパレードを行いながら次なる戦場へと思いを馳せるのだった。 まとめwikiの補助掲示板の反映をお願いいたします まとめwikiの補助掲示板の反映をお願いいたします オーバードーズの「ボクと三人のお姉さま〜おねえさん達と孕ませOK嫁選び同棲ライフ!〜」をお願いします 新社会人で一人暮らし橘木啓輔(啓輔)はある日、妹の橘木理帆(理帆)から幼馴染の纏絢萌(絢萌)の事をどうするのかと聞かれる。
突然そんな事を言われても何の事だかさっぱりの啓輔に理帆は一人で納得してその話はそこで打ち切ってしまう。
翌日、啓輔が帰宅すると家の前に絢萌がいた、絢萌は母から話は聞いていないのかときき、何故か大きな荷物を持っていた。
絢萌を家に入れた後、仕事でロンドンという絢萌母との電話で一人暮らしになってしまう絢萌と同居してくれないかと言われる。
本来なら啓輔の実家暮らしの予定だったが絢萌が啓輔との同居を望んだらしく、啓輔も絢萌との同居を受け入れる。
そうして幼馴染であり意識している少女、絢萌との同棲が始まった啓輔は色々と買い物をする事にする。
翌日は友人との飲み会があったが絢萌がいるので自重して切り上げる、そして翌日は日曜日なので一緒に買い物に行く事に。
そうして2人の家に変えていく啓輔と絢萌、料理は啓輔を支えたいという絢萌に任せる事になった。
それから一緒に家を出て、帰る時も時間を合わせて一緒に帰る啓輔と絢萌、そんな生活の中で啓輔は絢萌に以前よりも惹かれてく。
とはいえ年も離れているし絢萌には受験もあるのでどうすればと悩む啓輔、なので知り合いに相談してみたりもする。
さらに理帆からも後押しされて告白しようと決意したある日、絢萌の通う学園から絢萌が倒れたと聞いて急いで向かう啓輔。
過労だという絢萌を家まで連れて帰り、そして絢萌の事が好きだから1人で頑張らずに2人でやっていこうと伝える。 絢萌もずっと好きだったと受け入れてくれて恋人同士に、家事に関しては話し合って今後は辛かったら報告する様に言う。
それからデートしたり、キスにはまったり、そしてついに絢萌とセックスもして2人の仲は増々進展していく。
そうして無事に年末を迎えるがその時に何故か涙を流す絢萌、理由は気になるが誤魔化されたのでとりあえずは様子を見る事に。
とはいえそれ以降はいつも通りな絢萌、そうしてついに絢萌の両親が帰国、啓輔も絢萌との付き合いを報告する。
そしてその日に帰宅する予定だったが絢萌が準備が出来てないと言って延期する事に、そしてその日の夜の事。
夜中にふと目が覚めた啓輔は何か音がしているのが聞こえた、それは絢萌が泣いている為で同棲生活の終わりを悲しんでの事だった。
年末の涙もこれが原因、大好きな人と暮らすこの家で過ごしたいという絢萌に啓輔は落ち着いたら一緒に暮らせるように話そうと約束。
それを聞いて絢萌も翌日に帰宅、それから絢萌の受験が落ち着くまでは週末だけ会う時間を過ごしていく。
そうして無事に試験も終了したので絢萌と絢萌両親を家に招いて絢萌と同棲したい事を伝える啓輔。
絢萌も啓輔といたい事を伝えた結果、婚約を条件に同棲を認めてもらい、その日からすぐに絢萌は啓輔の家で過ごすのだった。
そうして試験は無事に合格し、絢萌とは大学卒業と同時に結婚する事になり、それからもイチャイチャ過ごすのだった。 新社会人で一人暮らし橘木啓輔(啓輔)は幼馴染の纏絢萌(絢萌)が両親の仕事でロンドンについて行って少しブルーな気分。
そんな時、父から母が病気になったので安全をとって妹の橘木理帆(理帆)を啓輔の家に住まわせるように言われる。
理帆がちょうど受験の時期だからだ、という事で病気の完治が確認できる1カ月くらいの間、理帆と暮らす事になった。
啓輔としては理帆の面倒をみるつもりだが、理帆も仕事で疲れている啓輔をサポートしようと考えるのだった。
初日は客人用の布団が汗臭いという事で理帆と一緒にベッドに寝る事に、その夜に啓輔は昔の夢を見る。
翌日からは実家から取って来た布団で理帆は寝る事に、、そして家事に関しても話し合う事に。
理帆としては色々してあげたいが家事がダメなので簡単な事だけを任せる事に、それから朝は一緒に出る事になった。
土曜に理帆と一緒に家具を少しだけ買って、日曜は友人との飲み会があったが理帆の事が気になってあまり楽しめなかった。
一方で恋愛的な意味で啓輔が好きな理帆がさりげないアピールを繰り返すも特に反応はしなかった。
そうして当初の同棲終了予定日が近づく、啓輔としては理帆と生活は嬉しいが理帆が1人でいると心配なので実家に居て欲しかった。
そして同棲最後の夜、理帆のお願いで一緒のベッドで寝た啓輔は再び昔の夢を見る、翌朝に理帆を実家に送ろうとすると電話が。
母からで父が感染したらしく同棲は延期、という事で再び理帆の事を色々と気にかけてるようになる啓輔は知人のマスターに相談する。
最近見る夢、小さい頃の啓輔と理帆が山に登った時、疲れたという理帆にその場で待つように言って一人で山頂に上った啓輔。
それからすぐ戻るつもりが少し迷ってしまい、理帆が待っている筈の場所にいなくて酷く心配をする、とはいえすぐに合流が出来たが。 しかし啓輔はそれから理帆が一人でいる事に対してどうしても不安になってしまうのだった。
一緒に聞いていたウェイトレスの言葉を聞いて無意識に理帆を子供扱いしていたのではと、そして過去の記憶の上書きを考える。
という事で休日に理帆を誘って以前の山でハイキングする事に、理帆の提案でケーブルカーもあるので夜景も見る事にした。
当日、無事に山頂まで着いたのでそこで理帆に昔の事を謝罪しながら自分の事を話し、これからは子供扱いをしない事を伝える。
それを聞いた理帆は今までのアピールがうまくいかなかったのは子供扱いされていたからではと考え、想いをぶつける決心をする。
翌日、一緒に帰る事になった啓輔と理帆、そして理帆に促されて途中にあるベンチに腰かけて、何事かと思う啓輔に理帆がキスをする。
そして理帆から異性として好きと言われる啓輔、いきなりの事なので頭が混乱はしているが嫌いになる事はないと答える啓輔。
それかた毎日キスしたり同じベッドで寝たり、デートをしたり、何故か理帆が以前より勉強を頑張ったり、そしてついに初エッチ。
そうして啓輔も理帆が好きだとはっきり伝えたが両親に関して2人で悩み、関係は言えないが結婚は出来なさそうと伝える事に。
クリスマスを一緒に過ごし、理帆から最近勉強を頑張っているのは志望校のレベルを上げて再び啓輔と同棲する為だと聞く。
そして年末、理帆は実家に帰り、啓輔もついて行き理帆と再び同棲する事と結婚についてだけ両親に伝えておく。
そしてセンター試験の一次には絢萌も帰省して久々に話し、そして理帆は希望の大学に無事に合格し、再び同棲するのだった。 ◎簡易版
剣士である伊庭八郎は上からの指示でりんという少女を連れていくという密命を受ける。
最初は喋れなかったりんだが旅をしながら感情豊かになっていき、八郎も惹かれる。
しかしりんを狙う存在との戦いで2人は離れ離れに、八郎は左腕も失う。
目覚めた八郎は助けてくれた人から最強の兵器を与えてもらうがそれは心を代償にした。
無事にりんと再会するが兵器の影響で心を失っていく八郎、さらに再びりんと離れ離れ。
八郎は自分の全てを賭けてりんを取り戻すも、戦いと兵器の多様が原因で死亡する。
実は人造の神みたいなりんはその身の全てを持って八郎を蘇らせる、左腕も心も復活。
それから八郎はりんを探して、なんかあってりんと再会出来て子供も出来るのだった。 ◎本編
1853年、他国からやって来た黒船により機関を取り入れた江戸は代償として青空を失っていた。
1863年、江戸で剣を指南する伊庭八郎(八郎)は敬愛する剣聖、男谷信友(信友)とこれからの事について話していた。
その後、弟である伊庭亥朔(亥朔)、そして偶然出会った亥朔の友人の森林太郎(林太郎)と共に茶屋で一時を過ごす。
途中、林太郎が用事があると中座、その林太郎の忘れ物を見つけたので亥朔が明日渡すというので任せる事にして帰宅する。
林太郎が中座したのは以前長崎で会ったシーボルトの娘のお稲を見つけたからで、そして追いかけて金髪の少女に会う。
少女はリィナ(りん)、曰くお稲の娘らしい、そしてお稲とも会う事は出来たがもう二度と来る事は無いようにと言われる。
その夜、江戸城のとある場所で勝海舟(勝)、土御門藤子(藤子)、蓬髪の男の3人が大機関という物の為に動いていた。
翌日、学問所へ行く亥朔に付き合っている途中で林太郎の姿を見つける、昨日の忘れ物を返す為に八郎が追いかける事になった。
林太郎はお稲に会う為に再び向かっていた、しかしその途中で殺人があったのだと知る、そこにあったのは爺と黒ずくめ数人の死体
林太郎は昨日りんとした会話の中にいた人物がこの爺であると思い、心配になる。
そこにいた同心と共にお稲と会った場所に、しかし既にお稲もりんもいなかった、一応は安心する林太郎。
それを見た同心が様子を変える、実は同心ではなく黒ずくめの仲間である男はお稲を追っているらしく林太郎を人質にしようとする。
そこに八郎が現れて男たちと相対する、そして男たちは八郎の実力を見て撤退、八郎達は八郎の仕事場である道場へ向かう。
道場で事情を話した林太郎は八郎にお稲達を助けてくださいとお願い、八郎は受け入れてお稲達を探す為に夜の江戸へ。
しかし八郎が見つけたのは息絶え絶えなお稲、そしてその時に空を飛ぶ人型の機関兵器、天颶が目に入る。
天颶は江戸の機関技術で出来た大砲たちを圧倒的な力で一掃して何処かへと去っていった。
そしてりんを回収したのは江戸城の財政を司る小栗上野介(小栗)の指示を受けた信友であった。
翌日、りんを探していた八郎に信友の部下から急用があると聞いたので信友の家へ、そして信友は八郎に密命を下す。 今日中に江戸を発ち下田へ、そこで積み荷を受け取って京へと向かえと、上意であると言われて何故とも言えずに受け入れる八郎。
信友から1本の業物を受け取って下田に到着、そこで信友の知り合いの江川太郎左衛門(江川)から積み荷の元へ案内される。
そこにあったのは鉄の処女、それに八郎が触れると中から異人の少女が姿を現す、その少女に一瞬圧倒される八郎。
翠玉の首飾りと翡翠色の鍵を持つ少女、りんと共に京に向かう事に、最後に江川から誰も頭から信用しないようにと助言をもらう。
京に向かいながらりんが喋れない事に気づき色々と安心させてあげると凄くりんに懐かれた八郎。
そして東海道のとある宿についた八郎達、八郎が1人でいると蓬髪の男が八郎にりんは貰うと宣戦布告をしてきた。
それから旅を続けて現れた刺客を退けたのもつかの間、飛空艇というこの時代では滅多に見かけないものが八郎達の前に現れる。
そこから現れたのは蓬髪の男と刺客数人、そして蜘蛛型の機関兵器『スマウグ』、それらが八郎達に襲い掛かる。
主に使う大刀は刃こぼれ、予備の長脇差は刺客相手の為、故に八郎はスマウグに対して信友から受け取った業物を抜く。
スマウグに傷を負わされ、りんに支えられながら八郎が業物を振るうと雷を放ちスマウグを撃破、そのまま逃走に成功。
そして琵琶湖までたどり着いた時、八郎は久しぶりの青空をその目にして、りんの声を聴いたのだった。
一方、いずれ王と口にする岩倉具視(岩倉)は左腕の演算機械を使い天颶、クラビッツシステムの制御系を無理矢理奪う。
そしてそれを使って京にいる将軍を襲撃、護衛にいた新選組隊士、土方歳三(歳三)もその戦いに参加しようとする。
しかし斉藤一に命じられて将軍を連れてその場を逃走、そうしてそこにいた新選組は歳三を残して全滅してしまう。
八郎達も無事に京についたが誰にりんを連れて行けばわからないし、何故かりんに関して色々と割り切れないでいた。
夜、宿を探していた八郎達に攘夷派が襲い掛かるがそこに歳三に救われて、八郎達を知っているらしく新選組の屯所へと案内されることに。
(ちなみに歳三が女性でありながら男性の名前を使っているのは舐められない為と、女を侮る相手を逃がさない為とか
屯所にて近藤勇(勇)と会い、歳三に小栗から回状で江戸からの密使を保護せよとの知らせを受けていたと聞く。 そのまま八郎達は新選組の元で厄介になりながら今後について考えていく事になった。
実は見つけ次第身柄を押さえよとの命令だったが勇の命で八郎がいたい時まで屯所へと置いておく事になる。
江戸、未来を予知するための演算装置を操る部屋で勝は藤子、蓬髪の男、そして武器商人であるグラパー商会と密談していた。
『組織』の末端構成員でありグラパー商会のリコリス・B・グラパー(リコリス)は八郎の業物、雷電兵装に興味を示していた。
そして岩倉に呼び出された藤子、用事のある蓬髪の男、飛空艇の持ち主のリコリスが京へと向かう事になった。
京では兄である桂小五郎の意思と名前を継いだ幾松が攘夷派の吉田稔麿(吉田)と会い、手に入れた情報を渡していた。
屯所の方では土方が勇に気に入られた八郎に興味を持ち、八郎は歳三と会話して京の現状を聞いて少しずつ行動をしていく。
その夜、りんを屯所に置いて1人で行動している八郎を刺客が襲撃、人斬りの河上彦斎(河上)は飛天の如き技を持つ剣鬼。
追い詰められるが騒ぎを聞いて現れた歳三達のお陰で河上は撤退、そして河上が八郎の名前を知っている事からりんの事も漏れたと推測。
土方達から攘夷派が何かを企んでいると聞き、河上が桂小五郎の手下である事から何かあると考える八郎。
故に屯所で修行していると歳三に呼び出される、そして攘夷派がついに行動をすると聞いて八郎も共に行く事にする。
