>>29
ちッ、俺これでも成長期だぜ?ちょっとずつでもあんたに追いついて…いつか抜かすぜ?テリー。
何って事実だろ。照れるあんたなんて滅多に見られねぇし、すげぇ嬉しい。
(胸を反らして自分を指差してから小突くテリーに不満げに反論しながらも幸せそうに笑って)
あぁ、あんたが心配することなんてねーよ。俺はそれより…また厄介なことになりそうだって
あんたが離れちまわないか……でもそんな心配いらねーよな?あんたは変わらずここに、俺の
傍に居てくれる……
──は?あんたこそ何言ってんだか。
(容姿を褒められるのはコンプレックスを刺激するのか照れ臭い以上に気まずく感じていつもなら
ムキになって反論するところが惚れた恋人に言われると落ち着かなさげに視線を逸らして)
……顔だけじゃねぇだろ。全部…あんたのもんだぜ。それに──あんたの全部も俺のもの…だろ?
(視線を戻し頬にいとおしげに触れて目を細め、背に腕を廻して長い髪を撫でる)