>>150
そうだな……けど、一人はもう勘弁だ。やってられねー…。
ああうん、アンタがいてくれるから、今は大丈夫な筈なのに、一人の頃より一人が寂しいんだ。
(笑いかけるが声までは笑えずに、力を篭めて強く抱き締め腕には僅かな震えが起きて)

あ?俺だって年を食えば寡黙な色男になるんだぜ?その年ならもっと上手くアンタをあやしてやれるのかな。
(何故か確信に満ちた調子でにやりとし、鼻を鳴らす小さな兄の頬を撫でて呟き)
あれこそアンタの証だろ?……あー、いや、やっぱいい。刀に振り回される姿も可愛いけどな
閻魔刀までミニ化してたら洒落にならねー。……俺が屈もうか?
(身長の差から鞘から抜けない閻魔刀と、小さくなった閻魔刀を振り回す姿を想像して悶えつつ、
必死になって背伸びする様子にわざとらしく尋ねた後からしゃがみこみ)
しねぇよ、絶対。
(期待たっぷりの眼差しで頬杖をついてコートを脱ぐ様子をじぃっと眺め)