>>246
(自分以外の肌のにおいとぬくもりがほっと緊張を溶かし、相手の硬くなった身など気付かずに)
(広い肩にことんと額を預けてすっかり懐いた様子で)
ああ、無理してるわけじゃねーよ。これがおれ。逆に女扱いされるのは苦手なんだ。
変な連中に追いかけ回されたりするしなー。ガキに興味持つなんてヘンタイじゃねーか。
(潜り抜けてきた幾つかの厄介事を面倒そうに告白し、そんな中でも人間不信に陥らず
ロックという相手を見つけ辿り着けたことを嬉しく思って、にこにこと無邪気な笑みを浮かべる)
……ん。おれだけじゃねぇよ、アンタだって、おれより大変だったんじゃねーの?
名前でよって来る連中振り払ってさ、一人で闘っていきてくアンタ、凄い格好いいと思う。
(頬に触れる手にそっと小さな手を重ね、指を握り締めてじっとロックを見つめ)