「Fカップ」でバズった「元SKE48」破天荒アイドルが明かす「衝撃の幼少期」…12歳で突然フィリピンへ
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毎日インターナショナルスクールに通い、私だけ別の部屋で1対1で「英語を英語で習う」地獄の試練が始まった
担当の教師は若いフィリピン人の女性だった。
彼女は毎日何か聞いてくるが、何を聞かれているのかさっぱり分からず
「...oh yeah」と適当に答えると、怒っている感じだったので多分バレていたのだろう。
しっかり毎日宿題もあり、来る日も来る日も授業内容は英語のみだった。毎日、日本に帰りたいと泣いた。
人生で初めて両親に土下座もして日本に帰りたいとお願いした。
13歳、フィリピンで“オタサーの姫”に「元SKE48」が明かす「驚きの過去」
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半年間、毎日泣いていたがふと英語が分かるようになってきた。
女教師の言ってることも性格も、徐々に分かってきてなんだかフィリピンも好きになってきた。
何を言っているのか分かると、フィリピン人がとても優しいことに気づけたのだ。
一年中涼しい気候なので汗をかくこともなければ、手袋までするような寒さでもない、日常生活に最適な気温だった。
そして何より、私は女教師からアニメの素晴らしさを教わった。
人生で初めてアニメを見て、感動した。初めて観たあの作品は今でも忘れることはない。
『とらドラ!』というほのぼの系のラブコメだった。
全てのアニメが日本で作られていること、日本が海外ではとても有名なことを知った時は衝撃的だった。
その後は気がつけばアニメを毎日見ることが趣味になっていた。
きっと人生初めての趣味だった。学校ではアニメ好きの転校生と話が盛り上がり、初めてフィリピンに友達ができた。