売防法の条文が当事者の人権保護ではなく社会防衛なのは制定当時の観点でも悪質という本質的な問題が議論された
ところがシンポジウムの主催者で当時の矯風会会長だった高橋喜久江(現在も矯風会幹部)は
「売防法の制定は先輩たちの血と汗の結晶」だから売防法や廃娼運動の問題点を批判するなという趣旨の発言をし
売買春禁止を徹底するために厳罰化をという人権無視の主張を続けた
矯風会の廃娼運動は売春防止法を成立させるために売春婦2万人の反対署名を封殺したのに
売春当事者の人権を否定した歴史をまったく反省しない方針を現在も続けているということ