桂小五郎がいるなら河上もいると考え、そして池田屋に乗り込むが情報を掴まれていて逆に反撃を受ける新選組達。
無傷の八郎と歳三が中心となって何とか反撃に出るも攘夷派、幾松と吉田は蓬髪の男の乗っていた飛空艇で逃げられてしまう。
その場に河上がいない事に気づいた八郎はりんが狙われていると気づき、急いでりんのいる屯所へと戻る事にする。
屯所につくとりんの護衛をしていた新選組は全滅、りんを無事に発見するが河上の襲撃、河上は八郎との決着の為に待っていたのだった。
本気の河上との戦いで徐々に追い詰められていく八郎、その姿を見てりんの黄金瞳が発言、空から天颶が現れる。
そしてりんは八郎に目もくれずに天颶と共にその場を去ってしまい、八郎はその隙を突かれて河上に左腕を斬られる。
それでもりんを追う為に河上に立ち向かう八郎、その瞬間に落雷が落ち、気が付いた八郎はりんを追うために歩みだす。 しかし流血が原因で倒れそうな八郎、その前に世界の敵を名乗る男が現れ、信友から任されたといい八郎の左腕と命を預かると言う。
一方の歳三達は将軍のいる城へ向かい攘夷派との戦闘を開始、最初は意志の高さもあり押していたが薩摩の人型機関兵器が現れる。
無敵ともいえるそれに追い詰められるも何処からかやって来た天颶によって兵器は動きを止め、歳三達は何とか生き残る事が出来た。
それから3カ月、歳三達のいる幕府軍は岩倉の休戦協定により命は繋いだが京からは追い出されて、軍の再編もままならないでいた。
りんは気が付くとリコリス達と共におり、リコリスと藤子に命じられて天颶の起動実験への協力をさせられていた。
そしてリコリスから人間ではないと言われ、さらに生きていると信じていたお稲が既に死んでおりその事を八郎が知っていたと聞く。
その事で苦しむりん、すると腕がモヤになり消えそうになり、もう1人の自分が消えたら楽になると言ってくる。
何とか元に戻るもりんはずっと一緒にいてくれた八郎の事を求める。
そして八郎は京より一里離れた信太の森の小さな庵にいた、そして八郎を救った世界の敵、ニコラ・テスラ(テスラ)もいた。
八郎の持つ雷電兵装、電磁刀もテスラが作ったらしく雷電装神といい、テスラは呪いだと言ってそれを好ましく思っていない模様。
庵の主である狐耳の葛葉、テスラからプセールと呼ばれる人種と聞く、に看病されながらテスラに言われて休むしかない八郎。
それからまたしばらくしてテスラがりんの居場所を突き止める、岩倉と手を組んで吉田達も共にいる事を聞かされる。
そしてテスラから八郎の役目とは誰が誰の為に成すものかと聞かれ、考えて自分の為にりんを扶けたいと答える八郎。
その答えを聞いたテスラは八郎に手をやろうと言う、それは最新の雷電装神であり、これで電磁刀を振るえばその火力は絶大だと。
代わりに並大抵でない痛み、そしていつかはこころを喰らってしまうと言うがそれでもと八郎は覚悟して受け入れる。
その八郎を探す藤子は崖っぷちであった、岩倉に命じられて探していたが全く見つからず、そこに蓬髪の男とリコリスが現れる。
そして人を超える力を与えると言ってそれを受け入れる藤子、そして蓬髪の男によって先祖の血であるプセールの血を発現させる。 そして覚醒した藤子はその力で眷属を生み出してそれを八郎の元へ飛ばす、一方で八郎は施術が終了して機械腕も馴染んでいた。
そこにテスラからカワラバンを受け取り、大政奉還により朝廷に政治の実験と将軍の位が返上され、
将軍は死亡、そのまま岩倉の手によって朝廷は幕府を必要としない状態になり、さらに元幕府軍を消そうとしていた。
それでもりんを選んだ八郎、そしてりんをいかに取り戻すか考えているとそこに藤子の放った眷属が現れて居場所がバレる。
という事で急ぎ出立、その直後に森に火が上がる、それをやった蓬髪の男を見てテスラは探し物が見つかったとそこへ向かう。
飛空艇と蓬髪の男をテスラに任して八郎は葛葉と共にりんのいるという御所へ、葛葉の力で空間を飛んで侵入成功。
そして無事にりんと再会して抜け出そうとするところに藤子と河上が立ちふさがり、葛葉と八郎が立ち向かう。
テスラは蓬髪の男、チクタクマンの呪いを受けた坂本龍馬(龍馬)との戦闘を開始、しかしその途中で転移されて逃げられる。
一方、天颶のある鞍馬山で吉田と幾松がりんから盗み取っていた翡翠の鍵で天颶を起動させようとしていた。
しかし事前にそれを知っていた岩倉によって幾松は死亡、吉田も殺されそうになるも転移してきた龍馬の手で助かり、そのまま転移で逃走。
転移先で龍馬は呪い、正しき歴史を吉田に見せてそれを変える為に人を止めろと言い、吉田は受け入れて、代わりに龍馬は消滅。
吉田には逃げられたものの岩倉は奪った翡翠の鍵で天颶を起動させるのであった。
八郎と河上との戦い、河上は圧倒的な力を誇るも八郎は機械腕と電磁刀の力を全開にして河上を追い詰めていく。
そしてまともな心を失い河上にトドメを指す直前にりんによって止められて、河上はいずれまたと言ってその場から逃走。
葛葉と藤子の戦い、葛葉は子孫である藤子の為に魂を削って一撃を喰らわせ、その悲しい人生を終わらせ、反動で葛葉も消滅。
そして元幕府軍と朝廷軍の戦闘、江川の連れてきた機関砲台により機関兵は攻略するが天颶によりまたも敗走を重ねる。
八郎とりんも京を出て江戸に向かうが、機械腕と電磁刀の多用で八郎は心を消耗し、りんも守る事以外に関して感じなくなってきていた。
下田で江川と再会、そこで幕府が朝廷に下り、それが原因で殆どの幕府軍が藩を守る為に朝廷に屈する事を選んだのだと聞く。 しかし箱根ではまだ軍がいるらしく、それを聞いた八郎はりんと共にそこに向かう事を選ぶ。
箱根に無事に到着するがすぐに天颶と機関兵が襲撃、天颶の力で箱根側の機関のみ停止させられてあっという間に削られていく。
八郎が戦うも既に限界寸前、せめて敗残兵の一部を逃がすのが精いっぱいであり、八郎もりんと共に逃げ出す。
岩倉はその事に喜び、残りは江戸を滅ぼすだけとなったがそこにリコリスと吉田が現れて、吉田の手によって岩倉は殺される。
八郎とりんがとある宿に泊まった時、りんの母親の話になりそこで初めてりんの母親がお稲であった事に気づく八郎。
その事に酷く後悔をする八郎を慰めるりん、りんは八郎はお稲の死を隠していたのではないと知って安心したのだ。
そして八郎も人であり悩んだりする人間だと言うが、色々と限界であった八郎は逆上してりんに掴みかかってしまう。
その勢いでりんの着物がはだけて正気に戻る八郎、しかしりんは八郎を慰めてあげたいと言って八郎を受け入れる。
愛し合っていないと駄目と説得するが、愛していないのと言われてた八郎は愛していると返してりんと繋がる。
その夜、何者かに呼ばれたと感じたりんが外に出るとそこにいたのは河上でりんは捕らえられてしまう。
後から目覚めてその事態に気づいた八郎が見たのは機械の足を手に入れた河上、河上は北で待つと言ってりんを連れ去る。
(河上を改造したのはリコリス達、怪我したのを拾った後に改造を提案したら快諾されたので
追いかけようとする八郎に歳三が声をかける、北の五稜郭の頭目も今やおかしくなってしまったのだと聞く。(勇は少し前に処刑された。
それは『結社』が原因だった、結社が戦闘データの回収の為に五稜郭頭目にも呪いを与えていたのだった。
そして五稜郭は捕らえたりんを使ってまさかの浮上、空中要塞五稜郭にも天颶と同じ機関を停止させる力があった。
その力で朝廷軍を撃破、そこに天颶がやって来て空中五稜郭との戦闘を開始、一方で八郎と歳三は五稜郭が飛ぶ前に潜入していた。
そこで歳三からりんが人でない事、カムイの欠片という物を用いて楠本稲という学者が造った人造の神である事を聞かされる。
しかし2人ともりんはりんと考えていた、そして八郎はりんの元へ、歳三は落とし前を付けると言って互いに別れて進む。 そして河上との4戦目、機関の足で音速を超える斬撃を繰り出すのに対して八郎は刀をその身で受けて反撃の一撃を与える。
しかし河上は機関の足から生まれた化け物、クトゥルフ系の何かと合体、無限に再生する足を使って八郎に攻撃を仕掛けてくる。
八郎はテスラから使わずに済めばと言われた兵装、『荷電粒子の神槌』を放ち、それにより河上は消滅した。
その代償は大きく既に八郎は限界寸前、それでも最後の意地でりんの元へとたどり着き、そしてりんを救い出す事が出来た。
だが限界を迎えた八郎はそこで死亡、嘆き悲しむりんは力を全開放、五稜郭の力を受け入れていく。
そしてりんを人の形たらしめていた翠玉の首飾り、演算器をも手放して八郎を取り戻す為に力を行使する。
りんに力を取られて崩壊していく五稜郭、その中で歳三は頭目からの精神攻撃も意に介さずに切り捨てた。
天颶、そしてそれに搭乗した吉田は最後に自爆をしようとするが、五稜郭制圧の為に来ていた朝廷軍により撃破される。
りんは八郎の中にいた、機械腕と電磁刀を使い尽くした結果、虚無となっていた八郎の中。
それでも八郎を信じて中をさまよい、ついに唯一残っていた八郎を見つけ出してりんは八郎から受け取ったものを与えていく。
それは耀き、それは八郎が喪ったはずのも、欠け堕ちたものを埋めていくのであった。
それから、勝と小栗は罷免されて事後の調停役として信友が任命、その親書を運ぶという名目で五稜郭まで来た亥朔。
五稜郭跡地に生まれた巨大な大樹を眺めながら消息を絶った八郎を探すが見つからない、その時、鈴の音が聞こえた。
それに導かれて大樹に向かうと皮が捲れてその中から八郎が現れ、八郎は左上が生えておりその中には翠玉の首飾りと鈴のリボンがあった。
それから、新政府のお尋ね者となった八郎は遠い北の大地でりんと、その間に出来た子と過ごしていくのだった。
※追記
・りんの母体はチキサニ媛、アイヌの祖神で木の女神でもあり五稜郭後の巨木はりんの力
・最後について:テスラ曰く八郎は再誕したらしく、おそらくりんも再誕したのではとの事。
・歳三は一応は生死不明、リコリスは生存したが『組織』は脱退する ◎短縮
デーモンと呼ばれる存在と戦う存在、スターズの上泉夕里の戦いに巻き込まれた高杉星司は夕里と繋がる事によって命を繋げる。
そのせいで夕里と1m以上離れられない様になる、故に夕里と同棲する事になって様々な夕里の表情を知っていく星司。
夕里も星司のお陰で調子を上げていき、星司のお陰でスランプからも脱して絶好調な状態。
そうして互いに好きになって恋人になる2人、そうして敵の親玉も倒して、結婚して子供も出来るのだった。 ◎本編
クラスメイトである上泉夕里(夕里)に惚れている青年、高杉星司(星司)がある夜に外出していると謎の生物に襲撃される。
そこに変わった衣装の夕里が現れて星司を救う、そこにマーヤ・クリエンケ(マーヤ)と名乗る少女が現れて夕里に攻撃を仕掛けてくる。
互角の戦いを繰り広げていたが星司を庇って夕里が大怪我、星司も命は助かったが瀕死、マーヤは捨て身の一撃で退ける。
そこに学園の保険医で担任でもある与那嶺芙慈子(芙慈子)が現れて星司達に何かを施し、目覚めると学園の保健室にいた星司。
夕里の無事も確認し、芙慈子から今回の件に関して説明を聞く、星司を襲った謎の生物の名前はデーモン。
昔国防の為に悪魔召喚したが失敗し、呼び出された魔神とその配下、デーモン達は暴走を開始して人々を襲い始める。
悪魔召喚した術者は責任を感じて今度は別の悪魔を召喚してデーモン達に対抗する叡智を求めた。
その力がスターズ、所謂魔法少女でそれにより世界を平和にするのが煌めく星空の会であり、夕里と芙慈子はそこに所属しているらしい。
そして芙慈子から今回の件で2人の命を助ける為に命の共有をしたと聞かされる星司と夕里、2人の小指は糸で結ばれていた。
糸は魔力で出来ているらしく普通の人には見る事は出来ずに切る事も出来ないが1m以上離れると死んでしまうとか。
そして学園でも色々と誤魔化す為に恋人として振舞い同居もする事になり期限は3カ月、夕里はすぐに気持ちを切り替えて受け入れた。
実は学園では猫をかぶっており、色々と残念でちょっぴりアホの子な夕里に幻滅するも星司も受け入れる。
翌日の学園では芙慈子の手によって隣の席に、そして芙慈子の他にも夕里の後輩の佐竹鹿子(鹿子)も色々としてくれる事になった。
家事は鹿子に任せっぱなし、性格はネアカ、色々と天才的なせいでメンタルは弱く友達も皆無な夕里。
しかしデーモンと戦う姿に星司も見直して色々と努力しようと決意、そして芙慈子は夕里の力が強まっている事を知る。
それはそれとして性欲の限界が近づいてくる星司、ある日処理しようとしたところを夕里に見つかってしまい芙慈子を呼ばれる。
芙慈子は理解してくれて夕里と話し合う事に、そしてマウントを取りたい夕里の手によって処理される事になった。 それから数日後、夕里の給料査定になるが星司の一件でマイナス査定となったので期限いっぱいまでに何とか挽回を目指す事に。
そんな日のデーモン退治、いつもとは違う強力なデーモンに夕里が攻撃を受けそうになり咄嗟に前に出てしまう星司。
その時、女性にしか使えない筈の魔法で攻撃出来た星司、そしてそのまま夕里の力によってデーモンは消滅した。
その後給料査定は無事にプラスに、星司が力を使えたのは夕里と繋がっているのが理由ではないかとなった。
その日の夜、星司が夕里にマッサージをする事になり、夕里の肌に興奮してしまってそのまま愛撫してイカせてしまう。
