親孝行が美徳化されて強く推奨される事は
親から性的虐待を受けた女性などにとっては凄く不快な事だろう
「性的虐待してきた親に孝行なんてしたくない」と思って当然だしな

ローマの慈愛は性的なキモさだけでなく、親孝行の推奨を強く行っているというキモさもあるだろうよ

親孝行は自然な感情としてやりたくなるなら結構な事だが、
「社会で親孝行が強く美化され推奨された結果、親孝行するよう子供に対して社会から強烈に圧力がかかる状態になる」
という状況になりうるものだ

そういう社会状況が実際存在したのが戦前の日本、戦後数十年間の日本だった訳だ
親の権限が強化され過ぎて、子供の人権が軽視される社会だったという事だ
俺が若い頃もまだそういう空気のある時代だったからな

若い人は体験してないから、親の権限が強すぎるあの時代の空気を理解するのが難しいだろうが。