S:■穢翼のユースティア■
C:■サノバウィッチ■
G:■失われた未来を求めて■
M:■Re:LieF 〜親愛なるあなたへ〜■
P:■ランス・クエスト マグナム■
H:■夏ノ鎖■

心に刻まれたベストパンツ:鴇田 奏海(千の刃濤、桃花染の皇姫)
パンモロ、という言葉をご存知だろうか。それはパンツ(パンティー)がモロに見えることである。
二次元の文化としてしばしば「パンチラ」が語られるが、似て非なるもの。見えそうで見えないそれとは違い克明に脳内へ記憶されるのだ。
パンモロは下品なエロとして一部の御仁より忌み嫌われる。かつては私もそうだった。
風情が無い、恥じらいが無い、センスが無いと散々こき下ろしてきた。だがその時代は終わった。
私の世界を切り拓いてくれたのは、翡翠帝こと鴇田奏海。
国を護らんとする主人公を助けようと彼女が祈りを捧げる場面で私の目に映ったエメラルドグリーンの麗しいパンティー、つまりヒスイティーが古い価値観を押し流してくれた。
翡翠帝の主人公への愛は決して揺らがない強固なものだった。その愛があればこそ、素晴らしきパンモロに出会えたのだろう。
実のところ彼女のエロシーンを使う予定はなかったのだが、よもやストーリー上のほんの数クリックのパンモロを繰り返して使うことになるとは。
恐らくただのパンモロならここまでの情念を抱くことはなかったであろう。そこに至るまでの彼女の覚悟の重みを知ったことがえも言われぬ魅力につながったと断言する。
翡翠帝のおパンツで致すなど不敬罪で打ち首は免れないが、放たれた衝動は皇国の未来につながる一発であった。
ここでふと一つの作品を思い出した。「〜パンツを見せること、それが……〜 大宇宙の誇り」だ。
当初はタイトルだけを見て下らないと捨ておいたものだが、今となってはその言葉の意味に感銘を受けざるを得ない。
なるほど大願を成就せんとする高貴な女性ともなれば、パンツを見せるという恥辱さえ誇りを持って受け入れられるのだろう。
自分が理解できない文化を否定し蔑んで生きてきた私にも、慈悲深き翡翠帝ならばきっとこう言って許してくれるはず。
「鬼畜の道にようこそ」と。
千桃をプレイしてもう少しで3年。今となっては私もすっかりパンモロ派です。