夕里に怒られるも星司は自分が一度は幻滅はしたものの未だに夕里に惚れていると理解し、告白しようと思う。
まずは夕里と気まずくなってしまったので魔法について教えてもらう事に、そうしてちょっとずつ会得していく。
その夜、夕里から再びマウントを取りたいのか性欲処理をしてあげると言われ、今度は口でしてもらう事になった。
ある日、鹿子と模擬戦をする事になった夕里だが敗北してしまい、それから調子を崩して落ち込んでしまう夕里。
何とか慰めて少しは立ち直るも空元気、星司は鹿子から話を聞いたりして決意して、夕里に男女として好きだと告白。
失敗するかもと恐れていたがそれでも言えたと、だから夕里にも鹿子ともう1度戦ってほしいと言う。
それを聞いて夕里も敗北を恐れてしなかった鹿子との再戦を決意、星司への告白はそれまでお預けとなった。
それから普段は全くしない修行を開始、鹿子対策もしっかりと準備して再戦、今度は無事に勝利した夕里。
実は今回の模擬戦は夕里へ発破をかける為のものだった、最初から怪物的な活躍をしていた為に色々と大雑把になっていたとか。
その夜に再度告白、夕里は好きとかは分からないが気に入ってはいる、それでもいいならという事で恋人になりキス。
それから夕里とイチャイチャしながら過ごしているとマーヤが学園に転校してきたので屋上で話し合う事に。
マーヤはデーモンとの契約で変身する力を持っており、本人曰く契約でスターズを倒す為に夕里に決闘を申し込んでくる。 学園に転校してきたのは一般人は巻き込みたくないマーヤと芙慈子達の思惑が重なった為であった。
そして芙慈子達の上司は何とかマーヤを仲間に出来ないかと考えており、マーヤは星司を害したので罪を償おうとしてくる。
それからマーヤが星司に迫ってきて夕里が怒る状況が勃発、星司がマーヤと付き合っている事を説明してマーヤも控える。
そして今回の事で夕里は星司が好きと自覚してそれを伝えてくれて初エッチ、それからさらにイチャイチャな時間を過ごす事に。
それからマーヤを仲間にする為に星司と夕里はマーヤを尾行してその人となりを調べる事にする。
その結果、素直で優しい性格だと判明、そして芙慈子がマーヤに戦う理由を聞いてみると契約だからと言う。
その瞬間に魔力の揺らぎを感知、そこからマーヤが操られている可能性がある事が判明する。
故に説得は無駄と判断、マーヤを一度倒してから洗脳を解くなり、その為の装置を破壊するなりの方法が必要であると判断。
その為にさらなる修行、そしてマーヤの挑戦を受けて勝った方が負けた方に1つ命令が出来ると約束をさせる。
そうしてついにマーヤとの戦い、星司は星空の会から装備を受け取ってはいるが自衛と応援のみで戦うのは夕里のみの一対一。
修行で対策も積んできており互角以上の戦い、そして大技同士の衝突で負けそうになるも星司の応援を受けて無事に勝利する。
夕里は勝者の権利として下僕、言い方はあれだが友達になる様にマーヤへと命令する。
しかしマーヤは契約の際に呪いの苗を身体の内に入れられており、敗北したのでそのまま死んでしまうという。
一緒に来ていた芙慈子が星空の会へ何とか連れていこうとするがその前に夕里が呪いの苗を引っ掴んで抜き取る。
そしてそれを鹿子が凍らせて無事解決、そうして無事にマーヤも仲間に加わるのだった。 さらに身体も完治して糸はいらないという事が判明するが、夕里は星司と離れたくないと駄々をこねるので夏休みの間は一緒にいる事に。
それから皆で魔法の修行したり、海に行ったりしながら過ごしていく日々、その一方でデーモンの出現数が増えていた。
そしてついに同居している夕里の家にデーモン達の親玉である魔神が襲撃、いつもとは違い危機感を覚えた夕里は初っ端から全力。
しかし魔神は無傷でついに夕里は敗北、そして魔神は夕里を洗脳しようとするが星司が間に入ってそれを妨害する。
その瞬間、夕里と繋がっていた糸が切れてこれまで星司流れていた夕里の力が一気に吹き出してくる。
それを使って魔神の武器を奪って反撃を開始、今までの修行のかいもあって夕里の魔力を操り無事に魔神を撃破する。
しかし起き上がった夕里が洗脳されたままだった、しかし妨害により洗脳が半端だった事もあり星司はうまく夕里を誘導していく。
そのままエッチに持ち込んで洗脳を解除する、夕里は正気の戻ったが星司にやられた魔神がその間に復活していた。
そして魔神との再戦、今度は星司にやられた傷もありダメージを与える事が可能になり、無事に魔神を消滅させた。
とはいえデーモンが消える事は無かった、それはそれとしてそれからも夕里とイチャイチャを続けていく星司。
それから10年後、星司は夕里と結婚をして一人娘を授かっており、これからも夕里とともに過ごしていくのだった。 ◎短縮
何やら訳ありそうな少女、マーヤ・クリエンケを家に連れて帰る高杉星司、すると家に異形の者の魔神サブナクが現れる。
そしてサブナクに誘われてマーヤの手伝いにする事に、そこで能力を手に入れる代わりにマーヤから離れなくなる。
そのままマーヤと共にサブナクの敵と戦う星司、その途中にデーモンと戦うスターズと呼ばれる存在と知り合う。
スターズ達の力で実は操られていたマーヤの洗脳を解除、星司とマーヤはサブナクと敵対する事になった。
その後、好きになったマーヤの妹分のペトラを救った事でマーヤからも好かれて恋人になる。
そしてスターズ達と協力してサブナクに勝利、それからマーヤと結婚して、マーヤは妊娠したのだった。 ある日、高杉星司(星司)が男に恐喝されていると謎の少女が見学してくる、気分の削がれた男は去っていく。
それから2カ月後、友人から美人の外国人少女がいるという噂を聞かされて、もしかして以前の少女かと思い行ってみる。
そこにいたのは以前会ったのとは別の少女だった、話すと何だか中二病な発言をする少女であるが、何故か印象が頭にこびりついた。
数日後、夢にまで見始めたので再び会いに行く事に、その日はお腹が減っているらしいので食べ物を買ってあげた星司。
翌日、流れで名乗ると少女はマーヤ・クリエンケ(マーヤ)と名乗ってくれる、しかし本当に訳ありらしくもう来ない様言われる。
しかし2週間後、夏休みに入った星司はマーヤの元へ、光と闇の戦いで弟子を連れてきた光に敗北をして撤退をしてきたらしい。
突然苦しみだすマーヤ、そこに異形の者が現れてマーヤを斬る付ける、すると何故かマーヤの苦しみは治まった。
その異形、魔神はマーヤと契約している相手らしく、デーモンと呼ばれる存在を率いて叡智を与えたり災いになったりするらしい。
今回、別の魔神が現れたらしく、それとの戦いに星司が必要だと言う魔神、魔神が星司に提案したのはマーヤの使い魔になるという事。
マーヤと幾度も会い、魔神とも会った星司には運命があると、そして星司に使い魔となって共にデーモンを倒せと言う。
断ったら危険な雰囲気で敵が人間でも無いので受け入れる事に、そして魔神サブナクとの契約でサテライトという名の使い魔になった。
そして力の吸引して放つ魔法を得たが、代償ににマーヤとの関係を他人に話せず、マーヤと1m以上離れたら死んでしまう状態になる。
サブナクが去った後、まずはテント暮らししているマーヤを自宅に誘う事に、家には母がいたが星司の恋人と思って親戚の家に行った。
翌日、家にサブナクがやって来て決壊を張ってくれる、そしてマーヤにはこれから個対個から個対多の戦いをするように言って去る。
そしてマーヤから支援してくれる団体、『吠えたける獅子の会』の冊子を貰って、デーモンに対しての知識を得る星司。
敵対デーモンと初戦闘が発生するが星司も魔法でマーヤを援護して無事に勝利、しかし魔法の連発で消耗してしまう星司。 翌日、家に来たサブナクに相談すると精神が合わないと言う、曰く秩序に即した人間より欲望に忠実な方が良いらしい。
(マーヤは真面目だが個を貫く鉄の信念m強烈な自我で力にしているらしい
つまり欲望を満たせと言われてついマーヤを見てしまう星司、するとサブナクはそれを満たせと星司の考えをマーヤに伝えてしまう。
マーヤは星司が甘えたいと誤解して抱きしめてくれる、それはそれで満足なので次の戦闘で魔法は問題なく使えた。
それから毎日訓練するマーヤに引っ張られて星司も訓練しながら、敵対デーモンを倒す日々を過ごしていく星司とマーヤ。
半月程経ったある日、サブナクからそろそろ戦いの決着がつくので大規模な襲撃があると伝えられる。
ある日、マーヤとの外出中に敵対デーモンが出現、しかも今までは別空間で戦っていたが今回はこちらの世界に侵攻してきた。
急いで撃退するがジリ貧、そこにマーヤと敵対関係の魔法少女、スターズが2人現れるが状況が状況なので一時的に協力しあう事に。
殲滅が終わった後、スターズはマーヤに攻撃を仕掛けてきそうだったので逃走、スターズは一般人の記憶操作があるので追ってこなかった。
無事に帰宅出来たがスターズの1人、上泉夕里(夕里)は星司のクラスメイトなので自宅を知られてしまう可能性があった。
それから数日後、サブナクが家にやって来て星司が魔法を使う事に疲労を感じ始めている事を指摘する。
マーヤに抱きしめれらる程度では満足できなくなってきている事も、マーヤの前で指摘されてしまい、さらに次の欲望もマーヤに教えられる。
サブナクは暫く家に来られない事を伝えて去ってしまう、そしてマーヤと2人きりになって気まずい星司。
星司がマーヤに謝ると、マーヤは星司になら良いと尻を触る事を許可してくれて、お陰で欲望を満たす事も出来て魔法の力も上がった。
数日後に夕里とその仲間達がやって来て家に入られる、夕里達は『煌く星空の会』と言ってデーモンと戦う組織らしい。
以前見かけたスターズの1人は佐竹鹿子(鹿子)、学園の保険医で担任でもある与那嶺芙慈子(芙慈子)も組織の一員だった。
そして色々聞いてくるが当然答えられない、しかしその様子を見て鹿子が何か事情があって話せないのではと推測してくれる。 そして芙慈子が仲良くしないかと提案してくるのでマーヤと話し合う事に、敵対デーモンの存在があるので受け入れる事に。
数日後に夕里達が遊びに来る、星司はおそらく調査しに来ているのだと考えてがサブナクから解放されたくもあるので受け入れる。
その夜、欲望を満たす途中で暴走して素股までしてもらい、そこまでしてもらった星司はマーヤを気に入ってもいるので責任を取ろうと決意。
そして付き合ってくれと言うとマーヤは巻き込んだのは自分だから責任を取る必要はないと断る。
それからマーヤに対して気まずい星司、そして夕里達が来ている時に敵対デーモンの存在を感知して戦いに向かう。
後から来た夕里達の援護もあり無事に勝利、そして何度も調査した結果、芙慈子は星司達のサブナクからの呪いを解明する。
そして数日後、夕里達がやって来て星司とマーヤにかかっていた呪いを解除、1m以上離れられないの以外は解決した。
自分が洗脳されていたと聞いて落ち込むマーヤ、夕里達と一緒にそれを慰めているとそこにサブナクが現れる。
サブナクは敵の魔神を倒したと言って、そしてサブナクが戦いを仕掛けてきて戦闘が始まるが瞬殺、しかしそれは本体では無かった。
戦いの傷が癒えたら再び現れると言って立ち去るサブナク、そして星司達も『煌く星空の会』に参加する事になった。
夏休みも終わりマーヤも学校に通う事になった、ついでに新しいサテライトのヒューズがマーヤ付きになる。
学園では星司とマーヤが恋人同士という事で傍にいる事になった、そしてサブナク打倒の為に部として集まる事になった。
そこで特訓やデーモン退治で魔法を使う星司、マーヤは自分から欲望を満たしてくれと言ってくれる。
それから皆で過ごしながらやはりマーヤが好きだと感じるが、一度振られた手前積極的にいけない星司。
そんな時、マーヤの妹分でマーヤに会う前に会った少女、ペトラ・グリューン(ペトラ)が星司の家にやって来る。
泊まる場所が無いと言うのでペトラも星司の家で住む事に、それからペトラがいるのが当たり前になるくらいに過ごしていく。
そんなある日、ペトラの様子が何かおかしい事に気づく星司、その数日後にペトラによってマーヤから離されてしまう星司。 力が高まっていたお陰ですぐに死ぬ事は無かった星司、ペトラの様子がおかしい事から洗脳されていると推測して説得しようとする。
そのお陰でペトラは正気に戻り、マーヤ達も不在に気づいてやって来て、星司の言葉から隠れているデーモンを発見。
元人間らしいが夕里がお構いなしに攻撃を仕掛けて無事に捕縛、そしてペトラを抱きしめてくれた星司を抱きしめるマーヤ。
その後、治療と検査の為にペトラは芙慈子の元へ向かった、そしてそのペトラからマーヤと告白する様に後押しさせる。
そして2人きりになった時に星司が告白しようとするとその前にマーヤから告白される。
その後、以前の告白の時に責任を取る為ではなく好きだから付き合ってと言えなかった事を怒られつつも、恋人になる。
それからペトラも無事と判明し、恋人としてイチャイチャしながらサブナク対策もして、ペトラともエッチする。
それから季節が秋になったが熱い日が続くある日、サブナクが星司の家にやって来て決戦の日を伝えてくる。
最近熱いのもサブナクが敵の魔神を取り込んだせいらしく、それほどの力で敵を一掃する為に宣戦布告してきたらしい。
それからはいつも以上に修行を重ね、決戦日には各地から100名ものスターズが集まってサブナク率いるデーモン軍団との決戦。
雑魚を倒してサブナク戦、ダメージを与える事は可能だがそれ以上に強烈なサブナクの攻撃で1人、また1人と倒れていく。
