>>31
あぁ、楽しみにしてろよ?あんたが見惚れるくらいのいい男に…なってやる!
(拳をぎゅっと握って決意を示すように紅い瞳を煌かせ)
嬉しいに決まってんだろ、いつも俺より余裕ありそうなあんたが俺のことで照れるなんて、さ。
(不思議そうな相手の肩に手を置き顔を覗き込んで、な?と念を押し)
……見えねーよ。あんたのこと信じてる。だからあんたも信じてくれ。
俺にとって大事なのはあんたの言葉、俺が掴んでるこの手…それだけなんだ。
(テリーの手を掴んで握り締め、手の甲に唇を寄せて眼を伏せ)
他の奴らに迷惑掛けていいなんて思ってねぇけど、あんたの傍を離れるのだけは絶対嫌だ…
…あんたに振り向いてもらえなきゃ意味ねぇよ…それに…それはあんただろ、テリー。
今だって昔だって、いつだってあんたは誰もが憧れるヒーローで格好良くて…でも俺の…テリーだ。
(横顔に視線を感じ、頬に触れられるとくすぐったそうに身を竦ませながら手に自分の手を重ね
幼少時代から隣に居て常に他人からの視線を集めながらも無自覚でいた養父と同じ姿を持つ相手を
少し恨めしげに見つめてから所有を主張するように強い視線を向け)
返品なんかするかよ。そうだぜ、あんたの髪も俺の…嬉しい?ホントに?
(何か言いかけたことに眉をピクリと上げて反応するが、嬉しいの言葉にすぐ機嫌は直って頬を緩ませる)

え…?っ、ちょ、テリー…っ…!
(瞬きしている間に下半身へと伸びた手にいきなり股間を掴まれ、息を詰まらせ)
あんた、なぁ…ッ!──そんなに確認したい?これがあんたのモンだってこと…
(一瞬頬を染めるも直ぐに口端を歪ませて挑むように瞳を細め、ずいと身を寄せてテリーの腰を掴み引き寄せる)