士郎は「みんな助けたい結果どうなっても(どっちつかずで全滅しても)みんなを助けたいと願った意志が尊いからオッケー」
というみんな(具体的には視界に入る快い連中)を助けたい願望を正当化するために戦いに消極的で実際は無力化した相手も理由つけて殺す主人公
よその不殺主人公はたいてい「殺人による不幸のドミノ倒しを起こさせない」ための不殺なんで寧ろ悪人との戦いには積極的
結果不殺主人公は自分が泥被ろうが危険に晒されようが罵られようが誰かが死んだことで起きる復讐や揉め事で犠牲が増える事態を回避したなら目的達成
士郎のセイギノミカタは「悪いやつをやっつけて困ったひとを助ける」だからまず困った人がいないと成り立たないし悪いやつをやっつけた結果テロの連鎖が起きたり遺族が苦しむのは慮外で「とりあえずがんばった」のが目的達成