サブナクの余興で残ったのは星司とマーヤ、そこでヒューズの助言である案を思い付いた星司、その為にマーヤは時間稼ぎ。
そしてその間に星司がスターズ達から力を集めてマーヤの攻撃で隙の出来たサブナクにぶつけて、ついに撃破する。
それから月日は流れて、残党デーモンを討伐しながらマーヤとは結婚をして、マーヤは妊娠をしたのだった。 ◎登場人物&簡易版
+大倉 弘之:株で儲けている青年、1と違って良い人
⇒宮森姉妹が借金で危機と知って、助けようと奔走する
+宮森 香純:幼い容姿の教師の姉、根は真面目だがよく現実逃避するし果てしなく嫉妬深い
⇒現実を見ない香純にイライラする事はあるも頑張って何とか救い出して告白。
教師と生徒という関係から一度は断るも香帆のお陰で無事に恋人になる。
+宮森 香帆:学園のアイドルの妹、姉と比べてしっかり現実を見ており
⇒仲良くなるも誤解から一度は関係が途切れるが、それでも何とか説得して借金から救いだす。
その後、誤解だと気づいた香帆から告白されて無事に恋人になる。 ◎共通
酷い義母と離れる為に1人暮らしている学生、大倉弘之(弘之)は株で成功してそこそこのお金を持っていた。
そんな弘之の通う学園の教師、宮森香純(香純)は何かと弘之の事を気にかけてくるがあしらって帰宅。
しかし空腹だった弘之は普段行かないファミレスに行ってみる、そこで香純の妹の宮森香帆(香帆)と会う。
バイトしているらしく黙っていてほしいと言われる弘之、翌日の学園でも念押しされたので頷く。
バイトしている理由を聞くと死んだ両親の借金が原因だとか(ちなみに香純が連帯保証人となっての借金
翌日にお礼として香帆が弁当を作ってきてくれる、お昼にそれを食べようとすると偶然香純に見られる。
香純はそれを弘之の彼女が作ったものだと誤解しているらしく、弘之はついからかいたくなる。
◎香純
折角なのでからかい可愛い香純の姿を見た後に屋上へ、そこで弁当を堪能していると香帆がやって来る。
流れで香純の話になり、香純が今まで彼女が出来た事が無い事を知る弘之。
翌日、学園に遅刻した弘之の前に香純が現れてこのままでは単位が足りないかもだから補習をしようと言う。
逃げ出そうとする弘之だが実家に連絡すると脅されて諦める事に、という事で翌日の放課後に2人きりで補習をする事に。
そこで先日の弁当の件で弘之に彼女がいると思っている香純に、補習が原因で振られてしまったと嘘を吐く。
すると動揺して困った顔をする香純、その顔が可愛いと感じた弘之は代わりに映画に行くように誘う。
最初は首を縦に振らなかったが補習を真面目に受けると言うと香純も受け入れてくれて休日に見に行く事になった。
そして映画を見て、その後も一緒にいる為に買い物に付き合わせていると急に怯えだす香純。 ヤクザまがいの男がそこにいて香純は知り合いと言うが関係は不明、そして男が去った後に香純も用事があると帰ってしまう。
その後、行きつけのバーで飲んでいる途中で先ほどの男が借金取りだと気づき、さらにそこにその借金取りがいた。
さらに仲の良い店主から借金取りが弘之の知人と関係があると聞いて、その知人に連絡をして情報を探る弘之。
その前に香純にも借金取りから話を聞いたと言って何とか情報を探ろうとするが香純は関係の話だからと断る。
しかし弘之は自分が以前に傷害事件を起こした時に香純に助けてもらい、その時香純が弘之の卒業を見届けると言った話を出す。
そして香純がいなくなるならすぐにでも学園をやめると言うと、気持ちだけは受け取るとほんの少しだけ態度を軟化させる。
その後、知人の伝手で借金取りと直接交渉、香純の現状を聞いて週末まで総額を用意出来るなら解放しても良いと言われる。
しかし期限までに用意できたのは半額、そこに借金取りから連絡が来て素直に現状を話し、それでも香純はやめてくれと懇願。
借金取りは弘之は香純に惚れていると言い、それなら香純はデリヘル行だがそれを毎晩買えばよいと言う。
そして一カ月以内に総額も用意出来るなら解放と期限を延長してくれると口利きをしてくれるので受け入れる事に。
その後、今回の事で学園を休んでいたので香純から連絡、香純の弘之を心配する事で現実から逃げる姿に少しイライラする弘之。
そこで少し痛い目に合わせた方が現実を見るのではと思う、そして香純がデリヘルとして初めてやって来る日になる。
という事で変装して香純を出迎える弘之、そしてある程度脅した後に現状を説明するが未だに弘之から金を借りる事を断る香純。
そんな現実逃避を続ける香純に弘之が無理矢理犯そうとする態度を見せると泣き出す、それを優しく抱きしめる弘之。
そして落ち着いた香純に再び説明をすると、弘之にこんなに迷惑をかけて情けないと、何故そこまでしてくれるのかと言う香純。
弘之は香純を守れるなら大した事ではないと、そして可愛いからと答えて、それを聞いた香純と弘之はキスをし、そのままエッチ。
無事に香純とそういう関係にはなれたが教師と生徒の関係もある為に素直に好きとは言ってくれない香純。 とはいえ翌日以降もうまく香純を流してエッチ、香純も弘之とのそれを段々と受け入れていく。
そんな中で知人からの情報で一気に資金増大、借金返済が目前というところまでやって来る弘之。
しかし弘之は返済してしまえば香純との関係が途切れるのではと思ってしまい、そして自分の気持ちにも自信がつかない。
そこで香純の現状を話した香帆に相談、それで自分が香純にべた惚れと自覚出来た弘之はお金の事を話す事に。
そしてその夜、デリヘルでやって来た香純に事情を話して告白、しかし香純は生徒と教師だからダメと断る。
翌日、念のために予備の携帯を渡していた香帆から電話、香純が帰って来るなり泣き出して何か事情を知らないかと聞かれる。
なので告白して振られた事を説明、すると香帆は香純も泣く程に後悔をしているから弘之と付き合うとっておきがあると言う。
それは香帆が偽の恋人として香純の嫉妬心を煽る作戦、という事で香純に情報を流して香帆と偽装デートをする事に。
そして隠れて付いて来ているつもりの香純に思いっきり見せつけ、そして夜になり香純がデリヘルとしてやって来る最後の日。
香帆もその場におり、そして再び煽ると香純が間に割り込むも香帆の弘之が好きなのかという言葉に肯定できずに黙らされてしまう。
そして香帆が弘之にキスをしようとした時に泣き出す香純、そしてついに素直になって弘之に好きだと告白する香純。
弘之はそれを受け入れて恋人に、邪魔者は退散と香帆が去った後に事情を説明、今回の事も許してくれるのだった
それから借金も無事に返済して香純と過ごすがある日、2人が手をつないだ写真を撮られたらしく学園にその事がバレる。
奇跡的に互いに別々の場所でした言い訳がかみ合っていた事もあり、関係がバレる事はなく注意で済んだ。
しかし香純は自主謹慎、そしてそれが終わった後に屋上で2人で会い、香純は別れようと言う。
このまま付き合うのは無理、なら卒業まで待つしかないが香純にはそれが耐えられなかった、だから別れようと。 弘之はそれは逃げだと言うと香純も別れたくないと言う、そして弘之の言葉で香純も別れるのをやめる。
それからは週末に地方で会う事で我慢して、学園を卒業したら結婚しようと約束するのだった。
◎香帆
しかしぐっとこらえててきとうにあしらって屋上へ、そこで弁当を堪能していると香帆がやって来る。
感想を聞いてきたので素直においしかったと答えるとまた作ってこようかと提案してくる香帆。
だが借金の事を聞いているのですぐには頷けず、話し合いの結果、携帯を貸す代わりに弁当を作ってもらう事に。
メールをしたり、お弁当を一緒に食べたり、そんな感じで香帆と過ごしていき少しずつ惹かれていく弘之。
香帆も時間とお金が無くて友人達との会話についていけず、なんだかんだ優しい弘之と昼を過ごすようになる。
ある日、香帆の無垢な笑顔を残したくてバイト中の香帆の写真に撮って、それを待ち受けにする弘之。
それから数日後、香純の授業中に株関連で携帯を弄っているところをバレて携帯を没収されてしまう。
そしてそこから香純に香帆のバイトがバレてしまい、香純は香帆のバイト先を弘之に追及してくる。
しかし何か答える前に香純の元に電話がかかってきて、何かあるような顔で香純はそのまま帰ってしまう。
気になった弘之がついていくと借金取りに催促をされている場面だった、弘之も首を突っ込むもその場は何事なく終える。
香純に借金に関して聞くが何も答えず、翌日には香帆から携帯は返されて、弘之がバラしたと誤解されて嘘つきと言われてしまう。
裏社会に通じている知人の伝手で香純の借金の総額を知り、さらには風俗に落とされてしまう目前とまで知る。
そして何とかする為に株で稼ぐ事に、ガセである事も多いその知人の情報を手に株で勝負を仕掛けて無事に成功。
それを香純に無利子で貸そうとするが断られる弘之、現実を見れていない香純を説得できないなら香帆に頼るしかないと考える。 何とか頭を下げて香帆と話し合いの場を設けてそこで事情を説明、そして香帆も信じてくれて香純を説得すると言う。
再び携帯を渡して翌日、香帆のお陰で再び香純と借金について話せるので香帆のバイト先で話し合う事に。
しかし未だに弘之の提案に頷けない香純、そこでバイト中の香帆を呼んで説得してもらってようやく受け入れてもらう。
その後、知人を通じて借金は無事に返済完了して数日後、屋上で一人でいると香帆がお弁当を持ってきてくれる。
香純に礼をしろと言われたから、そしてお弁当を食べておいしかったと答えると泣いて謝られる弘之。
何事かと思っているとバイトの件について香純から話を聞いたらしく、弘之がわざとバラしたのではないと知ったらしい。
それなのに信じれなくてごめんなさいと、そしてまた自分と友達になってくれませんかと。
弘之は思いっきり抱きしめて当然と受け入れる、すると香帆は借りていた携帯を弘之に返す。
借金も返済出来たので弘之とのメールの為に稼いだお金で買ったらしい、そしてメールでアドレスを教えると言う香帆。
『大倉くんのこと、好きです 香帆より』、そんな内容のメールが弘之の携帯に届いた。
混乱する弘之に香帆は頬にキスしながら告白、それで弘之も香帆が好きだと気づいて大好きと答えて、恋人になる。
こうして恋人になった2人はイチャイチャ、不良である弘之とアイドルである香帆なのですぐに学園中にその事実が広まる。
香純にも報告するが、香純は色々と心配なので弘之の成績が上がったら認めると答える。
香帆はすぐにその条件を受け入れ、弘之も自分のせいで香帆に悪い噂がつき始めたので全力で取り込む事にする。
そして香帆の教えもあって無事に香純の出した条件を突破、その記念についに香帆とも初エッチを済ませる。
しかしその夜、香帆が家出してきたと言って弘之の住む部屋に転がり込んでくる、何やら香純と喧嘩したらしく憤慨している。
聞いてみると香帆の成績が下がった、と言っても誤差の範囲、と言って弘之との関係を認めてくれないかったらしい。 よほどなのか一応香純に連絡する様に言ってみるが受け入れてもらえず、それ以上は何も言わない事にする。
翌日、香純にも事情を聞くと自分でも出来なかった弘之を更生させた香帆に嫉妬みたいな感情を抱いたらしい。
そして香帆を説得してほしいと言われるが、香帆と一緒にいたい弘之はもう少し香帆と同棲出来るように話をつける。
それから夏祭りを楽しんだり、手料理を堪能したり、香帆と同棲生活を楽しむが香純が1人の生活に限界を迎える。
しかし弘之も香帆と離れたくない、という事で週2日は弘之の家で過ごすように香純と話し合う。
学園の休み時間にその事を香帆に話すは香帆は弘之と離れたくないと怒ってしまい、香帆はその場から立ち去ってしまう。
何とか説得しようと思っていると放課後、以前イジメから何となく助けてから交流のあった昭和という男子からメールが。
香帆を助けてほしい、教室の場所も書かれておりそこに向かうと香帆と昭和、そして昭和をイジメていた男子たちもいた。
教室の外から状況を確認すると香帆が弘之との同棲をネタに脅されてピンチに、昭和は無理矢理に連れてこられたらしい。
そしてイジメっ子は昭和に香帆のスカートをめくるように言われ、弘之も飛び出そうとするがその前に昭和が拒否。
そして香帆の盾になるもイジメっ子たちにやられる、驚きのあまり突っ立っていた弘之もこのままではヤバいと教室の中へ。
そのままイジメっ子たち全員をノックアウト、香帆に言われてイジメっ子たちを逃がし、弘之達も帰宅する。
弘之はイジメっ子達をボロボロにしたので最悪退学かもと思っていると、香帆がそうなったら結婚して養うと言う。
そんな逆プロポーズを受け入れる弘之だった、そしてさすがの香帆も今回の原因でもあるのであるので一度家に帰る事にした。
数日後、香純の頑張り、そして昭和が自分がイジメられていた事を明かした事により弘之は厳重注意の処分で済んだ。
それから時は流れて卒業間近、弘之は香帆との勉強の結果、日本一の大学へと入学する程の学力になっていた。
そして香帆に指輪を贈りプロポーズをして、それを受け入れた香帆は3人で暮らさないかと提案するのだった。 ◎登場人物&簡易版
+冬馬 信矢:クリスマスに関して色々複雑な青年
⇒サンタのキララと会い、ましろがサンタであると知り、サンタの活動を手伝う事になる。
+征夜 ましろ:幼馴染の善良な少女、基本的に信矢にべったり
⇒今年が上手く行かなければ留学となるましろに一緒にいたいと言って恋人になる。
