>>34
おう。……けど今はまだ、可愛いお前でいて欲しい気もする、な…?
(漏らした声をしっかりと聞いて、照れ隠しの仕草をいとおしむような眼差しで見つめ笑みを浮かべ)
お前だけが焦ってる訳じゃねぇよ。……俺だって焦りもすりゃ妬きもするんだ。けどンなことしたって
ロックは俺のモンだってお前が会う度に言ってくれるから、信じられるし安心も出来る。
俺に余裕があるって言うなら、それはお前にそんだけ俺が愛されてる証拠だよ。
お前が俺を愛してくれてるって分かるから、どんなことだって乗越えられるんだ。俺の強さは、お前がくれてる。
(そんな顔すんな、と小声で呟いて、言うか言うまいかほんの少し視線を迷わせた後、目線を合わせて
気持ちを篭めた言葉をゆっくりと綴っていき、全てを言葉に換えた後は流石に照れたのか僅かに頬を染め視線を逸らす)
俺もお前だけしか見えてねぇな。……俺も同じ気持ちだ。お前とここで過ごしてたい。これからも。
(唇が触れ合う間に下ろした瞼を持ち上げて額を重ねロックの頬を包み込んで)
自覚ねぇってそりゃ、お前のことじゃねぇのか?きっと女の子に騒がれてんだろ?こんな美形そういない、ってさ。
はは、お互い自慢し合えそうだな?
(呆れ首を振るロックの顔を掴み、鼻先がくっつく程間近で見つめ、うんうんと頷いて一人納得し呟いて
微笑む穏やかな表情に同じようににこやかな笑みがこぼれる)
わ、分かった分かった!あ、それだけは勘弁してくれ!絶対切ったりしねぇから、ロック!
(おされ気味で肩まで掴まれ揺らされるばかりだったが、メシの一言に逆に縋るようにロックの肩にしがみついて声を上げ)

ははっ……いや、んなこたねぇよ…?
(笑いの余韻も続きまだ肩を震わせ口元も緩んだまま否定して、握ったものから手を離すが明らかな感触にギクリとし)
ロック、おい落ち着けっ!っ…ぅ……どこくっつけて、つーか何処掴んでんだ、お前っ!……煽るな、こら!
(仕掛けたのは自分の方であるのに、完全にその気になった相手には逃げ腰で、尻を掴まれ肩は竦み後ろに逃げる
足も止まって、囁き響く声にぞくっと背筋を震わせ、その肩を掴んで引き離そうとし)
じ、時間もねぇし――次、ほら次にしようぜ?なっ?そうしよう、そうしよう、それがいい、うん!
……次はお前の好きなだけサービスしてやるから?な、なっ?ロック!