夏の夜の夢(EX)
オベロンが発生時より持っている「呪い」。全ては夢まぼろし。
ここで起きた出来事は真実に値しない──世界でもっとも有名な妖精戯曲『夏の夜の夢』はそのように幕を閉じたが、
それは転じてオベロンの性質を表していた。
人類史において、彼の言動は『何をやっても嘘』というレッテルが貼られてしまい、
結果、「本当の事は(言え)無い」という呪いが刻まれてしまったのだ。
シェイクスピアの『夏の夜の夢』は夢まぼろしじゃなくて
2組のカップルができて、娘は死刑から救われ、結婚式も無事に行えて、ティターニアとは仲直りして、
オベロンとティターニアが妖精たちを引き連れて、結婚した夫婦の屋敷を祝福した美しい歌で締めくくって大団円で終わるんだけどね
きのこは原作すら読んでないな