そして高所恐怖症のましろの代わりに信矢がソリを操って無事にクリスマスを終える。
トゥルー⇒しかし未だに幸せになれていない子供がいるとましろの祖父から言われる。
それは信矢だった、ましろ達のお陰で信矢は幸せになれたので無事に解決、ましろとの間に子供も出来るのだった。
+乙樹 キララ:勝気で自信に満ちたエリートサンタ、五か国を喋れてヘリの操縦も出来る。
⇒頑張る信矢に好意を持ち、信矢も共に過ごしているうちに好きになって告白、恋人に。
サンタとして国に戻るが、来年に信矢に会いにやって来るのだった。 ◎共通
雪の降らない街、鈴鳴市に住む青年、冬馬信矢(信矢)は幼馴染の征夜ましろ(シロ)との関係は10年にもなっていた。
それから父の征夜三太郎(三太郎)、母の征夜みどり(みどり)、姉の征夜恵(恵)を含む征夜家に世話になっていた。
クリスマスが近づいたある日、アルバイトの帰りに困っている外国の少女と幼女がいたので声をかけようとする。
すると目の前で少女は一瞬にして青いサンタ服になってサンタを名乗る、しかも少女が望んだ物を何処からか取り出した。
それを見ていた事が少女にバレる信矢、幼女はその後に信矢が交番にまで連れて行って母親と再会する事が出来た。
しかし少女は信矢の口を塞ごうとついてくる、そのまま言い合いになり切れた信矢サンタなんかいないと街中で叫ぶ。
その事で少女も怒って攻撃を仕掛けてくるが何とか撒いて帰宅、征夜家でその少女の事について話す。
その途中で少女、乙樹キララ(キララ)がやって来て三太郎はキララの事を特務サンタだと言う。
キララは鈴鳴市に10年の間、『幸せの雪』が降っていないのが問題だと言って三太郎達の監督をすると言う。
サンタとして登録されたというそこにいるシロも含めて、そこまで言って周囲を見渡したキララはようやく信矢に気づく。
キララは一般人にサンタがバレたと言って、規則で征夜家にこの街から出て行ってもらい、そして信矢の記憶も消すと言う。
色々と混乱した信矢は三太郎がキララを説得しているうちに帰宅、するとキララが冬馬家にやって来た。
特務サンタは仕事に来た地区のサンタの家に世話になるのが普通だが恵がそれを拒否したので仕方なくとの事。
信矢の監視も兼ねているとか、そのままキララにサンタに関して聞く事に、いずれ消すからと教えてくれるキララ。
サンタは基本的に世襲制で資格あり、特務サンタは一般サンタの審査と監督、そしてトラブル対処もするエリートらしい。
『幸せの雪』はサンタが配ったプレゼントに対する子供たちの喜びの証らしい、しかし鈴鳴市には10年振っていない。 それの調査もキララの仕事らしく記憶に関して脅迫された信矢は諦めてキララに協力する事になる。
翌朝、キララが冬馬家に泊まった事を知らなかったシロが暴走したりするが信矢が説得して何とか落ち着く。
そしてサンタの仕事に関してとなりサンタなりたてのシロだけがキララの下につくと聞いて嘆くキララ。
(三太郎は営業しているケーキ屋が忙しくて、恵はキララの下につくのが嫌だからと
とはいえやる気を見せたシロにキララもこれならと考えて実力を知る為にテストする事に、信也もそれに付き合う事に。
しかし高所恐怖症のシロはトナカイにまともに乗れないと知ったキララはクビ宣告、自分1人で頑張ると言う。
翌朝、久々に家にシロが来ない事に動揺しつつもキララと朝食、聞いてみるとキララはシロに対して怒っても憎んではないらしい。
その日のバイト後、買い物に来ていたキララと一緒になり、その人を知る為に色々と話してみる事にした。
そこで信矢の母の話になり、10年前のイブの日に事故で死んだ事を話すとキララは信矢の為に泣いてくれた。
(もしくはバイトの後にましろを慰めに行く)
翌日、シロがやって来て頑張りたいとキララに伝え、それを聞いてキララもシロの特訓をする事になった。
しかしシロの高所恐怖症は簡単に治りそうもなく、キララは今年は無理だった場合をシロに説明する。
その為に三太郎と恵に協力を取り付ける様に言われて伝えに行く信矢だが、三太郎達は何故か協力をしてくれない。 ◎征夜 ましろ
事情を話せない三太郎達に信矢も怒り、シロも何もできない自分に空元気を出すのが精一杯、信矢も何も言えない。
翌日、家に来たシロは無理をしているが何も聞かずにそれに付き合う信矢、シロの為にプレゼントを贈る約束をしたりする。
その帰りにシロが昨日、三太郎達に自信がない事を話し、その結果不安が明確になって恐怖を感じている事を信矢に話す。
そして留学も考えるシロに信矢は離れないでくれと言ってキス、シロもずっと好きだったと言って恋人になる。
夜、征夜家がキララの元にやって来てシロがサンタとして活動できるように説得、最悪は恵と三太郎がキララの元につく事で交渉成立。
その為にシロの高所恐怖症の原因を探ろうとするが恵と三太郎は何故か誤魔化そうとし、シロ自身も原因を覚えてなかった。
翌日、色々模索するもうまくいかない、そんな時に恵が信矢がソリを操ればよいのではと提案する。
そして夜に最低限の練習の成果をキララに見せる、下した評価は中の下だが助言をくれる。
ちなみにトナカイバッジというアイテムで子供の頃の信矢相手に契約していたので、信矢がシロに協力しても問題は無かった。
シロへのクリスマスプレゼントを購入したり練習したり過ごしながら、イブを迎えてキララの計らいでシロと時間まで過ごす
クリスマスに対して複雑な信矢にシロは手編みのマフラーを贈り、そして信矢もそんなシロに用意していたネックレスを贈る。
それから本番、最初はキララと共に、途中からは二手に分かれて途中までうまくいくが本部から緊急の連絡が来たとキララから聞く。
特別指定と呼ばれる優先してプレゼントを贈る子供が出現したらしい、その子供はコントロールを失ったヘリにいるらしい。
何とか中にいた女性を助けるがシロも堕ちそうになり、何とかキララに託す事に成功するがヘリが接触して信矢も落下してしまう。
しかし気が付くと何故か助かっていた信矢の傍にいるシロ、そしてヘリの中にいたもう一人の乗客も助かったらしい。
実は助けた女性が妊娠していたらしく、そのお腹の中の子供が特別指定の子供だったらしい。
その後はキララが残りのプレゼントを配ってくれて、そして幸せの雪は無事に降ったのだった。 ◎乙樹 キララ
事情を話せない三太郎達は信矢とキララが男女の仲になってシロがはじき出されるからと説明、仕方なくそれをキララに伝える。
今日までの事でそれなりに信矢に対して好感を持っていたキララはそれが原因で信矢を意識してギクシャクしてしまう。
翌日、信矢のバイト中にキララが現れ、その後シロまでやって来てキララはサンタの規則に違反しているのではと聞いてくる。
(信矢にサンタになった事を見られた事、自分に過失があるのに記憶を消そうとした事、ちなみに恵に入れ知恵
そこでキララは現状を解決する手段として信矢に特務サンタが1つだけ与えられているもの、トナカイバッジを渡す。
一般人にも協力を仰げるアイテムであり、キララは信矢が信用に値する人物だと判断して託してくれた。
しかしその後、恵がシロを連れて現れて実はトナカイバッジの使用には先に色々な手続きが必要な事をキララに突きつける。
それを破ったのは信矢が好きだからと言う恵にキララはその通りと言えば満足だろと言って信矢にキス。
将来結婚すれば問題ないと、信也を含むそこにいる全員に宣言するキララ、当然暴走するシロだが恵に引きずられて帰っていった。
その後、キララは暴走してキスした事、そもそも今回の事に巻き込んだ事を信矢に謝罪、しかし信矢はそれを許すのだった。
翌日、シロを説得しようとする信矢とキララだがシロの信矢に対する好意に気づいていないので当然うまくいかない。
仕方がないので恵の説得、色々とやらかしてしまったキララの事を本部にバラされると最悪サンタをクビになるので。
そこで恵と2人でいる時にキララへの想いをぶつけているとそれを偶然にもキララに聞かれて増々きまずい状態に。
その夜、やはりクリスマスを頑張りたいと言うシロが一応は言って来たので練習に、しかしうまくいかない。
その後、キララに信矢と一緒にいるとドキドキすると言われ、信也もキララの事を好意的には思っている事を告白。
恋愛か憧れかわからないが、しかしキララの自分も初めてであるという言葉に信矢はキララの事が恋愛的に好きだと告白。
キララも受け入れてくれて恋人に、翌日にシロは今回のイブではキララの助手として行動する様に伝える。
そして24日はサンタとしての仕事があるので前日の23日、キララとパーティーをしていると恵とシロがやって来る。 恵に何か言われたシロはキララに勝負を申し込む、その内容はどちらがよりプレゼントを配れるのかというもの。
キララが負けたら信矢と鈴鳴市には関わらない、そもそもサンタの仕事を勝負にした事に怒るキララだが結局受ける事に。
翌朝、信矢は三太郎の元へ行って、そこでシロだけではなく恵も信矢を大切だと聞き、何かあるという事だけは察する信矢。
そして夜、キララと信矢、シロと恵のペアで勝負、最初は冷静だったが恵の卑怯な作戦に勝負にこだわってしまうキララ。
しかし信矢の説得でクリスマスは子供の為という言葉を思い出す、しかしそこにシロから連絡があって何か起こった模様。
その場所に向かってみると子供が仕掛けたと思われる罠が原因で無茶な移動をしていた恵達が事故ってしまったらしい。
怪我は無いがソリが大破、誰が仕掛けたのかと悩んでいるとそこに子供たちが現れてキララの持つサンタの袋を盗んでいく。
すぐに追いついて取り返し事情を聞くと、はっきりとした事情まではわからないが去年のクリスマスにプレゼントが無かったとか。
施設出身だという子供たちをキララは子供扱いせずに説得、そして袋を盗んだ事等を謝罪させた後はトナカイで施設まで移動。
その後、施設にいた子供たち皆にキララはプレゼントを贈るのであった。
ちなみに後から恵に事情を聞くと、施設で年齢もバラバラなので不公平が出ないように施設にケーキだけを贈っていたのが理由。
サンタのプレゼントは一生に一回だけなのでそれを子供たちに伝え、そして再びプレゼントを配りに行くのだった。
そうして幸せの雪は無事に降ったが、結局何故10年も降っていなかったのかは判明しなかった。
それからシロは立派なサンタになる為フィンランドに3年間留学を決意、そしてキララもサンタとしてフィンランドに戻る事になった。
会えなくなる悲しみはあるがキララ達の帰れる場所になれる様に、信矢はキララ達を見送るのであった。
それから次のクリスマス、信矢に会いにキララがやって来るのだった。 ◎トゥルー(ましろ√の続き
プレゼントを配り終わった後、シロと夜を過ごしていたら雪が止むのを見かけてその事に驚くシロ。
幸せの雪は24日の間は振り続けるのが普通らしい、その事態にキララも信矢達の所にやって来て話し合う事になった。
キララは何か重大な事を見逃していると言い、何が原因か考えていると謎の老人がバイクで信矢達の元に乗り込んでくる。
老人はレジェンドと名乗り、ましろはそれが祖父だと気づき、キララはそれが伝説の特務サンタではないかと言う。
信矢も会った事は無い筈だが何処か憶えがあり、そしてレジェンドも信矢の事を知っていた。
レジェンドは信矢達が見過ごしている願いがあると言い、今のままなら全員サンタの資格剥奪と言ってバイクで出ていく。
急いでそれを追いかける事に、レジェンドはシロがこの事態を解決すべきと言って、シロも覚悟する。
キララは途中でソリを破壊されて途中離脱、シロは信矢と共にレジェンドを追いかける。
そして信矢はシロに手綱を任してバイクで逃げるレジェンドの持つ願い袋に飛びつくがそのまま落下。
絶体絶命の危機にレジェンドは袋を開けろと言うので開けると中から光が溢れて、そして信矢は過去を思い出す。
10年前、母を失った信矢の前に現れたレジェンドは信矢にクリスマスプレゼントを聞くが、信矢が望むのは母の復活。
しかしそれは叶えられない願い、それでもレジェンドはいつか信矢を笑顔にすると記憶を消してその場から立ち去る。 それからレジェンドは他の子供の願いを助けられなくなっても、いつか信矢を笑顔にする事を決意する。
その為に家族を巻き込んで信矢のお隣さんになる征夜家、そして三太郎と恵にも信矢の願いを叶えさせようとする。
実は1人の子供に対して1人のサンタが叶えられる願いは1度だけなので、それで信矢を笑顔にしようとするが失敗。
そして残るはシロのみ、今回の事でシロが、大甘に採点してたが、合格に値するサンタなので信矢の願いを叶えさせる事に。
今までは願いを持てなかった信矢だが今年は違うかった、そして信矢はシロに願いを叶えてもらう。
そして信矢は死んだ筈の母と再会して、その母と別れると再び雪が降り始めていた。
それからは平和に過ごして、キララも国に帰り、シロと過ごしながら1年も経たずに子供も妊娠をした。
という事で次のクリスマスは信矢が恵と三太郎の手伝いでサンタになるのだった。
(※10年雪が降らなかったのは信矢の願いを叶える事が出来なかったから=信矢が幸せになれば解決 ◎登場人物&簡易版
+ 和也:元バスケ部の青年、昔は親友と喧嘩に明け暮れた事もあり結構強い
⇒小さい頃に家族になった遠野姉妹に少しずつ惹かれていくのだった。
+遠野 真奈美:優しい姉、通販が好きでよく無駄な物を買っている
⇒まどかに遠慮して最初は好意を受け入れてくれなかったが、そのまどかの説得で恋人になれるのだった。
