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先日、広告会社時代の同期会が東京で開かれた。神戸在住の私は仕事の出張をからめて、その会に参加した。
20年近く会ってない同期もいたし、楽しみにしていたのだ。
その会で20年ぶりに再会した男子たちの第一声が「相変わらずおっぱい大きいねー!」「エロい体してるな〜、俺全然イケるわ(笑)」だった。
それを聞いて「新幹線じゃなくタイムマシンで来たんだっけ?」と思った。そして「とっさにプーチン顔ってできないものだな」と実感した。

わが家には「いつも心にプーチンを」と女友達がくれたロシア土産のマグカップがあるので、それを見て練習したいと思う。
またはいつもグラサンをかけた鈴木雅之キャラになるか。
同世代の彼らのアップデートできないおじさん仕草、無自覚なセクハラに面食らって「お、おう」的なリアクションしかできなかった私。

何より恐ろしいのが、彼らは普通のいい人なのだ。普段は常識があって気づかいもできるし、頭がよくて仕事もできるし、
「娘が中学生になったんだよ〜」と話す子煩悩なパパでもある。

そんな人が平気でセクハラをする、というかそもそもセクハラだと気づかない。もし私がプーチン顔をしたら、
彼らは「えっ、褒めたのになんで?」とアホになるのだろう。

その顔を「違う、そうじゃない♪」と歌いながらビンタしたいが、
ビンタせず冷静に「もう令和やぞ? その感覚はヤバいぞ」と説明しても「えっ、なんかキャラ変わった?」と彼らは戸惑うのだろう。
そして「面倒くさいフェミニストのおばさんになったな」と内心思うのだろう。自分がアップデートできないおじさんだとは気づかずに。
普通の男性の感覚が麻痺している、それがヘルジャパンの正体なのだ。
https://www.gentosha.jp/article/14105/