0321fusianasan
2016/03/07(月) 12:59:28.61この陽気みたいに週の初めからナイスな位置だな、思わず歌いたくなるくらいさ
春のうららの・・・うららうららうらうらら?いや、違うな・・・
俺の頭もぼんやりしすぎかな?
>>270
村の若い衆の騒動から暫く経った
その間、三橋は山神との快楽まみれな生活を日々送っていた
「あんっ!あんあんあんっ!」
「ここか?ここがいいのか?」
「いい・・・でももっとぶっとくしてガンガンしてくれたらもっと・・・」
「よしよし、ならこれでどうだ?そうれそれ」
三橋の仕事は性的な興奮によって精気を高め、それを神の力の元として山神に与えることである
「あっ!んんっ!い、いくう・・・んっ!!」
「おお・・・今日も良い精気じゃな、わしの力も高まるばかりじゃハハハ・・・」
その頃、山の麓にある山神の神社ではある異変に人だかりが出来ていた
「これ、なんだべ?」「誰かが寄進でもしたのか?でもなあ・・・」
「でもなあ・・・神社によくある狛犬とか御狐様なら判るが、一体なんなんだべかな?」
村人たちが口々にああでもないこうでもない、不思議だなどと騒いでいると騒ぎを聞きつけた村長がやってきた
「なんだ?何があった?また若い衆が騒ぎでも起こしたか?」
「い、いいえ・・・あの村長、これ、何か知ってるべか?」
「なんの事だ?どれどれ・・・こ、これは・・・」
村長はいつの間にか神社に置かれていたというそれを見て驚いた
丈夫な石の土台の上にこれまた丸みを持った大きな石が乗っている
曲面の滑らかさと表面を磨き上げられツヤツヤとした大きな石像は日の光を反射して目に眩しい
「神社に新しい石像を置くとか聞いてはいないが・・・これほど立派なものなら騒ぎだてることもないだろう」
「んだども村長、これ、一体なんだべか?何を拵えたんだべな?」
やや横長な形の石には調度真ん中に上から下に線がはいっており、まるで上部が尖っていない桃にもみえた
更に奇妙なのはその石の真ん中に、親指と人差し指で輪を作ったくらいの穴があけられていた
「何かな?桃・・・なら魔除けとしての力があると聞くから桃なのかもしれない いずれにせよ一体誰が・・・」
その時、騒ぎの中にいた一人の子供が、桃の様な石像の石肌に触った
「あっ!これあったかいよ まるで人の肌みたいだ!」 つづく