+遠野 まどか:ツンデレな妹、バスケ部のエースを務める程に運動神経抜群
⇒最初はまどかの提案で付き合うも好きになったのでちゃんと恋人に、諍いは起こるも無事に解決
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◎共通
和也(和也)が両親を亡くした遠野真奈美(真奈美)と遠野まどか(まどか)と過ごすことになって11年、
母が事故で死んで父は海外出張で今は3人暮らし、和也は家族でありつつも遠野姉妹に異性を感じたりする。
(ちなみに親友に近藤武(武)がいる ◎真奈美
ある日、部屋の電球を変えてくれと頼まれて真奈美の部屋に行くとそこで自分の写真を見つける和也。
その場面を真奈美に見られてしまい、真奈美の反応からもしかして自分を好きなのではと思う。
初恋の相手でもあるが今では家族としても大切なので色々と悩むが、外で偶然会った武の言葉で気が楽になる。
その後、偶然にも近くの神社で真奈美と会う、そこは和也と真奈美が家族として近づいた場所だった。
昔、同じ学園の男子に襲われそうになった真奈美を和也が助け、その時初めてお姉ちゃんと呼んだのだ。
しかし今では何故そう呼ばなくなったのか聞かれて、女性として意識したからと答える和也。
そして今の気持ちを答えて、部屋にあった写真の事を真奈美に聞いてみるとキスされる。
突然の事に何も言えなかった和也、それから何故か真奈美が和也を避けるようになってしまう。
家でもギクシャクしてしまいまどかに問いただされた和也はまどかに全てを話すことにする。
すると恋は臆病になったら負けと真奈美の部屋に一緒に行く事に、まどかも真奈美に話す事があるらしい。
そこで問いただしてもはっきりしない真奈美にまどかは自分に遠慮しているのではと聞く。
自分も和也は好きだが真奈美も好きなので互いに好きあっているのなら諦められる、しかし今のままでは無理。
そしてまどかは和也に告白、しかし真奈美が好きなだからと断るとまどかはスッキリした顔で真奈美を説得。
いくら真奈美がまどかに気を使っても和也の気持ちは変わらない、それどころか優しさが傷つけていると。
そうしてまどかは自分の想いを真奈美に託す、そして和也に自分の前で真奈美にちゃんと告白してほしいと言う。
という事で正式に告白、真奈美もついに素直になって和也の好意を受け入れて無事に恋人になる。
それから毎日イチャイチャするある日、まどかが不良に絡まれていたので負傷しつつも撃退。 数日後、真奈美とのデート中に同じ不良に絡まれている場面に遭遇、真奈美が自分を犠牲に止めようとするも、
当然和也がそんなことを我慢できるわけも無く殴り合いに、真奈美は見守るというのでまどかだけ逃がす。
最初は優勢だったが相手がスタンガンを使用してピンチに、しかし近くにいた武をまどかが連れてきて無事に逆転。
その後、和也は真奈美と愛を確かめながら、ずっとそばにいると互いに誓うのだった。
◎まどか
憎まれ口を口にしながらもなんだかんだでまどかの女性的な一面を知っていく和也。
ある日、バスケ部であるまどかの様子を見に行くと勝負をしないかと提案されるので受け入れる和也。
和也も元はバスケ部であり、これまでも何度もまどかと勝負をしていたのだった。
という事で勝負をするが和也の圧勝、まどかはヒントが欲しいというのでダメな点を指摘する。
翌日に改めてゲームをする事に、しかし今回のまどかは和也の指摘のお陰か前回とは段違いの腕前を発揮する。
その姿に一瞬見とれた和也の隙をついてまどかの勝利、負けたら言う事を聞くと約束していたので聞く事に。
すると今度の日曜日に買い物に付き合ってほしいと言われて、そんな事かと思いながら受け入れる和也。
日曜日、食事に買い物に映画にと一日中まどかに付き合い、最後は花火大会の花火を見る為に公園へ。
そこでまどかの提案でボートに乗り、そこでハプニングで落ちそうになったまどかを助ける為に抱きしめる。
その時、まどかの可愛らしさに気づくも、まどかに恋人みたいかなと言われても否定する。 落ち込むまどかに和也はちゃんとまどかにも魅力はあると答えると、真奈美みたいな子とどっちが好きと聞かれる。
なのでまどかみたいな子と答えると、今度は自分の言葉を復唱してほしいと言われ、その内容は完全に告白。
まどかの瞳に逆らえずに復唱する和也、するとまどかからずっと和也が好きだったと告白される。
その告白にまどかが好きかもと思うが伝える前にまどかから和也の事を好きにさせるから付き合ってと言われ、受け入れる。
それから毎日イチャイチャして和也はハッキリとまどかが好きと自覚、まどかにもちゃんと伝えて正式な恋人に。
そして真奈美にも付き合いを報告してイチャイチャするある日、真奈美との会話中に付き合う切っ掛けになった勝負の話に。
そこで途中でまどかに見とれて手を抜いた事について真奈美に相談をしていると、それをまどかに聞かれてしまう。
まどかはそれじゃあ和也と付き合えないと言い出し、そして数年前に和也が溺れた時の事を話し出す。
その時に和也を助けたのは運動神経抜群のまどかではなく真奈美、その事でまどかは真奈美には勝てないと思ってしまう。
和也も振り向いてくれないと思うが諦められず、せめてバスケで頑張ろうと思い、和也に勝った事でようやく自信を持てたのだと。
そのまま真奈美と和也に当たるまどか、何とか二人で説得するが家から飛び出してしまい追いかける和也。
そして学校の体育館でまどかを発見、自責の念で落ち込むまどかを説得して、まどかもようやく元気を取り戻す。
そしてまどかの為に勝負を提案する、妹で家族な関係から一歩前に踏み出す為に、互いに未来へ駆け出すのだった。 ◎登場人物&簡易版
・宮本 信行:秘宝の力で過去に来た青年、烈斬という刀の主の体に憑依した
・徳田 義宗:普段は身分を隠している将軍様、負けず嫌いのうっかり侍
⇒町人の為に花火大会を企画、資金を狙う悪党を倒して2人で楽しむのだった。
・徳河 宗春:御三家藩主の妹、あんみつ姫と呼ばれる程の甘味好き
⇒愛用の秘宝がダメになりそうになるが無事に解決、共に頑張る事になるのだった。
・三衣 珠樹:信行と一緒に過去に来た義妹、基本イケイケ
⇒信行と珠樹が江都にいた頃の現代の話
・りん:万屋を営む実は忍びな少女、体つきに似合わず健啖家
⇒水を得意とする悪党と戦う為に特訓、心の修行もして無事に解決
・徳河 光國:水都徳河家二代目藩主、普段はのんびり屋の少女
⇒実は宇宙人で不老、因縁の相手と決着をつけた後に現代に戻った信行と再会する。 ◎徳田 義宗
義宗と結ばれる為に出世した信行を待っていたのは仕事に習い事、周囲に義宗との関係を認めてもらう為にしんどい日々だった。
ある日、格道から義宗共々休暇を貰ったので2人して町で楽しむ事にし、宗春や珠樹とも楽しい時間を過ごしていく。
その帰り、去年は大風邪が流行ったりで重苦しかったので今年は納涼祭として花火を上げる事を話す義宗。
それから数日後、りんも含めて3人での外出中にりんの知り合いと思われる人物が声をかけてきて、りんが一度別れる。
その後、戻ってきたりんから話しかけてきたのが悪をやってた頃の知り合いで、納涼祭の為の資金を狙っていると判明。
手伝う素振りを見せたりんの協力もあって無事に捕縛、昔は優しい仲間の変貌に落ち込むりんを慰めつつ無事に解決。
そして納涼祭当日、宗春と珠樹の好意で船からの花火を楽しむ義宗と信行だった。
◎徳河 宗春
宗春が新しい藩主と認められ、信行がこの時代に来て2回目の夏、宗春の『物干し竿』の調子があまりよく無い事を聞く。
そんなある日、義宗からの伝言で鈴鹿に呼び出される信行と宗春が会いに行くと、秘宝のメンテナンスをしてくれると言う。
という事でまずは烈斬だが問題無し、そして『物干し竿』は宗春との心のすれ違いが原因で調子が悪いらしい。
直す為には『物干し竿』の魂と対話する必要があると言う、という事で一度鈴鹿と別れて色々と考えてみる事に。
思い出を語ったりしながら『物干し竿』も烈斬と同じく睡眠が必要ではと考え、初めて見つけた時の状態にして保管をしてみる事に。
そして宗春のメンタルも関係があると考えて宗春にも元気になってもらうようにその日を過ごす。 翌日、鈴鹿とその弟子みたいな存在と言うおみつが2人を訪ねて来て、秘宝をの暴走を抑える為の儀式をしてくれる事になった。
一度寝かした事が良かったのか調子もある程度回復していると聞き、そして儀式が始まり『物干し竿』との会話をする事になった。
過去の話を聞き、これからも共に過ごしていく事に決め、ちゃんと寝かして休ませれば問題は無くなると言われる。
そして不調の原因の一つは宗春を娘みたいに感じていたが故にその婿である信行への不平不満だったと判明する。
という事で喧嘩はするものの一応は仲直り、それからは皆が協力をしていくのであった。
◎三衣 珠樹
信行達が江都時代に居た頃、現代に居た神泉伸幸と三衣環の話(信行と珠樹と魂が入れ替わった相手。
伸幸は目覚めた後に烈斬と鈴鹿から事情を聞き、そして魂の交換に必要な反魂鏡が手元から失われている事を聞く。
捜索は鈴鹿に任せるとしてその間は伸幸と環は信行と珠樹として学園に通う事になった。
その帰り、環は周りの想いを無駄にするかもしれないが、伸幸が安全なこの時代で暮らしたいという思いをぶつける。
伸幸が何とか説得しようとするが環はその場から立ち去ってしまい、追いかけようとした時に殺気を感じる伸幸。
そして走り去った環が何者かに襲われそうになった所を寸での所で助ける事に成功する。
襲った者を見て烈斬はそれが叢正の呪いであると気づき、鈴鹿と協力して何とかする事を決意する。
その前に環と互いの想いをぶつけあって正式な恋人になり、残る心残りは叢正の本体を何とかするだけとなった。
そして学園でその気配を感じる伸幸と烈斬、教師の一人が叢正の呪いに取りつかれていたので無事に撃破。
そこから抜け出した叢正の一部を追いかけて、ついに叢正の本体を持つ土蜘蛛の残党と対峙する伸幸。
身体が弱い信行の物だった為に苦戦はするが奥義を持って無事に勝利、叢正の本体も無事に破壊したのだった。 ◎りん
りんとイチャイチャして過ごすある日、御庭番として義宗達から河童みたいな秘宝を使う悪党の退治を命じられる。
期限は7日後の水泳大会まで、まずは義宗とりんが囮となって河で遊んでいると件の悪党が姿を現す。
秘宝の力もあるが思った以上の実力で逃げられてしまい、何とか対策を立てなくてはいけないとなる。
そこで宗春がスク水型の秘宝を用意、水中での動きをサポートする秘宝なのでりん自身が泳げる様に訓練する事に。
水が苦手なりんだったが信行との訓練で泳げるようになる、と思いきや信行がいないと駄目という状態だった。
その話を聞いた格道は心の問題と判断、その為に信行とりんが離れても大丈夫なように一時的に別居する事に。
互いに訓練しながら大会当日、大会には男子と女子の部があり、おそらく女子の部で仕掛けてくると判断。
しかし悪党はその前にりんを呼び出してきた、悪党はりんが身を出せば引くと言うが当然断る。
という事で悪党と水中での戦いになり、悪党の秘宝を奪う事には成功するがりんは悪党の罠にかかる。
信行も悪党が出たと知って追いかけて、悪党からりんが罠にかかったと聞いて烈斬を河の中へ放り込む。
そして義宗から借りた雷刀を構え、烈斬のお陰で罠から脱したりんと共に悪党を捕まえるのだった。 ◎徳河 光國(本編の共通√終了から2週間後の話
ある日、偶然見つけた拉麺を出す屋台を珠樹が宗春に話してお店で出す事にして、そこで手伝っていた時だった。
その時、おみつという少女と知り合いになり、そして会計の時におみつが財布と形見の印籠を失くしたと判明。
騒ぎを大きくしたくないらしいので珠樹と店の手伝いをしていたりんと共に探す事になった。
代わりに拉麺作りに協力してくれる事に、そして見つかるまでは信行達の住む長屋でお世話になる事になった。
おみつは新本中を旅して回っているらしく、互いに話せる話をしながらその日は終えるのだった。
翌日、義宗が訪ねて来たので協力してもらう事になり、印籠探しと拉麺店手伝いの二手に分かれる。
拉麺店には宗春が来ておみつに試練を出すがおみつは難なくクリア、その後おみつは宗春に何か耳打ちする。
そのまま宗春は印籠を探す為に去ってしまい、信行達も拉麺の材料が尽きたので印籠探しをする事に。
義宗と合流して遊郭にいるという情報を聞いたので信行が向かう事に、そこにいた鈴鹿という女性から情報入手。
そして義宗達と合流した後、印籠を盗んだ相手を発見するが、元の持ち主と証明する証拠が無く手が出せない。
そして盗んだ一味は自分こそが印籠の新の持ち主だと言って水都の藩士と去っていった。
同じ相手を追っていたりんと合流したのでとりあえずりんに追跡してもらい、その間おみつと話し合う。
おみつは御三家の1つ、水都の藩主の隠し子でこの世を去った父の命で印籠を届ける途中だったらしい。
印籠には藩主に相応しい人物か見定める力があり、そうじゃなくても後ろ盾としては協力な物だった。
そして信行は父の故郷を守りたいと言うおみつに協力をする事になり、そこにりんが戻って来る。 りんの情報でおみつから直接印籠を盗んだ一味は捕らえるが、印籠自体は水都の老中の誰かの部下に持っていかれる。
その後、拉麺店で先におみつから正体を明かされていた宗春からの情報を聞いて、印籠の場所を推察。
印籠を持っていたのは先ほど、印籠を盗んだ相手といた藩士で信行、おみつ、りんで住んでいる屋敷に乗り込む。
