衣笠の海斗に対してのコメント

 この物語における主人公で、自分のもっとも好きなキャラクターです。
自分が中心となって手がけさせていただく作品の主人公には、必ず共通点があり、主人公が主人公たる役割と存在感を持っている、ということを大切にしています。
その象徴であり、代表がこの朝霧海斗になると言えます。その強さは作中でも最強であり、父親の雅樹以外には同等の戦いをすることは不可能です。
これはあくまでも自分の中での話ですが、例えどんな作品であっても、異能バトルでもない限りは、誰にも負けることがないだろう、というほど最強という言葉が似合う男です。
また、ボケとツッコミを巧みにこなせる、という部分も、非常に頼もしい存在です。
作中の雰囲気を1人で構成し、1人でまとめてしまう力があるというのは、制作側としても心強い限りです。逆を言えば、海斗を抜きにすることがどれだけ大変か……。
喜ばしいことでもありますが、とんでもない主人公を作ってしまったものだな、と。
戦ってもよし、ギャグをやってもよし、の海斗ですが、その彼の壮絶な誕生の話や、成長、そして時には苦しむ姿をぜひ、見ていただけると幸いです。