>>63
ク「アルトとは上手くいっているようで、本当に良かった。お前達は意地っ張りだから、私たちも心配したんだぞ」
シ「アルトとは別れたの」
ク「なに!?いつ、どうして別れたんだ」
シ「降下作戦直前に別れたの。アルトに自由になってもらうためよ」
ク「いや、最近、アルトがホクホクしながらお前と暮らしてると言っていたぞ!?何があったんだ」
シ「暮らす?あ、前からご飯は作りにきてくれてたんだけどね、最近…あの…泊まるようになって…るから、かしら…?」
ク「さっき、別れたって言ってたのは…?」
シ「やっぱり、こういう関係ってやめた方が良いわよね!」
ク「こういう?」
シ「別れたのに、身体を…許すの、良くないわよね」
ク「そう、だな??」(つき合ってない…つもり…?)
シ「しかも、なんか、前、つき合ってた時より、あの、激しくて…」
ク「激し…」
シ「昔は優しかったのに、今は激しくて、しかも一晩に何回も…!私、性欲のはけ口に都合のいい女になっちゃってるのかしら」
ク「な、何回もって。しかし、アルトはお前の世話が大変だとノロケていたぞ」
シ「世話って…炊事洗濯掃除はあいつの趣味よ。趣味の場を提供して、身体まで弄ばれて…!
 それで、大抵うちで風呂入って寝て帰るから、教科書とかまでうちに置くようになっちゃったのよ」
ク「ああ、ソレは確かに、一緒に暮らしている、な、うん。
シェリルはそれでも嫌じゃないんだろ?お前は嫌なら嫌と言える女だ」
シ「そりゃあ、アルトが一緒にいてくれたら嬉しいもの。だけど、けじめってものがあるでしょ!」
ク「では、また、つき合えば良いではないか。アルトのことは好きなのだろう?」
シ「だから、アルトがつき合いたいって言ってくれるまで、私、頑張るわ!クランも応援して!」
ク「いつでも応援してる、が…」
シ「それで、アルトに好きになってもらえるように、彼の望む事はしてあげたくて、泊まっていくのも拒めないんだけど、
 つき合ってない男に身体を許す軽い女だってアルトに嫌われちゃうのも怖くて。男って本当に勝手よね!」
ク「今のままで大丈夫そうだ、ぞ?」
シ「そうかしら?満足してくれてるように見えるんだけど、あいつが、私の身体がインランになったとか言うから、嫌になっちゃったんじゃないかって…」
ク「」