一応は説得しようとするがやはり開き直ったので3人で追いかけて無事に印籠は取り返すも藩士が何かを掲げる。
おみつは八束脛の宝玉と呼んで、藩士はそれを秘宝喰らいの力と言い、烈斬とりんが苦しむが信行は前に出る。
その時に宝玉が暴走、藩士が死にそうになるので信行が助けに行こうとし、それを見たおみつも覚悟を決めて印籠を掲げる。
そこから光が放たれてそれが晴れた場所にいたのは狐耳に巫女装束、それに豪奢な錫杖を所持したおみつ。
おみつは自分こそが水都徳河家二代目藩主の徳河光國(光國)だと名乗って宝玉の暴走を止める。
その後、集まった皆の前で光國は自分がメフィラスポテフと呼ばれる宇宙人の末裔である事を明かす。
そもそも江都を開いた家康の母が宇宙人らしいが、光國は先祖返りで不老の特性が出てきたらしい。
その後、信行は八束脛に関して説明を受ける、八束脛の宝玉は全部で8つあり、今回のはそのうちの1つだった。
そして本体の八束脛が江都に向かって来ているらしく、信行はその対策の為に生み出された秘術を習う事に。
分御魂剣、光國が使った印籠の力を武具に宿す技で、通常の秘宝は力を吸われるので必須の技だった。
ちなみに義宗達は対八束脛の結界を張る為にその力が必要なのでこの秘術を習うのは信行となった。
修行をしながら互いに惹かれあう信行と光國、義宗も将軍として町人に被害が及ばないように避難訓練のお触れを出す。
ある日、修行とは別に反魂鏡の情報を秘宝に詳しい知り合いに話してくれたらしく、今度信行の元に顔を出してくれるらしい。
その時、光國から元の時代に戻るのかと聞かれ、今の事態が解決するまでは戻らないと答えて、光國はどうするのかと聞く。 昔は藩主、今は八束脛、それも終わればどうするかわからないという光國に信行は一緒に居てほしいと伝える。
光國はその答えはまた今度と言い、それから3日、何故か光國が顔を出してくれなくて悩む信行。
しかし珠樹に話を聞いてもらい、不老故の悩みもあると理解して元気を取り戻し、そこに宗春と鈴鹿が現れる。
鈴鹿こそ光國の知り合いらしく事情を話す事に、そして反魂鏡の詳しい能力を聞いてどうするかを考える事に。
その後は鈴鹿が用意した秘宝との特訓、土蜘蛛から回収した八束脛の宝玉を搭載しており烈斬も苦しめられる。
分御魂剣で対抗するも光國の事に関して鈴鹿に言われ、精神が力に直結する分御魂剣が弱まり追い詰められる。
しかし鈴鹿との問答で光國への想いをハッキリとさせ分御魂剣によって秘宝を無事に倒す事に成功。
そこに鈴鹿に言われて隠れていた光國が現れる、実は光國も信行からの告白で力が不安定になっていたのだった。
そこで鈴鹿が一計を案じた、信行は光國に再度告白、鈴鹿が去った後に返事を聞こうとするがその前に気絶してしまう。
力の使い過ぎから目覚めた後、光國は告白の返事に答える代わりに全てが終わったら元の時代に戻ってほしいと言う。
家族の離れる辛さを知っているから、信行の笑顔を護りたいから、それを受け入れた信行に光國は好きだと返事する。
それから修行、イチャイチャ、対策をこなしながら日々を過ごしていき、ついに八束脛が到来する。
予想以上の速度でやって来た八束脛にまずは光國が応対、しかし自滅も辞さない八束脛の攻撃に徐々に追い詰められる。
さらに印籠の力を吸収したと思われる八束脛の力で結界と分御魂剣が上手く機能しないという事態に。
そうして印籠の力で空中戦をしていた光國も力を失い落下するが、直前で飛行する秘宝を用意したりんと信行によって助かる。 その後、りんが持っていた連絡用の秘宝で鈴鹿から新たな作戦を聞き、再び八束脛との戦いに戻る信行と光國。
結界がダメになった事により直接攻撃で援護をしてくれる義宗と宗春、その援護を受けて信行と光國が二人で接近。
二人で分御魂剣の真の力、人の想いを伏魔の耀きに変える力による全力の烈斬の一撃で八束脛を撃破する
そして全てが終わった後、信行は光國との再会を約束して珠樹と共に元の時代に戻るのだった。
それからの事、信行と光國の息子が光國の義子の三代藩主の孫娘と結婚をして水都の四代藩主となった。
そうして300年後、息子と孫と共に過ごして光國は現代に戻った信行と再会をするのだった。
※追記
いつもの
・信行と珠樹が現代で通っている学園は『中の人などいない!』のキャラが通っている学園 ⇒本編
家の彼女(Argonauts
家の妹(Argonauts
瞬旭のティルヒア(Liar-soft
宿星のガールフレンド(mirai
宿星のガールフレンド2(mirai
メリ☆クリ 〜10年ぶりのホワイトクリスマス〜(Whirlpool
あねいもEE(bootUP!
将軍様はお年頃ふぁんでぃすく御三家だヨ!全員集合(ALCOT
※将軍様FDの ♯新作 は付け忘れ
⇒追記
借金姉妹2(個別√が無かったので
の投稿を終えます、平成最後の金曜なんで
短かったり、追記だったり、色々あるけど平成中に100作品の投稿完了 pure moreの「少女グラフィティ」をお願いします 男の娘姉ちゃん巫女美代と封印が解けてしまった男の娘媛神結のノンケ主人公雅人を巡る鞘当てに、男の娘駄女神緋和や神社経営を巻き込みながら話が進む中、
雅人は美代と結の誘惑に負けて二人とHしてしまう。
ある日、雅人は暴走した結に異界に拉致られそうになる中で 千年前の前世の記憶を思い出し、結と愛し合う仲だったこと、美代が結と魂をわけた半身だと理解する
美代と結は両方嫁にすればいいと誘惑してきてHする
エピローグ
緋和は結の妹環を喚び出していた
環に結がロリ化させられて、神同士の喧嘩が始まりそうになるところでおしまい 魔装の国のアリス Alice in Immoral-Land
のストーリーをお願いします 主人公照(てる)はクラスの中心人物の親友ポジに収まって近づいてきた女を喰うような男
幼馴染真魚(まお)は品行方正な委員長キャラっぽくて顔を合わせると何かと口うるさくて避けている
ヤクザの瑛太先輩に助けてもらったのを少し大げさに吹聴してたら
瑛太に追い込みかけられて、ヤクザのカジノにモデルガンで突撃させられたら本物の銃で
捕えられ、詫びに女を、スマホから真魚呼ぶように言われるも不意に意地を張ってしまい勢いで殴り殺されてしまう
目が覚めるとバッテリーで動く改造人間にされており
エネルギーが欲しければ幽霊狩りをしろと命じられ、
狩ると、充電の副作用の性衝動のままに仲間と交わる
日常と狩りの日々を過ごしていく
Q√
Qは真魚を暗殺し、自棄になった照を言葉巧みに薬とセックスで思考を誘導させて同士討ちさせ壮吉を攫う
キルル√
キルルに四肢切断で拉致られる
キルルは寂しそうなのでと、自分の眼球を抉り出しで傍に置いたり、眼孔姦に及んだりする
66√
人造幽霊66に敗北し取り込まれる
66は照を取り込み理解し罪悪感を抱き照を情報として安定化させる
照が一緒に幽霊狩りをやろう、というと、
66は自分は嬉しいと思っているようだ、と微笑みを浮かべる
あいら√
あいらの死因になった拉致グループをみつけて皆殺し 麻奈美√
66は照との対話から自己の制御機構に気づき解除し
興味のまま、人を幽霊化させるための怪死させていき、麻奈美の旦那も犠牲になる
照は66に立ち向かうも、格闘技術に翻弄され、さらにパワーアップモードもコピーされ、本体でのダメージの肩代わり、と歯が立たない
麻奈美の攻撃に、66の中の旦那の意思が動きを止めさせ、また本体に66が放棄され消滅する
真魚√
ある日、真魚はネットにあげていた虐待された猫の保護動画が気に食わないという粘着ストーカーに殺される
照はキルルと組織に頼み幽霊狩り仲間として生き帰す
照がQの不意打ちで死ぬと、幽霊狩り仲間の壮吉の本来の人格の幽霊が接触してきて、
壮吉がバッテリーのいらない完成形で、今の人格は死刑の苦痛の中で生まれたに多重人格だとわかり、瀕死になってもらって消えてもらおうとするも、
戦いの日々や、瑛太に拾われ暴力団のシノギで感じた生きる実感や、瑛太にダチと言われた熱を知った壮吉は好戦的な笑みを浮かべる
照は消え行く己だからこそ向き合える、と正面から殴りあう
66は惚れた、と照に格闘技の情報をペーストし、照は無意識に関節技で壮吉の腕を折る
照は俺の腕を切れ、といい
壮吉は負けじと、自分の腕を切り瀕死となって消えることを選ぶ
本来の壮吉の知識で照の仲間達は完成形になり日常に戻る
照は情報として拡散していく
キルルも完成形にしていると、キルルが照の死体を拉致っていて戻れる
キルルは私を忘れないでね、と自殺映像を遺す
数年後仲間達との再開パーティーで幕を閉じる 主人公幸仁(ゆきひと)は人生に疲れていたさなか古本屋で見つけた手記の隠れ里に興味をもち訪れる
しきたりだから、という稀世良(きよら)と十子(とおこ)と寝たり、村の伝説や風習を調べたりする
十子√
そして訪れる祭りの儀式の日、鬼を降ろしたという十子の奇態に、
→演技に違いない
徹底的に犯し抜き、鬼調伏の伝説をなぞり儀式を全うする
数ヵ月後、心を壊した十子とセックスするエンド
→本当に憑依されたのか?
村人皆で乱交して、十子は輪姦されて村の共有肉便器エンド
稀世良√
覆面の男達に鎌で出てけと脅されたり。
サエを清めと称して強姦させられるも、稀世良は肉人形に嫉妬なんてしないと言ったり。
十子は儀式で輪姦され、稀世良は膣内射精された精液で作った酒で婚姻の儀を行う
季節が一巡りする頃、孕んだ稀世良とセックスするエンド
お世話係のサエと仲良くなり、嫁にしたいと思うが、
穢れすぎていると難色を示される
村の共有奴隷妻とされている女達と共に逃亡を企てようとするも、
最底辺のサエに対する嫉妬で裏切られ失敗
十子と幸仁は稀世良に性的に虐められる
十子の鬼調伏の儀式での輪姦後
サエと村から出ようとするが
縛られた十子と、短刀をもった稀世良があらわれ、稀世良はいけないことをしてしまいそう、と微笑む
十子の渇に走り出し逃げ去る
最後に見たのは赤い光景
結婚すればサエにも戸籍が、と思うある日エンド 取替え子√
サエの共有奴隷妻としての過去回想
サエは親代わりのマサの死に際に、十子とサエを取り替えたという事実を聞かされ、
サエは何かが切れてしまったと感じ、共に逃げようという十子を、幸仁はどうせ十子が好きだと、崖から突き落とし、
十子の手を引き上げようとする幸仁もサエに突き落とされる
腹を岩に貫かれた十子は、信仰が足らないと切り捨てられてきた風習に対する己が心の痛みを、
以前幸仁が肯定してくれたことに感謝しながら穏やかに息絶える
幸仁は飢えの狂気の中で十子を食らってしまい生き延び、
洞窟を抜けると稀世良を食らう村人達が。
村人達を皆殺しにし、村は燃え上がる
「紅い悪夢を喰む」編
取替え子√の後、
不老不死の肉大歳と化していた十子を食らい、大歳を取り込みすぎたせいで大歳の記憶を覗けるように
大歳は時間と空間がバラバラな異界に住まい赤を好み食らう
さらに赤を求めてこちら側にやってきて境界で迷わぬように大歳同士でネットークを構築するようになり
人と関わる内に「姫」に擬態した
「姫」との交わりや肉は万病の薬と若返りの効果があり
それを永海家は管理する
永海家は分家に辺境の境界の管理させるも島流しのようだと恨まれていて
分家は、空襲で疎開してきた本家と「姫」を襲い、本家の女達を肉便器に。
本家の女美壽々(みすず)は飢饉に乗じて、男を篭絡し、「姫」を穢され食わされた村への復讐のため村の伝説を作り上げた
それら過去を知った幸仁は境界で時を彷徨い未来を選ぶ
→十子の望みを叶えよう
分家の襲撃を止めて、村の異形の護り神となり、十子と再び出会い満足して消えるエンド
→十子を俺のものにする
触手と化した幸仁は人身御供として生まれ変わり続ける十子を犯し続けるエンド
→十子を幸せにする
境界で時を彷徨い、十子の死に際に辿り着き、己が肉を与えて消えるエンド ●補足
本家の女八千代は分家の襲撃で処女を散らす
美壽々の働きで自由を得た後は
かつて便器として扱われてた自分達を助けてくれようとして失敗した正彌(正彌)を虐め犯す、
何もしてくれなかった正彌の母分家のみどりに対する恨みを込めて
正彌にみどりを犯させてサエ(十子)が生まれ
八千代は新しいおもちゃが手に入ったからと正彌を追放し、ひとりごちる
あなたを犯して痛めつけて苦しませて愉快なはずなのにときどき何故かわからないのに泣くのはもう嫌なの、
だから私の目の届かないところで死んでおしまいになって、と
分家襲撃を止める√では八千代は正彌と結婚し子供をもうける
マサは生死の境をみどりに救われた恩があり、みどりの死体から赤ん坊を見つけてしまい取り替えた 2年ぶりにプレイ中、今回も力尽きるかもしれないから、今ある分だけ投稿
◇ 登場人物(いろとりどりのセカイ編)
◆ 鹿野上悠馬(主人公)
逃がし屋。真紅の力を借りることで人を身体的にも精神的にも癒すことができる。
◆ 観波加奈(サブヒロイン)
空から降ってきた迷子。ある事情で、一般常識が欠如している。また、別の事情で、悠馬のことを好きにならなくてはいけない。
◆ 如月澪(サブヒロイン)
幼馴染。幼い頃、両親亡くしている。ある事情で、悠馬と出逢った澪と、現在一緒に過ごしている澪は別人になっている。
◆ 敷島鏡(サブヒロイン)
引きこもり。ある事情で、大好きな兄と離れて暮らさなくてはいけない。
◆ 東峰つかさ(サブヒロイン)
異世界出身の女の子。ある事情で、風津ヶ浜でお金を稼がなくてはいけない。
