太平洋戦争時、零戦パイロットをしていた下士官・三森一郎は、
敵艦への特攻を敢行したその瞬間、どこだか解らない砂漠へと飛ばされ墜落してしまう。
そして、砂漠を放浪し死にかけていたところ、竜に姿を変えるお姫様に助けられるのだった。
ここがどこだか解らない、どうやって帰ればいいのかも分からない。

しかし交わした約束のもと、たとえその先に死が待っていようとも、なんとしても日本に帰らなければならない。と一郎は決意をするのだった。