ライティングは元々絵画とか写真でいかに人物を際立たせるか、という目的で生まれた技術。
古典的なライティングでは、まず構図を決めてから、ライトで影(シャドウ)と陰(シェード)を作る。
一枚絵ではコントラストの効いた絵が作れるけど、視点を移動して角度を変えると、当然陰影は破綻する。
だからVRとは相性が悪い。

一方、いろんな角度から見る前提でカメラを設定したシーンなんかだと、あまり陰影を
作らないマイルドなライティングが重要になって、これだとVRとも相性がいい。
どうしてもノッペリしてリアル感は出にくいけどね。

要するに、用途に合ったライティングが必要ってことや。