◆ 二階堂真紅 半透明の魔法使い。悠馬にしか見えない。人を癒す力を持つ。
◆ 霧島時雨 嵐山荘の管理人。白の父。
◆ 夏目鈴 逃がし屋。悠馬の師匠。
◆ 白 占い師。半妖の妖狐。蓮の母。霧島時雨の娘。
◆ 蓮 半々妖の妖狐。敷島蓮也と白の娘。
◆ 一之瀬あゆむ
転校生。もともと子猫だったが、ある事情で、人間の姿をしている。母猫にもらった、願いをひとつだけ叶えてくれる鈴を持っている。
◆ 神埼とおる 澪の友達。ある日、言霊を操ることができる本を手に入れる。
◆ 敷島蓮也 鏡の兄。蓮の父。鏡を敷島家から遠ざけるために、手を尽くした。 ◇ 観波加奈
加奈には、余命が短い母がいた。
しかし、死を理解できない幼い加奈は、周囲が自分と母を離そうと、意地悪をしていると受け止める。
加奈の父は、加奈と母との思い出作りのために、風津ヶ浜の夏祭りに行くことにした。
加奈は、一緒に居たい気持ちを分かってくれない母なんて大嫌いだ、と人ごみに紛れてしまう。
迷子になった加奈は、ふとしたきっかけで大怪我をしてしまうが、たまたま通りかかった悠馬に助けられる。
魔法を使える悠馬なら、母を元気できると思った加奈は、「恋することを教える」という条件で、母を助けることを悠馬と約束した。
母のもとへ向かう加奈だったが、途中で輝く蝶の群れに包まれ、異世界へと連れ込まれてしまう。
その際、光の蝶は、加奈の頭の中に記憶を糧にして生きる蟲の卵を産み付けた。
加奈は、理由も分からず襲ってくる人外や、記憶を蝕む蟲の恐怖に怯えつつも、子猫との出会いや悠馬との約束を糧に生き延び、ついには風津ヶ浜に戻ることができた。
異世界から戻った加奈は、悠馬を探したが見つからず、全てを諦め、死のうと再び灯台から飛び降りる。
そこに悠馬が現れ、二人は再会することができた。
加奈は、夏祭りの約束を果たすため奔走する。
悠馬は、好感度MAXの加奈に戸惑いながらも、惹かれていった。
夏休みに入り、商人の町で白が御魂送りの役目を果たしてから、加奈の様子に変化が現れる。
二人が再開を果たした灯台で、加奈は悠馬に自分の過去を打ち明け、悠馬は加奈にずっと傍にいることを誓う。
時雨に頼んでいた母の行方が判明したが、それを確認する勇気が持てない加奈に、悠馬は心の中の辛い部分を切り取る力を使い、力の作用で加奈の過去を知る。
悠馬に助けられた加奈は、母が海に散骨されたことを知る。
海に向う途中、時雨が戻ってきたので、加奈の蟲について相談したところ、すぐに排除するための儀式を行うことになった。
しかし、時雨が思っていた以上に蟲は成長しており、手の打ちようがない状態だった。
◇ 観波加奈 続く ◇ 観波加奈 続き
絶体絶命の危機を救ったのは、あゆむの持つ、願いを一つだけ叶えてくれる鈴の力だった。
あゆむの正体は、異世界で加奈と生活を共にした子猫であった。
そして、あゆむは力の代償に、自分の命と自分が生きた証(周囲の記憶)を失うが、
母猫の「自分の願いを子猫にあげる」という願いのおかげで、加奈にありがとうを伝えたい、と願うあゆむは、子猫の姿を得ることができた。
蟲がいなくなり、記憶を取り戻した加奈は、海で眠る母に、大嫌いなんて言ってごめんなさい、大好きだよ、と伝えた。
そして、世界中の綺麗なものを見る旅をしたいという母の願いを叶えるために、連れ去られた白の手がかりを探すために、
母のメガネを持って、悠馬と子猫と一緒に旅に出ることにした。
◇ 観波加奈 終わり ◇ 白と蓮 〜加奈サブシナリオ〜
白の母は、白を生むと同時に息を引き取ってしまった。
白は、祖母に引き取られたが、疎まれ、蔑まれ、ひとりぼっちだった。
そんなある日、バス停で男の子と出会う。名前は蓮也というらしい。
白の住む町の掟では、人間と関わることは禁じられていたが、にこにこ微笑む蓮也を見ていると、仲良くなりたいという衝動に駆られた。
目が見えず、不完全な存在として世間から面倒くさがられる蓮也もまた、白と同じひとりぼっちだった。
2人は、バス停での2人だけの時間を重ね、愛を深めていった。そして、白は蓮也の子を身ごもった。
その話を偶然耳にした町の妖狐が言い回り、祖母と共に白は捕らえられてしまう。
その際、祖母から白が半妖であること、母も白と同様、人間と愛し合い、白を身ごもったことを知らされる。
そして、祖母は殺されたが、白は人間の血が混じっているため、生きながらえることができた。
白の噂を聞きつけた時雨が、白を引き取り、商人の町に連れ帰った。
そこで白は、女の子を産み、父から一文字もらい、蓮、と名付けた。
子育ては大変だったがそれ以上に、蓮を愛おしく感じることができ、そのお陰で母が命に代えても白を産んだ理由が、ようやく理解できた。
そんな幸せに満ちたある日、夢の中に神様が現れ、御魂送りの対象に選ばれた。
白と蓮を優しく受け入れてくれた商人の町のモノたちに報いるため、白はその神託を受け入れた。
御魂送りを一度は受け入れた白だったが、旅の途中で蓮也と思い出の夢を見た。
蓮を自分のように1人にすること、まだ父に会わせることができていないことなどの未練と、悠馬の説得もあり、運命から逃がしてもらうことを決めるが、
出発しようとした矢先、白は神様に連れ去られてしまう。
蓮は、すぐには白との別れを受け入れられなかったが、悠馬から、白の蓮に対する思いを聞き、白の願う、白の大好きな蓮でいようと心に決める。
◇ 白と蓮 終わり ◇ 一之瀬あゆむ 〜加奈サブシナリオ〜
子猫は、母猫を人間の手で殺され、ほかの猫からは虐げられ、ひとりぼっちだった。
そんなある日、子猫は、加奈の仕掛けた罠に捕らえられてしまう。
しかし、加奈は、食料にするはずの子猫を手当てし、一緒に暮らすことにした。
子猫にとっては母の仇である人間(=加奈)であるため、初めのうちは警戒していたが、加奈の優しさに触れる内に、加奈のことを好きになっていく。
子猫は、大好きな加奈のため、食料を集めるなど、加奈の手助けをすることにした。
ところが、子猫をいじめていた猫たちに見つかったため、加奈に危害が及ばないように、加奈の元から去ることを決める。
加奈の元から去った後も、加奈に食料を届けたり、加奈を探しにくる人外から加奈を守ったりする日々を過ごした。
そんな生活を何年も続けた頃、加奈に食料を届ける邪魔をする猫たちから逃げ回っている間に、加奈の住処が人外に襲われてしまう。
子猫は、加奈の居場所を必死に探すが、ある場所から行方を見失う。
困り果てていた子猫のもとに、いじめていた猫たちが現れ、人外に加奈を襲わせるように仕組んだこと、子猫が人外の邪魔をしたため、同族の猫たちが人外の被害にあっていたこと、を聞かされる。
そして、いじめていた猫たちは、加奈が傷つくと子猫が悲しむことを考え、仲間(=子猫)のために、猫たちの妖力を集め、加奈を別の世界に逃がした、と教えてくれた。
子猫は、いじめていた猫たちに加奈の飛ばされた世界の手がかりを聞き、いくつもの世界を渡った。
その途中の世界で、巨木を守る精霊の力により、息を引き取った男の子(=一之瀬あゆむ)と身体を交換し、旅を続け、ついに風津ヶ浜に辿りついた。
辿り着いた先で再会した加奈には悠馬がいて、あゆむが加奈を助ける必要はないように思えた。
だが、加奈の中の蟲を退治するという役目を果たし、大好きな加奈を自由にするという願いを叶えることができた。
あゆむは、鈴の力の代償に自分の存在を消されたが、母猫が死に際に鈴に願った「私の願いを子猫にあげる」により、子猫に戻った。
あゆむ(子猫)は、ありがとうを伝えるため、ふたたび加奈に会いに行く。
◇ 一之瀬あゆむ 終わり ◇ 如月澪
澪が幼い頃、同じクラスにいた神埼とおるは、教師にいじめられていた。
とおるは、偶然手に入れた言霊を操る力で、教師に復讐をするが、澪は、その行為を否定した。大好きな澪に否定されたとおるは、澪の両親を殺してしまう。
両親を殺され、自身も殺されかけた澪は、幼い悠馬がたまたま通りかかったことで、結果的に救われる。
その頃の悠馬は、1日以上の記憶を保つことができなかった。不憫に思った澪は、悠馬と一緒に嵐山荘に住む魔女、夏目鈴を訪ねた。
夏目鈴が悠馬の相手をしている間に、澪は地下の柱時計を見つける。
澪(風澪)は、柱時計によって風津ヶ浜にそっくりの音津ヶ浜に辿りつき、死んだはずの両親と自分自身(音澪)に出会う。
風澪は、音澪に入れ替わりをお願いし、音澪は、少しの間だけという約束でそれを受け入れる。しかし、約束は守られず、音澪は両親の元へ帰ることができなかった。
音澪にとって悠馬は、音津ヶ浜には存在しないはず幼馴染であったが、日々を重ねることで好きになっていき、それは悠馬も同じだった。
二人の気持ちが通じ合った頃、入れ替わりを止める条件として風澪が新たに提示した条件は、とおるを殺すことだった。
鈴の助けもあり、とおるを捕まえたが、鈴は、復讐できるのは復讐する理由を持つ本人だけだと、音澪による復讐を否定した。
そして、風澪を舞台に引きずり出すために、嘘をつくことを提案した。
その嘘は、風澪が期限付き入れ替わりと音澪に嘘をついたお仕置きであり、嘘が嫌いなのに自分の心に嘘を付き続ける音・風澪を救うためのものだった。
風澪と連絡が取れた音澪は、入れ替わりを止めるためではなく、両親にもう一度会うために音津ヶ浜に向かう。
しかし、音澪が戻る前に、とおるが嵐山荘を襲撃し、柱時計を壊してしまった。
音澪が帰ってくる手段を失い、悠馬は途方に暮れたが、それでも悠馬は音澪との再会を期待し、待ち続けた。
そして、商人の町の夏祭りで手に入れた、指輪を持つ2人は「引かれ」合うという魔法のペアリングの力で、不完全ではあるが再会を果たす。
◇ 如月澪 終わり
現状はここまで ◎登場人物&簡易版
+織部 一季:冗談好きな青年、本人曰く好きになった女性に進路を左右されるタイプ
⇒色々あって寮の皆に嫌われるが何とか努力して何とか好意を回復させていく。
そして将来なりたいモノを探しながら他の科に参加しつつ、ヒロインと仲良くなっていく。
+森角 初楓:料理上手な少女、ムッチリ若妻でロマンチストでムッツリ
⇒自慰を見た事で意識して、好きになって告白して、信じさせて恋人に。
恩師の送別会のパン作りを手伝い、数年後には夫婦でパン屋経営。
+楠木 晴:かなり無防備なテニス少女、130kmのストレートや緩めでいいなら変化球全種投げれる
⇒他人の為に自分を犠牲にする性格が心配になって支えていると好きになって恋人に。
数年後にはインストラクターになった晴と結婚して、子供も生まれた
+皆見 真央:少し擦れているが根は優しい後輩、基本的につんつんしている
⇒最初は嫌われていて、揶揄いあう仲だったが過ごしていくうちに好きになり恋人に。
数年後には保育士になった真央にいつプロポーズするか悩む一季だった。
+冬月 かなめ:クールなピアニストの先輩、観察眼が鋭かったりちょっと趣味が変わっている。
⇒周囲からお嬢様扱いされるかなめの本当の姿を知って好きになり恋人に。
家族との問題も解決し、交際も認められて、数年後にはイラストレーターになったかなめと同棲。 ◎共通
専門学校に入学する事になった青年、織部一季(一季)は腐れ縁の伊集院晃(晃)と共に今度から住む寮に向かっていた。
ひまわり寮、思った以上のオンボロ寮だったが晃の乗った軽トラから荷物を下ろして、晃とはそこで別れる。
寮の前にいた少女、皆見真央(まお)からここでの男性は一季のみと聞いていると寮長の椿薫(薫)とも顔を合わせる。
真央と荷物を自室に運んだ後、寮を探索していると間違って下着姿でお風呂掃除する少女と出くわして気絶させられる。
薫のお陰で誤解は解け、寮生の森角初楓(初楓)、楠木晴(晴)、宮前笑里香(エリカ)、と自己紹介をしあう。
翌朝、寮の前で涼んでいると新たな入寮生がやって来たので中に案内する事に、冬月かなめ(かなめ)と言うらしい。
翌日は真央と一緒に街探索、その翌日は入学式で晃の友人の阿部ぴろし(ぴろし)と知り合いになる。
そして一季の科の主任が香である事や、他の科の授業を受けれる選択授業の説明を聞いたりしてその日は終わる。
帰寮後、エリカの悪戯と整理しようとしたAVで女子達、特に真央からの好感度がガクッと下がってしまう。
翌日、何とか真央との関係を修正しようと、遊びに来た真央の弟と妹と外出する真央に無理矢理付き合う事成功。
そこで一緒に付き合いながら真央もそこまでこちらを嫌った訳じゃない事を理解して安心する一季。
初の通常授業日、選択授業で調理科で初楓と会い、初楓の優しさをしったり、授業で作ったパンを貰ったりする。
次の選択授業では晴のいる科を選ぶ事に、距離を置こうとしながらもなんだかんだで教えてくれたりする晴。
その日の帰寮は晴と一緒になり、そこで晴にも将来に関して色々と思う所がある事を察する。
それから数日後、雨に降られたので雨宿りしていると偶然かなめと出会う、共に傘を持っていないので近くの映画館で時間つぶし。
アニメ映画を見終わった後、ファミレスで熱心に映画の話をするかなめが趣味の話をする友達がいない事を知る。
そうした日々を過ごす中、一季はたった一人の男という事で逆に気を使われて寮での仕事が無いことに気づき、自分も何かしたいと提案。
薫の意見でとりあえず自分に何が出来るか考える事に、とはいえ学園で考えてみるがそんな簡単に見つからない。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています